雨の多い春でした

ノダっち

21年6月1日(火) 16:49

けさも、
青空に白い月がきれいでした。

同時に、きのうの朝よりは、
低い雲も目立ってきていた
宮崎市内です。

湿った空気が東から入って
低い雲を作っているのでしょう。

きのうよりは、
高気圧の影響が弱まったことも
感じさせた雲でした。

ただ、昼間にかけても
引き続きよく晴れています。

強い日差しで
内陸を中心に気温が上がっていて、
最高気温は、都城で31度1分と
今年最高を更新しました。

ただ、前線の北側ですので
真夏の空気と違って
不快指数は真夏よりも
マシだったでしょう。


あすは、高気圧が離れて
湿った空気が流れ込みそうです。

日中にかけては、
上空の湿った空気が弱いため
大きな崩れは無いような
予想になっています。

ただ、念のため
平野部を中心にパラつく程度の雨は
考えておいた方が無難でしょう。

洗濯は、念のため
空模様を見ながらの対応を
お勧めします。


あさっては、梅雨前線が
九州付近まで北上してきて
雨が降りそうです。

暖かく湿った空気の
流れ込みが予想されるため、
雨雲が発達する所もあるでしょう。

金曜日は、前線が南下して
雨が止みがちな資料の傾向ですが、
離れ切らずに、
雨が残る可能性もあります。

気象台は、木曜日と金曜日の
警報級の可能性を「中」
発表してきました。

前線の位置や活動具合で
危険度が変わってくる状況です。

まだ資料による差がありますが、
あすお伝えする見解や
気象台からの量的な予報にも
注目しましょう。

また、連日お願いしていますが、
これからの雨に備えて
身の回りの溝の掃除などを済ませて
水はけをよくしておいてください。


また、土日に関しても、
前線が南に離れ切らない資料に
変わりました。

このため前線に近い南部を中心に
雲が分厚くなりそうです。
雨雲がかかる可能性もあります。

きのうも書きましたが、
今後の変化を
もう少し様子を見ましょう。

計算ごとの微妙な変化や
資料による変化は、
梅雨らしさですね。


なお、きょうから6月ということで
気象の統計区分では夏になったのですが、
きのうまでの春の3か月の統計では
雨が多かったというのが
特徴的になりました。

とくに主な地点では、都城が、
3ヶ月の合計降水量が
観測史上最大を更新しています。
とくに、都城は
5月の降水量も
観測史上最大になっていて、
今月に入ってからの雨の量が
春全体の降水量を押し上げたようです。

210601_1
青空に浮かんでいた
けさ8時ごろのの白い月と
白い雲
210601_2
気象庁HPより

5月の降水量平年差

この春の降水量平年差

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