ノダっち

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甲子園が終わっても終わらない夏

ノダっち

25年8月25日(月) 17:40

天気の話なノダ

土曜日に
沖縄尚学の優勝で
甲子園が終わりました。
 
最後も良い試合だったと思います。
 
で、、、、
 
甲子園が終わりましたが、、、
 
暑いですね。
 
甲子園が終わったら
もう少し朝晩を中心に
秋の気配が感じられることが多くて、
夏好きのノダは
ちょっと寂しい気持ちになる、
ってのを過去には書いていました。
 
が、今年は
まだそんな気がしてこないです。
 
夏の太平洋高気圧が
まだ強く張り出してきています。
 
 
土曜日は午前中に甲子園を見た後、
買い出しを済ませ、
夕方からは
ラヴィットロックの配信を
楽しんだノダです。
 
泣いて笑って
サプライズにサプライズして、
また泣いて笑った4時間弱でした。
 
また頑張ろう、
という気分にさせてくれる
不思議な番組です。
 
元気が出ないかたには
とくに
おススメしたい番組でもあります。
 
土曜日の午後に少し出かけただけで
あち~ってなりましたが、
日曜日も午後に少し出かけて
やはりあち~ってなるとともに、
モクモクした雲も見ました。
 
金曜日にご紹介した
自由研究の突貫工事も
出来なくもない空だったでしょうか。
 
高気圧に覆われてきていますが、
周辺が熱帯の海面水温の高さなので
暖かく湿った空気が
流れ込みやすい状態です。
 
日差しで地面が暑くなって
その上の空気を温めて軽くなると
上昇気流が起きて
雨雲が発達しやすくなっています。
 
 
今日も同じです。
 
暑くなっていて、
午後にかけては
山沿いを中心に
所々に雨雲が出来てきました。
 
大規模に発達して、
激しい雨が降った所や
雷を伴ったところもあります。
 
最高気温は
都城で35.1℃まで上がって
猛暑日も出ました。
 
 
あすは、
午前中の湿った空気の流入が
きょうより弱い予想で、
そのぶん、きょうよりも
雨雲が発生がやや減りそうですが、
それでもやはり、
午後にかけては
局地的な雷雲の発生の可能性アリです。
 
朝から広く晴れて暑くなるので、
熱中症にも警戒しましょう。
 
あすも猛暑日が出る可能性もある
予報が出ています。
 
そのぶん、軽くなった空気が上昇すると
積乱雲になる可能性があって、
やはり、午後の
急な強い雨や落雷、突風の発生には
注意が必要です。
 
洗濯物も、午後は
あすも空を見ながら対応をお勧めします。
 
 
あさってから木曜日ごろは
やや前線が南下する気配で
北部を中心に
さらに不安定になるかもしれませんが、
前線が不明瞭化すれば
影響は小さい可能性もあります。
 
さらに、週末以降は
高気圧が弱まる予想で、
一層不安定感がマシそうです。
 
南からの暖かく湿った空気の動きや
あるいは北からの前線になるのか、
まだ資料が安定していません。
 
週末以降の予報については
今後の新しい予報でも
またご確認ください。
 
いずれにしても、まだまだ
蒸し暑さが続きやすいでしょう。
250825_1
きょうの昼過ぎの
MRTから西の空
250825_2
けさはスッキリ青空でした
250825_3
きのうの夕方の西の空
250825_4
桜島が活発でした
(気象庁HPより)

12号は熱低に

ノダっち

25年8月22日(金) 16:40

天気の話なノダ

台風12号は、
きのうの午後5時過ぎに
鹿児島県の薩摩半島に上陸した後、
県南部をきょう未明に通過して、
明け方には日向灘に抜けたと
解析されていました。
 
ただ、
県内で観測された最大風速は
宮崎空港での13.8mが最高で、
他は10mに満たない数値でしたし、
気象庁の衛星画像から
台風勢力を推定するドボラック法の
データを見ても、
きょう未明時点で熱低レベルの
解析が出ていたので、
ホントに台風として県内を通過したのか
疑問を感じています。
 
日向灘に抜けた後はさらに衰弱し、
きょう午前9時には
熱帯低気圧になったと
さすがに発表されました。

きのうは
台風12号に関して、
気象庁内での混乱も見られて、
昨日の午後に気象庁が発表した
あす朝(けさ)に対する
予想天気図では
午前9時で熱低になっていたのに、
その後でた15時の台風予報は
9時でも台風の予想になっていたので
予想天気図を使わない
対応をしたノダです。
 
結局は、午前9時での
熱低が正しかったことになったし、
上に書いた通り
現実的にはもっと早くに
弱まっていました。
 
科学的な情報を扱う機関は
科学的な手法に基づいた解析で
情報を発表するべきで、
意図を感じるような対応は
信頼を損なうのではと心配します。
 
防災情報として
必要なのであれば、
届けるべき情報が伝わるように
整備するべきでしょう。
 
来年は大きな変化がありますが、
上手く運用されていくことを願います。
 
 
熱低の東側にあったきょう雨域は
陸地の影響で構造が崩れて
県内を通過するころには
伴っていませんでしたが、
南側の構造は
崩れきらなかったようで、
串間付近では
雨量がやや多くなりました。
 
串間では12時間雨量が128ミリを
記録していたので、
24時間換算すると200ミリを超える
ポテンシャルだったので
マズマズの強さの雨で
一時的に河川が増水して
避難指示も出されましたし、
土砂の大雨警報も出ています。
 
その他の各地は
平穏に過ぎた台風だったでしょう。
 
熱低が東に抜けた後、
日中は西風になったこともあり、
雲が薄くなって
晴れ間が出た所もあります。
 
一方で、台風が持ち込んだ
暖かく湿った空気は残っていて
急に雨雲が発達しやすい
環境も続きました。
 
この状況はあすも続きそうです。
 
湿った空気が残って
雲が多めの予想ですが、
西風になるので
県内は晴れ間もあるでしょう。
 
ただ、晴れても油断できなくて
午後を中心に
急なにわか雨や雷雨に
注意が必要です。
 
晴れ間もあって
西風にもなるので
平野部を中心に残暑が
厳しくなるでしょう。

あすは、
暑さが収まってくるころという暦の
二十四節気で処暑になりますが、
今年も暦通りには
いきそうにありません。


日曜日は、明日よりさらに
上空の高気圧も強まってくるため
午前を中心に晴れやすいはずですが、
やはり湿った空気も残りもあって
日差しがあって暑くなるほど
午後には山沿いで
雨雲が沸きやすくなりそうです。
 
午後の急な雷雨に注意が必要です。
 
 
夏休み最後の週末になる
子供たちも多いかもしれませんが、
レジャーを計画されている方は
雷が鳴った時の避難場所を
予め確認しておきましょう。
 
また上流で降った雨での
川の急な増水にも注意が必要です。
 
そして、レジャー中は
タイマーをかけて
定期的に休憩を取り
水分や塩分の補給を
行って下さい。
 
 
月曜日以降も広く晴れて、
厳しい残暑が続きそうですが、
安定的ではなくて
山沿いを中心に
夕立が起きやすいのではないか、
と資料を見て思っています。
 
また来週お伝えする新しい予報も
ご確認下さい。
250822_1
きょう午前9時の衛星画像
(Weather Modelsから商用利用の同意を得て転載)

台風が弱まって
中心付近の
背の高い雲が無くなったので
赤外画像では
この日向灘の渦は見えません。

下層の雲だけで構成されていますが、
渦としては明瞭に残りました。

山が低い所を通ったので
完全には構造が崩れずに
海に抜けたようです
250822_2
午後3時過ぎの
MRTから南西の空

晴れ間が出ていました

結局台風12号に

ノダっち

25年8月21日(木) 16:44

天気の話なノダ

未明に、
(やっぱり)「台風になりそう」
という情報が出て、
午前9時に
(けっきょく)台風12号になりました。

いったん台風になりそう、
という情報が出た後、
やっぱり台風になりそうにないです、
という情報が出ていた
あの熱低です。

たしかに、きのうの午後、
熱低の中心付近で
雲の発達傾向があったため、
少し気になっていたのですが、
しっかり発達した雲が
中心渦の周りで
まとまってしまいました。

先日OAでもお伝えした通り、
海面水温が熱帯並みの高さなので、
さもありなん、です。

ただ、やはり、
こんな高緯度で台風になるのは
普通ではありませんね。

なかなか厄介で面倒な
熱低・台風となっています。

太平洋高気圧の
北側に回り込んできたことで、
台風は高気圧の周辺を時計回りに吹く
高気圧北側の西風によって
東に動く予想にもなりました。

いったん台風になったものの、
九州の陸地に近づくにつれて
陸地の影響を受けて
台風の構造が次第に崩れ、
あす朝までに熱低になる予想
(きょう午前9時現在の予想)ですので
台風としての暴風の影響は小さくて
風は注意報レベルの予想です。

一方、
台風の特に中心付近や
東側などに発達した雨雲もあるため
台風中心の動きや
発達した雲の動き次第では、
県内でも大雨となる恐れがあります。

台風の動きが遅いため
発達した雨雲がかかってきたら
同じところに発達した雲がかかりやすく、
雨量が急に増えるのも心配です。

あすにかけて
最新の雨雲の状況を確認して、
激しい雨が続いてきた状況になるときは
土砂災害や道路冠水、河川増水に警戒し、
キキクルをご確認ください。

また、発達した雨雲の下では、
落雷や竜巻などの激しい突風の発生にも
注意が必要です。

あさって以降の天気は、
この台風12号の動き次第で変わりそうですが、
週末以降は、基本的に
太平洋高気圧が次第に強まる予想で
変化ありません。

湿った空気の影響が残ると
にわか雨が起きやすい可能性がありますが、
基本的には晴れ間が次第に戻って
暑さも厳しくなる流れとみています。

明日以降の新しい予報で
ご確認ください。


なお、きょう発表された1カ月予報も
先日お伝えした3カ月予報同様に、
この先も
平均気温は平年より高い予想です。

厳しい残暑で体調を崩さないように
お気を付けください。

ペットや家畜の体調管理や
農作物の管理にもご注意ください。

250821_1
きょうの正午の衛星画像
(Weather Modelsから商用利用の同意を得て転載)

火曜日に載せた衛星画像よりも
雲がしっかり発達した様子が
映っています
250821_2
きのうの海面水温図
(気象庁HPより)

フィリピンの東などと
同じくらいの
30度以上の海面水温が
九州南部周辺にあります。
250821_3
朝の
宮崎市の南東の雲の様子

日向灘上空に火球出現

ノダっち

25年8月20日(水) 18:00

天気の話なノダ

夜中に
夜空がかなり明るくなったようで、
たくさんの方がご覧になっていて、
うらやましく感じているノダです。
 
昨夜、我が家でも
ノダがリビングでウトウトしていると
家族が「空が光った!」と
大騒ぎしだして、目が覚めました。
 
雷雲はもう無いはずだし
予報が外れたのかな?
と思ってレーダーを見たけど、
やはり雨雲の反応はありません。
 
そうなると、可能性は
「火球」が最も高くなります。
 
明るい火球の場合は
SNSがお祭り騒ぎになるので、
「火球」を入れると
やはり各地で火球というつぶやきが
たくさん引っ掛かりました。
 
しかも、
かなりの広範囲での目撃情報があり、
だんだんとライブカメラなどの映像も
投稿されてきて、
観れなかったのを悔やみつつ
眠ったノダです。
 
火球は、
大きな(特に明るい)流星です。
 
宇宙空間に漂うチリが
地球の大気に突入して光るのが流星で
そのチリが大きくなるほど明るい流星、
火球になります。
 
今回は、
燃え尽きずに落下した可能性もある
そんな大きさでした。
 
燃え尽きずに地上で見つかると
隕石になります。
 
ただ、今回は、
火球の軌道計算に詳しい
平塚市の学芸員、
藤井大地さんの軌道計算によると
九州南東の海上の上空で発光したようで、
落ちていたとしても海の上の様です。

(陸地に落ちていたら
 事故が起きたかもしれませんので
 見つからないのは残念ですが、
 事故の可能性の低い海上だったのは
 残念ですが、幸いだったかも)
 
また、その軌道計算によると
木星と火星の間にある
小惑星帯からやってきたようだ、
とのことでした。
 
太陽と地球よりも少し遠いところから
はるばるやってきて、
たまたま昨日の夜、
地球と交差して
九州の南東の空で姿を現したのです。
 
なんともロマンがあります。
 
いずれにしても
ご覧になった方はラッキーでした!
 
 
昨日の夜は、広い範囲で
火球が目撃できるくらいに
晴れていたのですが、
きょうは東シナ海を北上している
熱帯低気圧の東を
熱低とともに北上してきた雲が
南から入ってきて、
早いところで昼前から雨が降り出して、
各地で土砂降りとなりました。
 
雨が降って、
雲も多くなり、
日差しが弱まった分、
きのうに比べて
昼の暑さは少し落ち着いています。
 
ただ、湿度が高いので
熱中症には油断できない蒸し暑さです。
 
 
今夜からあすにかけては
熱帯低気圧が九州の西で
動きが遅くなりそうな予想になりました。
 
熱低の東の湿った空気が
あすも入ってきやすいため
不安定な空になるでしょう。
 
明日も晴れ間があるものの、
晴れても油断できない空です。
 
午後を中心に
急な激しい雨や落雷、突風の発生に
ご注意ください。
 
きょうよりも日差しがある見込みで
きょうよりも蒸し暑さが強まりそうです。
 
十分な熱中症予防も必要になります。
 
 
あさって以降は、
再び高気圧が上空で強まる予想で
熱低もだんだんと不明瞭になると
予想していますが、
湿った空気が残るため
週末にかけても
山沿いを中心に
午後の夕立がありそうです。
 
一方、高気圧の強まりで
週末以降も
厳しい残暑が続くでしょう。
 
暑さの疲れが
体にたまるころにもなっています。
 
体調管理にお気を付けください。
 
ペットや家畜の体調管理も
注意しておきましょう。
250820_1
南から雨雲が迫っていた
昼前の空
250820_2
線路の下の方、
まだ遠くに見えていた
ににょきにょき入道雲と
上空は少し秋の気配の雲も
250820_3
きのうの夕方の空

入道雲が崩れつつあるときの
夕方は太陽の光が
入道雲で影を作るので
様々な表情が見られて面白いです

ギリギリ台風にならないようです

ノダっち

25年8月19日(火) 17:48

天気の話なノダ

ギリギリ台風になりそう、
ときのう気象庁が発表していた
南西諸島付近の熱低について
きょう午前9時に
やっぱり台風になる可能性が
低くなりましたと
発表がありました。

ただ、
台風になってもギリギリ台風クラスの
予想でしたし、
大勢に大きな変化はないです。

あすからあさっては、
熱低の東側の雲が北上するので
湿った空気が入りやすくて
きょうよりもさらに
にわか雨が起きやすくなるでしょう。


きょうは、やはり、
きのうよりも雲が沸きやすくなりました。

高気圧が弱まっているようです。

昼前から
宮崎市から見て
入道雲が鰐塚山山系付近で
成長して
レーダーにも反応が出ています。

一方、日差しもたっぷりなので
きょうも蒸し暑さも強くて
熱中症の危険度が高い暑さでした。

最高気温は
加久藤で
あと少しで猛暑日という
34.7℃まで上がっています。

ただ、この気温上昇もあって
雨雲も発達しました。

この雨が降った所は
雨の後で気温が下がって
田野~加久藤付近は
25度前後まで気温が下がっています。


あすは、上に書いた
熱低周辺の東側にある空気が入ってきて
きょうよりもさらに
雨雲が出来やすくなりそうです。

急な激しい雨や
落雷、突風の発生にご注意ください。

晴れ間が見えても油断できない空です。

あさってまで、
この熱低周辺の空気の影響が
つづくでしょう。

週末以降は
再び高気圧が強まりそうです。

日曜日から月曜日ごろが
ピークになりそうで、
平年よりも
強く太平洋高気圧に覆われそうな
予想になっています。

残暑が厳しいでしょう。


そして、残暑は
10月まで続きそうな、
今年も秋の深まりがゆっくりになりそうな
きょう発表の3カ月予報です。

先月の予報から変化なく、
10月ごろまで
今年も真夏日が出る可能性がありますね。

一方、10月は
平年より晴れる日が少ない予想も
続いています。

太平洋高気圧が弱まるタイミングでの
台風発生には要注意です。

11月は、
低:並:高=3:3:4の
ほぼ並みの気温予想です。

やや高温寄りですが、
低温側にもある程度の
見積もりがあります。

11月も
暑い日があるかもしれませんが、
急に寒くなる時期があるのも
近年の傾向です。

急に下がるタイミングで
体調を崩しやすくなるので、
このタイミングには注目して
体調管理をしましょう。

250819_1
昼頃の MRTから南西の空

鰐塚山のあたりで
雨雲が発達してきていました

このあと雷雲に
発達しています
250819_2
正午の衛星画像
(Weather Modelsから商用利用の同意を得て転載)

台風になりきらなかった
熱低の雲は
緩やかに渦を巻いているのは
確認出来ます
250819_3
けさの新燃岳火口
(気象庁HPより)

火口が
少しアップになっていたので
保存
250819_4
3カ月予報の
大気の特徴
(気象庁HPより)

緑の矢印が
不気味です。

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