ノダっち

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やはり台風のままです・・・

ノダっち

21年9月16日(木) 17:20

天気の話なノダ

気象庁の台風14号の予報は、

きょう午前9時に、
大きく方針転換がなされました。

やはり、あすの段階では
温帯低気圧にならずに台風のまま
九州北部に近づく予想になっています。
 
きのうのお天気日記に書いた通り、
非常に疑問に思っていましたので、
この予想の変化は納得です。
 
きょう午前9時で、
中心気圧も990hPa、
最大風速も25mに強まって
解析されてきましたので、
そのことも
台風のままとした予報変更に
影響したでしょう。
 
ただ、それにしても、
雲の発達の様子などは、
きのうの昼間から見られていて、
ココにも載せましたように、
台風らしい姿が
しっかり見えていました。
 
おそらく、台風自信は
当初から「もしも大陸から離れたら」と
お伝えしていたように
海の上に出てきたので
再発達したのでしょう。
 
今年は、台風9号の時にしても
今回にしても、
気象庁の消滅する市内の予報変化に
振り回されてしまっています。
 
振り回されないように
上手くお伝えできるように、
頑張りたいものです・・・m( _ _ )m
 
が、台風の予報を発表できるのは
気象庁だけなので、
我々が見ても疑問に思うような発表は
避けていただきたいなぁ、
 
と、、、
 
愚痴みたいで、すみませんm( _ _ )m
 
頑張ります。
 
 
一方、県内は、
動かない前線の影響で、
きょうも、未明から
日南海岸付近を中心に
発達した雨雲がかかりやすくなり、
昼過ぎにかけて、
宮崎平野にかけて発達した雨雲が
かかりやすくなりました。
 
前線の影響に加えて、
北東風もあったので、
鰐塚山に風が当たって
上昇気流が強まった効果もありそうです。
 
雨雲の発達の恐れ、は
お伝えしていましたが、
ここまでの雨の予想はなく、
事前の備えに対して
もう少し呼びかけが出来なかったのも、
なんとも悔しい思いもしています。
 
気象台の解析雨量では、
3時間で200ミリという
とても危険な数字も見えました。
(画像欄に残しておきます。)
 
10月だと宮崎市の一か月分の平年値が
200ミリくらいで、
9月だと370ミリが平年の月雨量なので、
1か月分の半分以上にあたります。
そんな雨がたった3時間ですので、
かなりの危険な降り方です。
 
急激に増水した河川もありますし、
先日の降雨が残っているため、
地盤が緩みやすくなっている所に
この危険な雨でしたので、
土砂災害の危険度が上がって
実際の土砂崩れが起きた所もあります。
 
平野部は、
あす明け方くらいまでは、
活発な雨雲がかかる可能性もあって
すでにかなり地盤が緩んでいますので、
土砂災害警戒情報や警報が出ている間は、
とくに土砂災害警戒区域では、
自分が住んでいる所の
危険度をキキクルで確認し、
なるべく安全な場所でお過ごしください。
 
 
一方、台風は
動きが遅くなりながらも、
ジワジワ北上中です。
 
あすの午後にかけて、
九州北部に近づきそうです。
九州のすぐ北を進むか、
南寄りを進むと、
上陸の可能性もあります。
 
台風のままか、
温低かの違いはありますが、
勢力としては
きのうの予想とあまり変わりませんので、
想定もあまり変わりません。
 
台風南側の雲が
西から入ってきますので、
あす日中の強い雨は、
山沿いが中心になるでしょう。
 
非常に激しい雨の予想もあります。
 
西から流れ込む雨雲と、
台風の進行方向がそろったときには、
線状降水帯のようになる可能性があって、
急激に状況が悪化することが心配です。
 
あすも、
最新の雨雲の様子を確認しながら
過ごす必要があります。
 
気象庁HPの宮崎県の警報、キキクル、雨雲、気象情報などをこちらから確認できます。
 
注警報の表示エリアの
右上にある[ i ](詳細情報)を押して、
下の方に行くと、
市町村ごとの詳細な予報も
見ることができますので、ご活用ください。
 
一方、風の影響は、
注意報レベルの予想です。
 
沿岸部を中心に
強い風や高い波に注意しましょう。
 
このパターンになると、あす日中の
平野部では、
晴れ間が出る可能性もあります。
 
晴れたと思ったら、
ザッと降ってきたりしますので、
油断はできません。
 
一方、日差しが出ると
蒸し暑さが強まる所もありますので、
熱中症にも気を付けておきましょう。
 
 
あさってには、
さらに温低化が進みながら
本州付近を進む見込みで、
県内は天気が回復してきそうです。
 
日曜日にかけて晴れて、
厳しい残暑になる所もあるでしょう。
 
洗濯のチャンスにはなりそうです。
 
ただ、月曜日は、
東から湿った空気が流れ込んで、
不安定な天気なる可能性が出てきました。
 
このあたりは、
また明日の予報で確認しましょう。
210916_1
昼頃の宮崎市橘通

景色が霞むような
降り方でした。

電光掲示板には
国道220号の
通行止めの表示です
210916_2
午前11時半までの
3時間雨量解析値
(気象庁HPより)
210916_3
きょう午前6時と
正午の天気図
(気象庁HPより)

南の高気圧が
少し強まったようで
台風と前線を
押し上げているように
見えます。
210916_4
正午の衛星画像
(気象庁HPより)

台風は、相変わらず
しっかり台風の姿です

そこで温低??

ノダっち

21年9月15日(水) 17:49

天気の話なノダ

昨夜も、
南から北上する雨雲があったり、
沿岸付近に発達した雨雲が出来ていて、
ヒヤヒヤしていたのですが、
昨夜の発達した雨雲は、
一昨日の夜に比べて、
ほんの少し海側(東)にズレてくれて、
助かりました。

北上する、
北上する、
と毎日お伝えしていた前線ですが、
昨日の夜も北上しなかったようで、
今朝まで南岸に解析されています。。。

ということで、
昨夜と一昨日の夜は、
前線の場所という点で、
同じような条件になっていました。

では、なぜ
ほんの少しズレてくれたのかな、
とみてみたら、
主要因そうなのは台風の位置です。

ほぼ停滞状態になっている
台風14号ですが、
ほんの少し、きのうは
東にずれてきていました。

その分、風がぶつかる部分が
東に移動したのではないかな、
と想像しています。

この台風の東へのズレは、
東から張り出してきた
太平洋高気圧の弱まりとも言えそうです。

その分、きょうの昼間も、
台風の外側の、
雨雲の少ないエリアに少し入っています。


一方、台風は、
次第に弱まってきました。

きのうの夕方6時で
早々に暴風域が無くなって、
きょうの午前9時で
中心気圧が996hPaとなっています。

ただ、過去に
ギリギリ台風だったものと比べても、
東シナ海での雲の様子は、
しっかり台風らしい姿です。

弱まりつつも、
だんだんと東にずれてきていて、
台風外側の渦巻きの一部の雲が
九州に近づきつつあります。

きょうは、
雨雲が少なくなってきたものの、
これらの雲の動きも、気がかりです。

また、台風は、ほぼ停滞状態ながらも
今後、一旦北西寄りにじわっと動く予想で、
ホントにこう動くのかどうかも、
見ておく必要があります。

このまま東にじわじわ動いた場合は、
台風周辺の雲の影響というのも、
もう少し気を付ける必要もありそうです。


あすは、台風が少し北寄りに進み、
県内には、台風南東側の
暖かく湿った空気が南東から入って
(前線によるブロックもなく)
県内の山で、きょうよりも
雨雲が沸きやすくなりそうです。

引き続き、急な雨雲の発達に注意して、
土砂降りになってきた時には、
落雷や突風の発生にもご注意ください。

前線も、さすがに北上する見込みで、
雨が降っても、
ややムシムシ感じる所もありそうです。


そして、あさっては・・・

きょうの午前9時の台風予報で、
明後日の9時の時点で、
すでに台風14号が温低化すると、
発表がありました。

ただし、中心気圧は、
今日時点よりも下がって
最大風速も上がる予想です。

つまり、温低化して
低気圧としては強まります。

一方、予想資料を見ると、
どうも、まだ台風の特徴を
十分に残しているようにも見えるのです。

そもそも、
台風と温帯低気圧の違いは、
風速や中心気圧ではありません。

熱低と台風は、
最大風速の違いで決められていて、
強さの違いだけなのですが、
熱低・台風の兄弟に対して、
温帯低気圧は、そもそも、
全く違う家族のものになります。

温帯低気圧と熱帯低気圧の違いは、
その発達エネルギーです。

熱帯低気圧が
暖かく湿った空気だけが
エネルギーになるのに対して、
温帯低気圧は、
暖かい空気と冷たい空気のぶつかりあいが
エネルギーになります。

このため、温帯低気圧は
二つの違う種類の
空気のぶつかる場所を示す前線を
伴っていることも多いです。

一方、台風や熱低には
絶対に前線が出来ません。

今回も前線が近くにありますが、
これは近くにあるのであって、
台風の中心からは
前線が出ていないのです。

一方、台風や熱低の場合には、
暖かい空気だけがエネルギーですので、
上空では、中心が暖かくなっている
暖気核というのがあります。

資料を見ると、
この暖気核が明後日午前の段階で
まだあるように見えるのです。

ただ、気象庁様が
温帯低気圧になるといわれているので、
私たちが観られない
別の特別な資料で
温帯低気圧の特徴を
捉えられているのでしょう。

で、上に書いた通り、
温帯低気圧になっても、
それは、風速の定義ではないため
弱まることを意味していなくて、
台風よりも
強い低気圧になることもあります。

そして、温帯低気圧になると、
より広い範囲で
強い風が吹きやすくなることも特徴です。

また、低気圧南側の湿った空気が
流れ込むことで、
発達した雨雲が出来る可能性もあります。

強い風や雨の降り方には、
あさっても注意しておきましょう。

ただ、雨は山沿いが中心で
平野部は晴れ間が出ることもある
パターンではないかとも思います。

台風の南側の蒸し暑い空気で、
晴れ間が出ると、
一層厳しい残暑の所も出てきそうです。


土曜日になると、
低気圧が東へ離れて、
高気圧が張り出してきますので、
天気は回復します。

やはり、厳しい残暑に要注意です。

とくに日曜日は、
スッキリと晴れやすいでしょう。

210915
正午の衛星画像
(気象庁HPより)

しっかり
台風らしい姿です・・・

 

大雨に思う・・・

ノダっち

21年9月14日(火) 16:45

天気の話なノダ

きのう、心配されるとお伝えした
雨雲の発達が早速ありました。

昨夜、宮崎市の南部付近を中心に
発達した雨雲がかかりやすくなって、
宮崎空港では
6時間雨量が249.5ミリ、
12時間雨量が290ミリに達しています。

たった6時間で
8月や10月の月間降水量に
匹敵する雨が降りました。

24時間降り続いたら1000ミリに
達するパワーを持った雨の
降り方をしていましので、
各地で冠水が発生したようですし、
急激に地盤の緩みが想定されて
土砂災害警戒情報も出されています。

キキクルも濃い紫が出ていました。

速報的な解析では、
宮崎市付近の地上で北から北東の風が
観測されていましたので、
そこに、南東から流れ込んだ
熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込んで、
雨雲が発達したように見えます。

さらに、
過去の経験的には、
北東風が鰐塚山にあたることによる、
地形性の上昇が
影響している可能性もあるとの
指摘もありました。

一方、地上で
北風が吹いていたということは、
昨夜の時点では
まだ前線が北上していなかったようです。

前線がちかくにありましたので、
前線の影響もあったのでしょう。

きのうの夜、
雨雲が北西ー南東につらなった
ラインが一つ北上した後で、
やや風向に変化がみられて
雨雲の形成様相が変わったので、
もしかしたら、これで
前線が北上したのだろうかと思ったら、
気象庁の解析では、
けさになっても、前線は
九州南岸に停滞していました^o^;

たしかに、宮崎県内も鹿児島県内も
アメダスの風向きは、けさも
北寄りの風が卓越しています。


昨夜の雨雲を予想していたコンピュータが
きょう日中にも発達した雨雲を
予想していましたし、
暖かく湿った空気の流れ込みがあって
その可能性が十分にあったものの、
昨夜のような発達具合は、
そこまでは出ていません。

なかなか、このあたりは
まだまだ難しいです。

ただ、前線が
いよいよ北上していると思われ、
今夜から前線の南側になって
雨雲を発達させる力をもった空気が
流れ込んでくるため、
引き続き、急激な雨雲の発達には
注意しておく必要があります。

地盤が緩みやすくなっている所があるため、
危険度が上がりやすい所もありそうです。

とくに、
土砂災害警戒区域にお住まいの方は、
最新のキキクルなどをご確認ください。


一方、台風14号は、
予想通りに上海沖で
動きが遅くなっています。

昨夜21時以降、速度は
「ほとんど停滞」となりました。

今後も、動きが鈍い中で、
予想の中心は、きのうよりも
大陸からやや離れる動きで
クルっと小さく回る
動きになっています。

このため、きのうの予想よりは
すぐに弱まらず、
木曜日までは暴風域を伴う、
予想に変わってきました。

その後は、九州の北を通過するのが
予想の中心で変わりませんが、
中心線はやや南にずれています。

この時点の台風の予報としては
このくらいのずれは、
想定の範囲内です。

九州の北では暴風域が
無くなる予想になっているため、
注意報レベル程度の
風が吹く可能性はありますが、
引き続き、台風本体の影響は
県内にとって
限定的な予想となっています。
(暴風警報級に関して
 「中」以上の発表はありません)

ただ、さらに南に変化しないか、
とか、
暴風域を伴ったまま移動しないか、
など、
もう少し注目して確認しましょう。


台風が、上海沖で停滞する間、
九州付近の気圧配置も
大きくは変化しにくいです。

あす、あさってともに、
上にも書いた通り、
急激な雨雲の発達に注意して過ごしましょう。

土砂災害に警戒するほかにも、
景色が霞むような降り方が続いたときは、
道路の冠水にも注意が必要です。
アンダーパスの通行などは
慎重に見極めて、
少しでも水があったら迂回しましょう。

また、
落雷や突風の発生にも注意が必要です。


台風が順調に進めば、
土曜日には天気が回復してきて、
3連休はおおむね晴れるでしょう。

せっかく晴れても・・・

な連休かもしれませんが、
密を避けて、
おいしい空気を吸いやすい天気、
とも思うことも出来そうです。


さて、引き続き、金曜日くらいまで
雨の降り方に
注意・警戒しておきたい状況ですが、
8月の長雨について
気象庁において検討が行われ、
異常気象だったという情報が
発表されました。

詳しいメカニズムなどは
専門的すぎますので
ココでは割愛しますが・・・

要は、ラニーニャも
エルニーニャもなかったものの、
インド洋やフィリピン周辺の
海面水温が影響して
モンスーンに変化が出たり、
上空のジェット気流の流れや
蛇行がいつもの年と違うことで、
高気圧の分布にも変化が出たことなどが
要因として挙げられています。

専門的な解説に興味ある方は、
こちらから
ご覧になってみてください。

なお、この中で
ノダが特に気になったのは、
ページ番号7(PDF10ページ)の

地球温暖化の影響の項目です。

以下、本文の一部を引用し
引用部分を斜体にて表示します。

8月 12 日~14 日の西日本を中心とした大雨について、地球温暖化に伴うこれまでの気温上昇量がなかったと仮定した場合と現在の実際の気候を反映した場合のそれぞれについて、高解像度の気象モデルを用いた再現実験を気象研究所で速報的に行った。その結果、地球温暖化に伴う気温上昇量がなかったと仮定した実験に比べ、現在の気候状態を反映した実験のほうが、降水量が明らかに多くなった(特に九州地方において)。この実験結果は、西日本を中心とした今回の大雨において、地球温暖化に伴う気温上昇によって降水量が増加した可能性を示唆している。

引用以上(文字色はノダが付加)

長雨になった要因は別として、
その時に降らせる雨の量は、
温暖化によって多くなっている可能性がある、
ということでしょう。

気温が高いほど、
空気中に含むことができる水蒸気量が
多くなることは、
小中学校の理科でも習う分野です。
(飽和水蒸気量)

このことがあるため、
理論的には、温暖化によって
雨の量が増えるだろうということは
容易に想像できるのですが、
実際にコンピュータ上の
再現実験で可能性が確かめられた
といことに意義があるでしょう。

結論としては、さらに
詳細な検証が必要であって、
この実験は決定的なものではありませんが、
九州に住む私たちにとっては、
このことについても、
今一度、考えるきっかけにしたいと思い、
ココに記載します。

210914_1
8月の長雨要因の解説図
(気象庁HPより)
210914_2
けさの桜島
(気象庁HPより)

昨夜、
鹿児島地方気象台から
桜島で山体膨張を示す
わずかな地殻変動が
観測されている、
という発表がありました。

13日の午前3時ごろから
島内の傾斜計や伸縮計に
変化がみられていて、
きょう午後4時に
発表された情報でも、
引き続いているそうです。

しばらく静かだった桜島ですが、
もし、噴火が発生して
その時の風向きによっては
降灰があるかも、というくらい
少し頭に入れておいて
いただければと思います。

週末にかけては、
県内が風下になりやすいです。
210914_3
きょう正午の衛星画像
(気象庁HPより)

台風周辺の中心付近の雲は
少しずつ弱まりつつあります

台風14号は中国大陸東岸付近へ

ノダっち

21年9月13日(月) 17:33

天気の話なノダ

注目の台風14号は、
猛烈な勢力のまま台湾の東を北上しつつ、
陸地の影響で少し勢力を弱めたものの、
非常に強い勢力を維持して、
与那国島の西をきのう通過しました。

その後、きょうは
東シナ海の中国大陸に近い位置を
北上しています。
このため、西側が
陸地の影響を受けていることがあり、
中心気圧960hPaまで
気圧が上がってきました。

今後は、
台風を動かす風が弱いエリアに入るため、
動きが鈍くなりそうです。

中国大陸に近い所で停滞しそうですので、
さらに陸地の影響を受ける見込みで、
木曜日には、
暴風域が無くなる予想になってきました。

その後、偏西風の南下に伴って
東に向きを変えそうな予想は、
先週金曜日に
お伝えしたものと同じですが、
予報円の中心は、
九州の北を通っています。

予想通りに、暴風域が無くなるまで
台風の勢力が落ちてくれ、
十分に北上してから東に進めば、
県内への影響は
限定的なものになりそうです。

ただし、、、

まだ、油断はしていません。

予報より沿岸から離れて停滞して
暴風域が無くならない可能性や、
もっと早めに
偏西風が南下する可能性も、
念のため、考えています。

あす以降も、最新の情報を
ご確認下さい。

(午後の資料には
 あまり弱まらない様に
 見えるものもあります)

また、県内は、
前線や
台風の東側を北上してくる
熱帯由来の湿った空気の影響による
雨雲の発達も心配です。


一方、九州付近には、
秋雨前線が伸びてきています。

土曜日は、
午前を中心に晴れ間があったものの、
朝から南部の一部に分厚い雲がかかって
弱い雨雲の反応もレーダーでありました。

午後は、夜にかけて
だんだんと前線がはっきりしてきて、
しっかり雨も降り出し、
そのまま、きのうは、
九州中部付近に停滞した前線によって
雨が降りやすかった日曜日でした。

やや雨脚が強まった所もあります。

雨が降りやすかったことで、
昼の気温上昇が鈍くなりました。

最高気温は25度前後の所が多く、
10月上旬から中旬並みの所が
多くなっています。


きょうは、
秋雨前線が九州付近を北上しています。

朝は、南岸に解析されていて、
日中にかけて、
いったん活動が弱まりましたが、
今夜にかけては台風が上海付近に
北上するのに伴って
その東側の前線を押し上げそうです。

前線には、台風の東を
台風とともに北上してきた
熱帯由来の
暖かく湿った空気が流れ込んで、
活動が強まってくる可能性があります。


あすは、九州北部付近に前線が停滞し、
県内は前線の南側になって、
発達した雨雲の発生に要注意です。

とくに、雨雲の素の空気が
東から入ってきそうですので、
平野部を中心に
激しい土砂降りの雨に注意しておきましょう。

景色が霞むような降り方が続いたときには、
道路が冠水するような可能性も出てきます。

また、落雷や突風の発生にも要注意です。

熱帯由来の空気が流れ込むため、
ややムシムシと感じる所もあるでしょう。

このムシムシする空気こそ
雨雲を発達させる可能性がある空気です。


あさってから木曜日ごろまでは
台風の状況があまり変わらに見込みで、
前線もあまり大きく動かないため、
同じように、
前線の南側での雨雲の発達に
注意しておく必要があるでしょう。

(上に書いたように、
 台風の動きが現在の予想の中心と
 違ったものになれば、
 県内の雨の予想も変わります)

金曜日は、予報円の中心付近を進めば
台風が九州の北を通過するため、
風が強まる可能性はありますが、
警報レベルの可能性は低いです。
いまと同等の強風域があれば
入る可能性があります。
17日9時の予想気圧が
996hPaとなっていますので、
強風域も狭くなるでしょうが、
温帯低気圧に変わるときには、
広い範囲で強い風を伴いやすくなるため、
強風域が逆に広がるケースもあるため、
注意報レベルの風の強さは
想定しておきましょう。

その後、週末は、
台風(または温低)が
東に離れるにしたがって
天気が回復に向かいそうです。

210913_1
土曜日朝の
宮崎市の青空
210913_2
土曜日は、
自転車で市の
集団ワクチン接種に出かけて、
その帰り道に
桜並木を通ったら、
すっかり秋の景色でした。

別の場所の
市内の公園の桜も
葉っぱが散っています。

さすがに早い気がするのです。

皆さんの地域はどうですか?
210913_3
きのうは、
家族で他の人との接触を避けつつ
雨の中をドライブをしてきました。

都農町の
都農ワイナリーの駐車場です。

晴れていたら、
眺めが良いんですけど^o^;
210913_4
きょう正午の衛星画像
(気象庁HPより)

台風14号の雲から
前線の雲が
一体化してきています。

来週にかけて最新情報の確認を

ノダっち

21年9月10日(金) 16:54

天気の話なノダ

午前3時に目が覚めて、

せっかくなので外に出てみたら、
東の空にオリオン座と
冬の大三角がきれいに見えていました。
 
眠さに負けてしまったのですが、
せっかくなので、
写真を撮ればよかったなぁ、と
朝起きてから後悔したノダです^o^;
 
今の時期、日が沈んだ後は、
夏の大三角がきれいに見えていて、
未明から明け方にかけては、
冬の大三角が見えています。
 
今夜からはまた雲が広がりますので、
見えにくくなってきそうですが、
もし、星が見えていたら、
この季節の変わり目の夜空も
楽しんでみてください。


未明によく晴れていた空のまま、
朝もきれいに青空が広がりました。
 
日中にかけても
各地で強い日差しが降り注いで、
気温が上がっています。
 
最高気温は、
都城で33度台まで上がりました。
県内での33度台は、4日(土)以来、
1週間ぶりです。
 
一方で、日中は
昨日に比べても
空の高い所の薄い雲も
目立ってきていました。
 
この雲で、ハロも出ています。
 
西から東に天気が移っていく場面ですので、
このハロは下り坂のサインです。
 
 
今夜以降は雲が多くなってきますが、
あすの午前までは、
薄い雲が中心で、
晴れ間もありそうに見えます。
 
天気図上では、
あすにかけても、とくに
前線の記載はありません。
 
ただ、南北の高気圧に挟まれて、
気圧の低い部分になります。
いわゆる気圧の谷です。
弱い前線があるような状況になります。
 
この弱い前線の影響で、
午後にかけて次第に
雨雲が出来てきそうです。
 
運動会の所もあるようですが、
午後にかけては、
雨具の準備や濡れた体を拭ける、
タオルの準備などもしておいた方が
良いでしょう。
 
局地的には、
発達した雨雲が出来る可能性もありますので、
土砂降りの雨や
落雷の発生にも注意が必要です。
 
日曜日になると、
ハッキリと前線になって来そうに見えます。
そのまま、月曜日にかけても
この前線が九州付近に伸びそうです。
 
資料によって、
前線の位置が少し南北にずれます。
 
この前線の位置や
前線に向かって流れ込む
南からの暖かく湿った空気の流れ込みが
強まってきた場合などには
大雨となる恐れもある、
と気象台からの発表もありました。
 
日曜日から月曜日にかけては、
最新の雨雲の様子なども確認しながら
過ごしましょう。
 
 
そして、月曜日には、
台風14号の動きにつても、
最新の情報をお伝えしますので、
ぜひご確認ください。
 
今のところ、
予報円の解釈としては、
日曜日にかけて、
先島諸島から台湾付近を通過して、
来週前半は、
東シナ海から中国大陸沿岸付近に
北上していきそうです。
 
週明けまでは、
太平洋高気圧のフチに沿って
次第に北上する予想ですが、
東シナ海に北上したのち、
台風を動かす風が
弱まる予想になっています。
 
中国大陸に上陸させて
消滅させるほど
太平洋高気圧が強まる予想の物は
今日の資料には見られません。
 
一方、
東シナ海に台風14号がくるころは、
偏西風の強い部分が朝鮮半島付近まで
北上する予想です。
 
このため、東シナ海に入ってくると、
台風の動きが弱くなりそうな予想で、
週明けからの予報円が重なり合っています。
 
来週前半に北上する偏西風ですが、
来週後半は、
南下しそうなのが気がかりです。
 
その流れに乗ると・・・
 
東に進んでくることになります。
 
もし、来週後半に
九州に近づく動きになれば、
来週前半にかけて
秋雨前線による先行降雨があったのちで
また台風の雨が降ることになります。
 
もし、そうなると、
防災的に非常に憂慮される状況です。
 
とはいえ、以上は
今日の資料における見解で、
まだまだ変わるかもしれません。
 
来週月曜日にお伝えしますので、
確実にご確認ください。
 
ひとまず、
昨日も書きましたが、
あすにかけての雨が止んでいるうちに、
溝の掃除などをやっておかれるのを
お願いいたします。
210910_1
お昼ごろの
宮崎市上空

薄っすらと
ハロが見えました。

もっとはっきりと
キレイに見えた時間も
あったようです。
210910_2
同じく昼頃の空ですが、
飛行機雲が
太くなって残っていました。

これも
下り坂のサインです。
210910_3
午後3時の衛星画像
(気象庁HPより)

台風14号は、
中心の目が
小さく引き締まっていて、
中心気圧は925hPaと
猛烈な勢力が
解析されています。

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