今年も日曜日に初真夏日2021

ノダっち

21年5月10日(月) 17:24

去年に続いて、
2年連続で5月2回目の日曜日に
県内の初真夏日が出ました。

去年が5月10日の日向が最初で、
今年は昨日9日
宮崎空港、宮崎、油津、西都の4地点が
今年県内初の真夏日になっています。

去年まで30年間の平均は5月6日で、
去年まで10年間の平均は5月5日
でしたので、
少し遅めながらも平均的な
県内の初真夏日といえそうです。

宮崎市の初真夏日は、
去年が6月10日でしたので、
ほぼ1カ月ほど早くなりました。

きのうは、温かい空気が流れ込んで
さらに西風の影響もあって
平野部で気温が上がったパターンです。

よく晴れていたのですが、
やはり景色は少し霞んでいましたね。


土曜日は、午後にかけて
黄砂の南下とともに徐々に霞んできましたが、
それほど強い霞ではありませんでした。

一方、午後には、
梅雨前線北側の弱い雨雲が
やや広くかかっています。

きのうは、いったん
しっかりと前線が南下して、
大陸発の移動性高気圧が来て、
広くスッキリ晴れました。

午前までは鰐塚山が見えていたものの、
午後はだんだんと
鰐塚山が見えにくくなって、
気象台の視程計のデータでは、
10キロを切った所もあります。


きょうも、
朝からきのうの午後と同じくらいに
少し霞んだ景色でした。

とくに内陸ほど
霞が激しかったようです。
同時にPM2.5の濃度が
少し高めになった所もありました。

そして、きょうは内陸ほど
気温が上がりやすくなっていて、
西米良と都城で真夏日になっています。

昼前に海からの風になったため、
平野部では気温上昇が止まって、
海風が届かない内陸部で、
気温が上がりやすくなったパターンです。


あすの天気の崩れは、
先週末時点の予想よりも遅れていますが、
午前の資料よりも午後の資料は
やや早めに
南の雨雲の北上気配が見えます。

午後は、南部を中心に
にわか雨の可能性がありますので、
念のための傘の準備がおススメです。

一方、午前を中心に
日差しを使うチャンスもあります。

黄砂も、きょうよりは
少し薄くなりそうな予想です。

ただし、あすも、
カスミ具合は念のためご確認ください。

また、PM2.5も
今日くらいに飛びそうです。
呼吸器系の疾患をお持ちの方は
あすもこちらの数値などを
ご確認ください。


あさっては、梅雨前線が
九州付近に延びてきそうです。

前線に向かって
南から暖かく湿った空気が流れ込んで
前線の活動も強まるでしょう。

気象台も、
水曜日と木曜日の警報級の可能性を
「中」と発表してきました。

あすお伝えする予想にご注意ください。

さらに、
この前線は週の後半以降も、
九州南部から大きく離れにくく、
梅雨のような天気が
続きやすくなりそうです。

先週金曜日も書きましたが、
平年の5月30日より
かなり早いですので、
梅雨の走り、ということに
なるとは思うのですが、
梅雨本番の雰囲気も感じられそうな
状況にみえます。

あさってに梅雨入り、
となっても不思議ではないくらいの
梅雨前線の状況です。

さらに、日曜日は
太平洋高気圧が九州南岸まで
張り出してきて、
梅雨前線は九州の北に延びて、
その後、南下してきそうなので、
梅雨末期のような形になる可能性もあります。

梅雨入りしたかどうかは、
気象庁が判断して発表しますが、
いつも言っていますように
季節の変わり目は
我々個人が
それぞれに感じてよいものです。

来週になって
振り返ってからでも良いので、
今週の雨の降り出しが
梅雨入りのそれだったかどうか、
感じてみましょう。

梅雨入りの発表あるなしにかかわらず、
いずれにしても、
今年は、早めに雨に対する
防災意識を高める必要が出てきています。

最新情報をご確認ください。

210510_1
きのう夕方の
宮崎から南西の空

鰐塚山が
霞んで見えませんでした
210510_2
きのうの最高気温
210510_3
きょうの最高気温

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