ジワリと前線南下中

ノダっち

21年9月2日(木) 17:19

秋雨前線が
九州付近を徐々に南下していて、
県内も、朝から北部を中心に
雲が多くなりました。

ただ、
前線から遠い南部ほど
青空もしっかり見えて、
日差しもしっかりと出ています。

最高気温は、
日差しが多い南部平野部ほど上がって
宮崎の気象台と空港が33.5度と
なっています。

一方、北部は朝から雲が多く、
最高気温は、
鞍岡が26.9度までしか上がりませんでした。

午前中のうちから
南下した雨雲が近づきましたが、
九州山地で弱まったようです。

午後3時までは、
県内のアメダスで1ミリ以上の雨を
観測していません。

ただ、熊本県側に
所々にやや活発な間雲があって、
熊本の北部からも
発達した雨雲の帯が南下中ですので、
今夜以降も、山沿いを中心に、
九州山地を超えて流れ込む雨雲に
注意しておきましょう。

(17時ごろになって
 県内の北部山沿いに
 やや活発な雲が流れ込んできました。)


前線は、あすにかけて
九州南部付近まで
南下してきそうです。

ただ、九州南部付近では
それほど活発な予想ではありません。

あすも北部や山沿いを中心に
所々で雨が降るものの、
南部平野部を中心に
晴れ間が覗く所もありそうな
予想になっています。

前線は近くにありますので、
晴れ間が見えていても、
傘を持って出かけておくのが
安心な空模様でしょう。

また、洗濯も
空模様を見ながらの対応が必要です。


そのまま、週末にかけて
前線は九州南部付近に予想されます。

とくに土曜日の後半から
活動がしっかりしてきそうです。

降り出すタイミングなどは
あすの資料でも
もう少し様子を見てみたいですが、
再び雨が降る週末に
戻ることになるでしょう。

少なくとも、
来週の中ごろくらいまでは
この前線の影響が続きそうです。


ところで、きのう、
梅雨入りと梅雨明けの確定値が
発表されました。

九州南部は、
当初の発表から変化がなかったものの、
九州北部で当初発表より4日早まって
九州南部と同じ5月11日になっています。

そんな感覚はありますね。

また、四国と中国地方も、
当初発表より早まっています。

一方で、近畿地方と東海地方は
当初発表の5月16日より
大幅に遅れて
6月12日と13日になりました。

今年の、このあたりは難しかったですね。

ラニーニャも
エルニーニョもない夏だったのに、
いつもの季節変化と
すこし違っていた感じが
なんだか気になった夏でもあります。


秋の始まりのこの一カ月の気温は、
平年より高い見込み、
というきょう発表の一カ月予報です。

ただ、雨や日照の予想は
ハッキリとした傾向が見えません。

秋雨前線や
南から北上する雲の塊の
動き次第でしょう。

最新の予報で確認していきましょう。

210902
午後5時ごろの
MRTから西の空

太陽の右側が
すこーし幻日っぽく
見えました

昼間は、きょうも
宮崎市内で
ハロも出ていたようです

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