9号は衰弱中、ただし、まだ油断できません

ノダっち

21年8月6日(金) 17:25

今年も8時15分にサイレンが鳴りました。

 
黙とうをして見上げた空は、
今年は雲が多い空でした。
 
あの日の朝の広島は、
良く晴れていたと聞きます。
 
例年、この日の朝は
宮崎も青空が広がることが多く、
青空に祈ることが多い印象です。
 
それでも、きょうも
雲の間から青空も見えました。
 
やはり不安定な空になっています。


本州の南を北上した熱低の
外側の雲がかかって、
不安定になりました。
 
このあと、この熱低は
陸地に近づくとともに
次第に不明瞭になる予想です。
 
ただ、不明瞭になりながらも、
台風10号の北側の風に乗って
西寄りに進んできているため
今夜以降、この熱低由来の空気が
県内に流れ込む可能性があります。
 
その場合は、
今夜からあす午前にかけて
雨が強まる所もありそうです。
 
一方、台風10号はやや発達しながら
東寄りに進んでいます。
引き続き、県内への
直接の影響は無さそうです。
 
ただ、海にはウネリが入っています。
 
あすも、海のレジャーは
慎重に波の見極めをして、
とくに小さい子供からは
絶対に目を離さないでください。
 
台風9号は、
中国大陸と台湾の陸地の影響を受けて
形が崩れてきています。
 
気象庁は、きょう午前10時の発表で
48時間以内に熱低に弱まる、
という予想を発表してきました。
 
きのうまでの想定していた
シナリオの一つですので、
そのことに関して驚きはないのですが、
各国の資料なども、
その傾向を示していますが、
元台風の空気や雲は厄介です。
 
台風のようにまとまりがないため、
影響の予想が一層困難になります。
 
きょうの資料では、
ある程度のまとまりをもって
来週中ごろに流れ込みそうな資料
(場合によっては熱帯低気圧として)と、
それより前に、一部の雲が熱低となって(?)
日曜日ごろに九州南岸(県南含む)を
通過しそうな資料と、
その後はその通りそうな資料と、
ハッキリしない資料とあって、
今後、どの程度ばらけるかによって
どんどん予想が変わってきそうです。
 
ひとまず、
現状で雨が強まる可能性の予想もある、
日曜日の午前と
来週中ごろに関しては、
最新の情報の確認をお願いします。
 
 
あすも、熱低崩れの空気が影響して、
不安定な天気が続くでしょう。
 
晴れ間が出る可能性もありますが、
油断できません。
 
急な強雨、雷雨、突風などに
ご注意下さい。
 
ただ、午後になると
だんだんと雨雲が減りそうです。
 
蒸し暑さも続きますので、
熱中症予防も忘れずに心がけましょう。
 
日曜日は、上に書いた通り、
いま、台風9号の北東にある雲がかかってきて、
南部を中心に雨が降って、
雨が強まる可能性もあります。
 
北部は晴れ間があるかもしれませんし、
この雲の進路が変われば、
影響が小さいかもしれません。
 
最新の情報をご確認ください。
 
月曜日は、
きょう午後の資料だと
雲の流れ込みが少なめで、
晴れ間が出る可能性もあります。
 
その分、一番
暑さが強まりやすいでしょう。
 
 
火曜日以降は、
台風9号崩れの空気の動き次第です。
 
悪いケースだと、
来週後半にかけて
梅雨末期のような雨の強まり方をしそうな
嫌な資料もあります。
 
太平洋高気圧の強さがどうなってくるか、
によっても変わってくるでしょう。
 
こちらも、月曜日からお伝えする
新しい予報でご確認ください。
 
なお、月曜日の振り替え休日は、
ノダは、通常通りに出勤予定です。
 
お天気日記はお休みになりますが、
放送では、いつも通りに
お天気をお伝えする予定にしています。
ご確認ください。
210806_1
けさ8時16分の
宮崎市上空
210806_2
きのうは
夕陽と雲が
キレイでした。
210806_3
きょう午後3時の
衛星画像
(気象庁HPより)

台湾付近の
台風9号の雲は
崩れてきました。

台風9号の北東の
東シナ海にある雲が
どう影響してくるか、
週末の注目点です。

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