6年ぶりの九州で一番乗り

ノダっち

24年3月25日(月) 17:10

金曜日の予想通りに
きょう、開花が発表されました。
 
ただ、注目していた
下の方のつぼみではなくて、
上の方のつぼみが
午前の段階で7輪以上、
開いたようです。
(開花の発表は
 5~6輪以上が基準)
 
上の方のは
毎年、つぼみの段階では
気付けません^o^;
 
土曜日は
やはり小雨がパラパラしましたが、
20度ほど気温があって、
しっかり雨が降った昨日も
20度近い最高気温でしたので
ブレーキにはならず、
加速させたと思われます。
 
平年より2日遅く、
去年より6日遅くなりましたが、
九州では一番、全国2番目でした。
 
九州で1番になったのは、
2018年以来6年ぶりです。
 
県内の各名所も
チラホラ咲き始めているようです。
 
暖冬の影響という面では
これからだんだんと花が増えるでしょうが、
満開になるころの咲き具合に
注目していきましょう。
 
また、標本木が
いつ満開になるかも、注目です。
 
標本木は、
宮崎の桜を象徴するものでも
何でもありません。
 
気象と生物のかかわりについて
統計を取って調べるために
気象台が毎年一定の基準で
観測しているものです。
 
この統計的に
平年より2日ほど遅い開花で、
去年より6日ほど遅れました。
 
この冬は、暖冬で
まず休眠打破が不十分、
または不揃いで、
3月も、高温のブーストがあまりなく、
どちらかというと
先週にかけての寒の戻りで
ブレーキもかかったと思われます。
 
2000年以降の
冬と春の気温の傾向で見ても、
暖冬で
3月26日に開花していた
2008年と2007年の気温経過と
よく似た傾向になっていました。
 
そして、気になるのは
やはりこの暖冬を越えた桜の
満開の様子です。
 
2008年は、開花から満開まで
11日かかっていたのですが、
2007年は、8日で開花していて、
この差は、3月末から4月はじめの
気温の高温傾向
今週末からの高温傾向でした。
 
今年も、今週末から
とくに高温傾向が予想されますので、
もしかしたら、
気にしているほど満開までに
時間がかからないかもしれません。
(8日でも、他の地域に比べると
 長いのですが・・・)
 
開花と満開の日数、
そして、満開状態での咲き具合にも
注目していきましょう。
 
 
土曜日は、
小学校の卒業式があったようですが、
パラつく程度で良かったな、
と思っていました。
 
一方、日曜日は
やはり前線の活動も強まって
しっかりと雨が降って、
昨日一日の24時間雨量は
えびの高原で203ミリ、
椎葉で150ミリ、
五ヶ瀬町鞍岡で152.5ミリなど、
山沿いで大雨となっています。
 
このため、土砂キキクルの
黄色が出ている所もあり、
あす朝にかけてさらに雨が降るため、
土砂災害に注意が必要です。
 
 
きょうは、
前線が九州付近に停滞していて、
きのうよりも活動が弱まっているため
弱い雨が降ったり止んだりでしたが、
今夜には、前線上の低気圧が
九州に近づいてきて、
あす朝にかけて寒冷前線側が通過して、
山沿いを中心に
発達した雨雲がかかる恐れがあります。
 
ただ、あすの日中には
前線が東に抜けて、
天気が回復に向かいそうです。
 
朝の通勤通学の時間は
まだ傘が必要な所が多そうですが、
午後は、傘の置忘れに
お気を付けください。
 
一方、あすの日中は
平野部を中心に風が強まります。
 
しかも、また冷たい風になりそうです。
 
朝は、あすも
6月ごろの気温になる所が多いですが、
午後はだんだん寒くなってくるでしょう。
 
夕方以降は、朝よりも気温下がって
夜には15度を下回ってきそうですので、
朝の暖かさに油断せずに
上着を準備してのお出かけがおススメです。
 
そのまま、あさっての朝にかけては
10度を下回ってくる所が多くなります。
 
あす朝との差が大きくなりますので、
体調管理にご注意ください。
 
 
天気は小刻みに変わって
木曜日は、再び前線が通過して
午後を中心に雨が降りそうです。
 
ただ、金曜日には天気が回復してきて、
金曜日以降、気温は高めで経過します。
 
夏日になる可能性もある予想が出ていて、
桜の花もどんどん咲いていきそうです。
 
桜の見ごろの予想や
開花情報については
随時お伝えしますので、ご確認下さい。
240325
土曜日の
標本木のつぼみ

きょうは、
上の方が咲いていたとのことで
このつぼみがどうなっていたか
気になっているのですが、
雨で見にけなかったのが
残念です。

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