梅雨前線北上中

ノダっち

21年7月1日(木) 17:06

梅雨前線は、

九州南岸まで北上してきました。
 
明け方にかけては、
九州南岸で前線の活度が強まって、
前線に近い南部を中心に
やや活発な雨雲もかかりましたが、
激しいというほどの
雨にはなっていません。
 
日中にかけては
九州付近での前線の活動が
弱まっているようです。
 
所々に
弱い雨雲がかかっていますが、
空が明るくなっています。
 
一方、九州より東側で
前線の活動が強まっていて、
大雨となった所もありました。
 
日向灘にも発達した雨雲があって
県内にギリギリかからなかったくらいの
ズレだったようにも見えます。
 
 
さて、あすの予想は悩ましいです。
 
梅雨前線が夜にかけて順調に北上して
雨がしっかり降り続きそうな予想と、
一時的に所々で降る雨な予想の
資料とあります。
 
きょうの雨の傾向からすると、
止み間もしっかりありそうな
資料の方に分がありそうです。
 
ただ、止んでいても、
傘を持ってのお出かけは
おススメします。
 
梅雨前線が北上すると、
前線南側の強い雨雲の素が入って、
雨が強まる可能性があるため、
前線が北上する予想も捨てきれません。

その場合は、蒸し暑さも
強まってくるでしょう。
 
念のため、雨の降り方には
あすもお気を付けください。
 
とくに夜からは、
激しい雨の予想
気象台から発表されていますので、
注意が必要です。
 
あす朝には、今日の資料の傾向が
どちらが正しかったか分かって、
そちら側でしっかりお伝え出来ますので、
朝からラジオでお伝えする
最新情報の確認をお願いします。
 
 
あさっては、
さらに前線が北上しそうです。
 
県内は、梅雨前線の南側になって
山沿いを中心に
ザっと雨降ったり止んだりでしょう。
 
気象台が発表する
警報級の可能性「中」が消えたのですが、
山沿い中心に、
降り方には
やはり気を付けておきたいです。
 
とくに、あす夜からの雨の量が多くなると
地盤が緩んでくる可能性もありますので、
この辺りも
あすお伝えする情報でご確認ください。
 
 
日曜日には、梅雨前線が北に離れて、
平野部を中心に夏の青空が
見えてくるでしょう。
 
ただ、安定ではなくて
山沿いを中心に
にわか雨の発生は考えておきます。
 
今日の資料だと、その後、
七夕のころに前線が南下しそうですので、
日曜日での梅雨明けは無さそうです。
 
ただ、
このあたりの予想が変わってくると・・・
という思いはあります。
 
また、
きょう発表された一ヶ月予報では、
資料において夏の高気圧が
この先九州南部付近に予想されるものの、
16日までは
平年並みに曇りや雨の日が多い、
という予想になっていますので、
気象庁の考えとしては
平年並み程度での梅雨明けを
想定しているのではないか、
と読みました。

来週になったら、
出口はもう少しはっきり見えるでしょう。
 
一方で、日曜日以降は、
しっかりと熱中症予防が必要です。
 
とくに日曜日は、
急激に蒸し暑さが強まる可能性もあって
十分にご注意ください。
このあたりは、またあす、
詳しくお伝えします。
 
なお、あすのCheck!では、
17時台に、
キキクルについての解説も
させていただく予定ですので、
お時間が許す方はご確認ください。
210701_1
午後4時過ぎの
MRTから北西の空

少し青空が
覗いていました。

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