今季初霜注意報

ノダっち

21年3月2日(火) 17:39

天気回復とともに
風が冷たくなってきています。

あす朝は、今朝に比べると、
大幅に気温が下がりそうです。

体調管理には
くれぐれもお気を付けください。


前線の南下に伴って、
きょう未明にかけては
山沿いを中心に
広く雨雲がかかりました。

ただ、明け方から朝にかけては
平野部の雨雲が次第に減っていて、
朝には、平野部で
もう晴れ間も見られたと思います。

宮崎市の気温変化は特徴的です。

前線南側の暖かい空気が流れ込んだため、
前線が近づいた
きょうの明け方に気温が上がって、
その後、前線通過後に気温が下がり、
日差しが出た後で、
再び少しだけ気温が上昇しました。

12時ごろまでの最低気温は、
朝の9時ごろに出ています。

西風の影響もあって、
平野部は、意外と気温が
上がった所もありますが、
北部山沿いは、
北からの寒気の影響を早めに受けて、
日中も雲が多めで、
未明に最高気温が出ていて、
日中に最低気温が出ました。

このあと、夜にかけては
寒気の南下とともに
各地とも最低気温を更新するでしょう。

天気回復とともに
風も強まっていますので、
また花粉も多くなってきました( T o T )


上空の寒気は、
今夜が最も強まった状態で、
あすには、もう抜けそうです。

このさっさと抜けるあたりが
春ということでしょう。

ただ、あす朝にかけては、
放射冷却も効いてくるため、
けさに比べると
大幅に気温が低くなります。

けさとの最低気温の差は、
なんと、10度前後から15度くらいも
低くなる予想です。

体調管理には
くれぐれもお気をつけください。

平野部でも、
霜が降りるくらいまで
気温が下がりそうですので、
今季最初の霜注意報が出ています。

霜注意報は、
農作物の霜被害に注意を促す
注意報です。

いつもの年は、
3月20日以降の霜に対して
注意が呼びかけれますが、
農作物の生育が早いと推定される年は
この発表が早まります。

今季は、昨日もお伝えした
2月以降の高温傾向もあって
運用が早められました。

ということで、
霜に弱い農作物が
新芽を出していたりする場合、
あす朝は注意が必要です。

一方、あすは
寒気が緩んできますので、
あすの日中は、
ポカポカ陽気になってきます。

あすも花粉は多いですが、
日差しと晴れ間を
有効にお使いください。

お布団も、窓辺などで
日差しに当てておきたいですね。


あさってには、
また雨が降り出してきます。

日曜日にかけて、
次々と低気圧や前線が通過して
雨が降ったり止んだりしそうです。

雨の止み間では、
晴れ間が出る可能性もありますが、
まだハッキリしません。

なお、明後日の降り出しも、
資料によって差がありますので、
またあす、詳しくお伝えします。

210302_1
晴れ間が広がってきた
昼前の
宮崎市から西の空
210302_2
きょうの気温変化

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