春の雨からまた一気に冬に

ノダっち

21年2月15日(月) 17:31

しっかり雨が降った週末でした。

総雨量は、
日南市油津で206ミリ、
都農で141.5ミリ、
宮崎空港で129ミリなど、
この時期にしては
なかなかな大雨になっています。

土曜日は、
金曜日に書いた「風のぶつかり」が
県内に近い所で
発生していたように見えました。

その影響で、
やや活発な雨雲もかかっています。

また、きのうは
南海上で徐々に発達した低気圧により
東風がしっかり吹き込んでの雨でした。

特に低気圧が
奄美付近まで北上してきた深夜からは
発達した雨雲もかかっています。

朝の冷え込みが弱くて、
寒さの弱い土日で、
きのうの朝の雨の止み間で
愛犬の散歩に出かけたときは
を感じました。

寒気が弱い中で降った雨で
雨脚も強まりましたので、
このあたりにも
を感じられたかもしれません。


きょうは、低気圧が
発達しながら東に進んで
県内から離れているため、
朝から広く晴れています。

朝の気温は、
GWごろ気温になった所が多く、
昼間は日差しがたっぷりで、
西風による効果もあって
日中の気温は、平野部で
20度前後まで上がっています。

ただ、風は冷たさも感じました。

そして、
東に抜けた低気圧が発達中で、
寒気が南下するときに吹く
強い風も吹いています。

20m前後の最大瞬間風速
観測しました。

一方で、天気が回復して、
朝からの気温が高めで、
風も強めでしたので、
花粉が多くなる条件がそろっています。

症状が出ている方も、
多いのではないでしょうか。

家の中に持ち込まないように
気を付けましょう。


この時期に、強い風が吹くと、
春一番かな?と思われる方が
いらっしゃるのですが、
春一番は、暖かい南風です。

きょうは、冷たい空気を運んでくる
冷たい北西風にですので、
どちらかというと
木枯らしの風ということになります。


あすにかけても、
冷たい風が強めに吹きやすく、
弱いながらも寒気の南下があるため、
あす朝の気温は、
けさより大幅に低くなりそうです。

この時期らしい
朝の寒さが戻ってきます。

けさとの寒暖差が
かなり大きくなりますので、
体調管理にはご注意ください。

昼間は、強い日差しがあるため、
春先の気温になってきますが、
日陰では、冷たい風を感じそうです。

あすの夜から
気圧の谷が南下してきて、
もう一段強い寒気を連れてきます。

この気圧の谷によって
あすの夜は、山沿いを中心に
雲が多くなりそうです。


気圧の谷による
大きな天気の崩れは無いものの、
県境付近を中心に
一部でにわか雨か
にわか雪の可能性もあります。

この谷は、あさっての
朝までに通過するとともに、
強い寒気が県内に入ってきそうです。

上空1500m付近の寒気は、
あさっての深夜から
木曜日の未明くらいが
最も強い状態になる予想で、
寒さが強まります。

1500mで‐9度の線が
鹿児島上空くらいまで南下しますので、
今季の中で、1番寒くなった
1月8日ごろと同程度の
強さの予想です。

さらにその上の寒気が
その時よりは弱めの予想で、
雪の量はあの時ほどは
予想されていませんが、
寒さは、ココの所の暖かさから
一転します。

くれぐれも、
体調管理に気を付けましょう。

その後、
金曜日から徐々に寒気が弱まって、
日曜日には、また
春本番の陽気になりそうです。


ところで、、、
きのうはまた東北沖で
大きな地震がありましたが、
10年たっても、
10年前の巨大に岩盤破壊による
ひずみが解消されずに、
あちこちで割れているということが
10年前のあの地震が
いかに巨大であったかも
物語っていると思います。

一方で、
昨夜のM7.2クラスの地震は、
日向灘でも起きうるもので、
過去の地震の発生周期から
そろそろいつ起きても
おかしくない時期とされています。

対岸の火事と捉えず、
この機会に、身の回りの
地震対策を見直しましょう。

210215_1
きょうの昼過ぎの大淀川

風が強くて、
かなり波立っていました
210215_2
週末からの
天気図の変化

きのうの県内に
雨を降らせた低気圧が
あすにかけて
猛烈に発達し
北海道の北に
進んでいきそうです。

 

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