東風次第

ノダっち

21年2月12日(金) 17:44

きのうの朝の幻日は、やはり
出現するには厳しい空でしたね。

宮崎市内からは見えなかったです。

薄い雲は、
確かに薄い雲なのですが、
ただ、きのうよりは
厚みを増した薄い雲で、
虹色を作る種類の雲では
ありませんでした。

一方、衛星画像など見ていると、
北部は、昼前にかけて
十分に薄くなった時間もあるので、
ハロが見えた可能性はあります。

きのうハロがみえていたら、
下り坂に向かうサインと、
解釈してよかったでしょう。

雲が増えた分、
朝にかけての寒さは弱まりました。

一方、昼間は、
日差しの弱まりで、
暖かさも弱まって感じられたと思います。

雲が多くなりましたが、
きのうの日中の湿度は、
まだ40%台まで下がって、
雨雲になる状況ではありませんでした。


きょうは、九州の南に
低気圧が進んできていて、
県内には東から
湿った空気が流れ込んでいます。

この影響で、
朝から日南海岸付近を中心に
弱い雨雲がかかっていました。

ただ、レーダー上では
昨日の予想よりは、
北への雨雲の広がりが
抑えられていた印象です。

宮崎市内も、
6時台に弱い雨がパラついたものの、
それ以降、しっかりとした雨を
午後3時まで観測していません。

このあたりは、なかなかに
難しいパターンになります。

風が、予想ほど
東から吹きこんでいないことが
雨雲がしっかりかからなかった要因でしょう。

朝の冷え込みは
弱まっていますが、
昼の日差しも弱いため、
昼間は、やはり
風も冷たく感じました。


あすから日曜日にかけての県内も、
このパターンは
なかなか難しいのですが、
各種資料が、東風の吹付で
湿った空気が県内に流れ込み、
雨雲を予想しています。

状況的には、平野部を中心に
雨雲がかかりそう
と思っておいたほうが良いでしょう。

とくに、あすは、
日向灘のあたりで風のぶつかりも予想され、
雨雲が発達するかもしれません。
この風がぶつかる場所が移動すると、
雨の降り方も変わりそうです。

この風がぶつかる予想が正しければ、
平野部で降りやすいのは、
日中を中心とした雨になるでしょう。
念のため、
雨の強まりにもお気を付けください。

また、沿岸は風が強めで
波も高くなるでしょう。

朝の寒さは、弱まって
4月並みの予想になっているものの、
昼間は、日差しの温かさもなく、
この時期らしいくらいの
空気の冷たさになりそうです。

洗濯物も乾かしにくいでしょう。

日曜日は、東風の流れ込みが弱くて
予想ほど雨雲がかからなけれは
十分に暖かさも感じられるかもしれません。

ということで、週末も風次第です。


来週月曜日は、
はじめ雨が残るものの、
次第に天気が回復して、
春の気温が予想されています。

だんだん風も出てきそうですので、
花粉の大量飛散に注意しましょう。

また、次第に
冬型の気圧配置になってくるため、
午後は風が冷たくなってきそうです。

朝よりも
夜のほうが寒くなるパターンの
可能性があります。

火曜日の寒気は、
いったん足踏みしますが、
水曜日から木曜日の前半にかけて、
一気に強い寒気が南下しそうです。

来週の中ごろは、
強い余寒の予感がします。

寒気の強さとしては第一級な予想です。

一方で、1月よりは
太陽が空にいる時間が長くて、
昼の太陽も高くなっているため、
空気を温めやすくなってきています。

今の所、県内の山沿いで
雪による大きな影響が出るほどの
予想にはなっていませんが、
また月曜日から
しっかりお伝えしますので、
ぜひご確認ください。


なお、昨日発表された
一カ月予報によりますと、
この先一か月の平均気温は、
相変わらず平年より高い予想です。

来週の寒気南下も一時的で、
全体的な平均を
大きく引き下げる効果は
小さいのかもしれません。

それだけ、そのあとに、
反動でまた温かい空気も入りそうな
資料になっています。

その後、
3 週目(2/27~) ~4週目の平均気温が
平年並みか平年より高い予想です。

資料では、
3月上旬あたりで寒気の南下が
示唆されています。
桜の開花のタイミングにも
影響してくる気温ですので、
どのくらいの寒気になるのか、
注目してみましょう。


なお、来週まで
ノダの服装チェックもあります。
一人一日一回、
毎日応募可能なようですよ~。

来週も服装選びも
頑張ります!

210212
雲が多かったものの、
雨は止んでいた
けさの宮崎市の空

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