ノダっち

3873件

1 ...158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 ...775

パキラが結実!

ノダっち

21年6月7日(月) 17:54

天気の話なノダ

スッキリしない
梅雨空の週末だったかなと思います。

土曜日は、午後になって
ジワジワと南部から
雨の範囲が広がって、
日曜日の早朝にかけて
南部を中心に雨雲がかかりました。

梅雨前線は
九州の南の奄美付近まで南下したものの、
ギリギリ台風だった3号が近づいて
雨雲の素が梅雨前線に補給され、
さらに上空の気圧の谷のサポートもあって
上空の梅雨前線面を
この雨雲の素が滑り上がって、
地上の梅雨前線から離れた県内も
雨雲がかかったように見えます。

梅雨前線に近づいた台風3号は、
午後3時に(金曜日の予報より早く)
前線上の温帯低気圧に変わったと
発表がありました。

この前線上の低気圧によって
発達した雨雲が
県南部付近にかかりそうな
予想もありましたが、
それほどのものはかからずに
過ぎたようです。

その後、日曜日は、
時おり晴れ間も出ています。
ただ、夕方になって
また雲が厚みを増したりして、
スッキリはしませんでしたね。


きょうも薄い雲が残っていますが、
日差しを通すくらいの薄い雲で
洗濯物は、しっかり乾いたと思います。

そんなきょう、以前お伝えした
パキラの花の後に、
ふくらみを見つけました!

どうやら結実したようです!

調べてみると、実が熟すと
種を飛ばすと書いてありました。

さて、どうなるか!?

また、追ってご報告します。


なお、きょうは
薄雲によって
日暈(ハロ)も出来ていましたが、
下り坂のサインではないでしょう。

天気が西から東に移ろうと気は
下り坂のサインに
なることが多いハロですが、
梅雨時のように
梅雨前線の南北動によって
天気が変わるときには
当てはまりにくくなります。

あすも、梅雨前線は離れて、
きょうよりも薄雲も少なく、
青空も多くなりそうです。

薄雲がかかることもありますが、
厚みを増しては来ないでしょう。

日差しもしっかり多く、
内陸を中心に気温が上がりそうです。

真夏に比べると
カラッとした暑さになると思いますが、
熱中症にはお気を付けください。

なお、この気温上昇で
大気の状態が不安定になって、
山沿いの一部では
夕立的ににわか雨の可能性もあります。
念のため、
午後の急な気温変化にお気を付けください。


あさっても、
まだ梅雨前線は近くには来ず、
晴れ間が残るでしょう。

あすよりは
また雲が増えてきそうですが、
雨雲の予想はありません。

日差しもある予想です。

木曜日あたりからは微妙ですが、
まだ木曜日も
大きな崩れがない予想が
優勢になっています。

金曜日になると、日本の資料と
海外の資料で見解が分かれて
東からの湿った空気の影響の
大小によって
雨の予想も出てくる状況です。

ただ、金曜日も日中までは
梅雨前線の接近は
まだ無い資料が優勢に見えます。

一方、東からの湿った空気の雨雲は
早ければ木曜にも
影響があるかもしれません。


土曜日は、
梅雨前線が伸びてきそうです。

ただ、この先の予想も、
昨日までの資料に比べると、
また表現が変わっていて
ハッキリはしません。

梅雨前線の状況によっては
また雨が強まる可能性もありますので、
今後お伝えする予想をご確認ください。

210607_1
宮崎八幡宮上空のハロ

午後3時半ごろ撮影
210607_2
けさのパキラの実

粘った台風3号が厄介

ノダっち

21年6月4日(金) 17:10

天気の話なノダ

やはり、前線の南側は

なかなか怖い雨雲が出来ます。
 
前線が北上した昨夜、
前線本体は離れたのですが、
県内には暖かく湿った
雨雲の素の空気が流れ込み、
九州南部に流れ込んだことで
地形性の上昇気流によって
雨雲が発達していました。
 
「きっかけ」があったのです。
 
とくに日付が変わってから
鹿児島県側から県南部にかけて
発達した雨雲が
かかりやすくなりました。
 
アメダス地点では、未明に
日南市深瀬で
1時間40ミリを超える
激しい雨を観測し、
県の雨量計では、都城市内で
時間50ミリを少し超える
非常に激しい雨も観測しています。

また、24時間雨量も、
日南市深瀬で250ミリを超えていて、
12時間で200ミリ近く降ったので、
なかなかの危険性のある大雨でした。
 
朝になって、
前線が南東に抜けると、
雨が弱まってきて、
昼間には少し晴れ間も見えたのですが、
その後、再び
雨雲がかかってきています。
 
前線がなかなか離れ切りません。
 
朝にかけては、雨雲も発達させた
暖かく湿った空気が流れ込んで、
ムシムシしましたが、
昼にかけての気温上昇は鈍くなりました。
 
 
あすは、前線が
九州の南、奄美付近に停滞しそうです。
 
一方で、台風3号が、
当初の予想より長く
台風のまま台湾の南を北上していて、
あす日中にかけても台風のまま
梅雨前線に近づく予想になりました。
(ただし、勢力としては強くありません)
 
たとえ、熱低になったとしても、
熱帯からの温かく湿った空気
=雨雲の素を大量に前線に連れてきます。
このため、前線が刺激されて
活動が活発になりそうです。
 
前線が南に離れ気味でも、
活動が強まることで前線の北側には雲が多く、
雨雲も広がる予想になってきました。
 
梅雨前線自体も
多少の南北動をする見込みで、
それに伴って、雨の範囲も変わります。
 
午後を中心に雨が降る可能性がある
と思って、雨具などをご準備の上、
お出かけください。
 
 
また、台風は、
あすの夜にも梅雨前線に取り込まれて、
温帯低気圧になる可能性もあります。
 
その後、前線上の低気圧として
日曜日の早いタイミングで
九州の南を通過しそうな資料です。
 
このタイミングが、
九州南部では活発な前線の影響を
もっとも強く受けやすいでしょう。
 
土日の予報が、
当初の晴れ側から、
雨側に変わってきたのは、
この影響もあると思います。
 
台風3号が前線を刺激する可能性がるため、
週末以降の予報にも
注目してほしいとお伝えした、
その可能性の方になってきたわけです。
 
前線が近かったら、
もっと厄介な事態になっていましたが、
それでも、この影響の程度は読みにくく
予報としては
なかなかに難しくなっています。
 
北寄りを通ってくると、
やや発達した雨雲が
県内にかかる可能性もありますので、
念のため、こちら
最新の注意報警報や
気象台からの情報をご確認ください。
 
 
日曜日の午後には、
この台風崩れの低気圧も離れ、
天気は回復する流れでしょう。
 
月曜日から火曜日にかけては
前線がやや離れ気味で晴れ間があり、
暑くなりそうです。
 
その後、来週後半になると、
再び前線が北上してきます。
 
先日も書きましたが、
このあたりは、また
月曜日に詳しく見ていきましょう。
 
なお、きょうの資料では、
来週後半の太平洋高気圧の強さは、
それほどでもない、感じです。
210604_1
昼頃の
橘通交差点での
水たまりと青空
210604_2
午後4時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台湾の南に
台風の雲の
小さい渦巻きがあります。

赤外画像では
判別が困難な状況で
台風中心には
発達した雲が無くなっています。

キキクルの活用を

ノダっち

21年6月3日(木) 17:08

天気の話なノダ

すっかり梅雨空に戻りましたね。

明け方から
やや活発な雨雲もかかって
やや強い雨を降らせています。

午前にかかった雨雲は、
低気圧の東側に延びる
温暖前線側の雨雲でした。

どちらかというと
温暖前線側の雨雲は、
急激な発達はしにくいのが
特徴的です。

が、そう思っていると、
時々発達したものがかかって
激しい雨を降らせたりもするので
油断できませんので、
コンピュータの資料で
発達したものがあるときには
やはり注意しておきたいものになります。

きょうの雨雲の様子や
風の状況を見ると、
温暖前線付近には
やや発達した雨雲の塊があり、
前線の北上に伴って
かかってきたように見えました。

一方、前線の南側に入ると
雨雲の素がたっぷりあるエリアで
きっかけがあると
どこでも発達した雨雲が出来
気が抜けません。

気が抜けない一方で、
このエリアでの雨雲の予想は
コンピュータが正確に
雨雲の発生を予想できないことも多く、
これまた難しいエリアです。

このため、
流れ込んでくる空気から
発達する可能性を考えて、
発表された情報とともに
お伝えしています。

今夜からあすの明け方にかけては
この前線南側の
どこでも発達した雨雲が出来る
可能性があるエリアになりますので、
急な雨雲の発達に要警戒です。

また、すでに先行して
雨が降っていますので、
発達した雨雲がかかってくると、
急激に危険度が上がることが心配されます。

また、とくに、前線があまり動かなくて
停滞した時が一層心配です。

キキクル(危険度分布)
最新の状況などもぜひご確認ください。

こちら
気象庁HPのキキクル、雨雲、
注意報警報、気象情報が
一覧で見られるように
まとめておきました。

また、
前が霞むように降ってきたときには
道路の冠水にもご注意ください。
あすも、通勤通学の時間に
雨が強まる恐れがありますので、
早めに出られる準備がおススメです。


あすの日中以降は、前線北側での
雨になりそうですので、
基本的には発達した雨雲が
かかりにくくなりますが、
離れ切らない影響で
総雨量は増えそうです。

日中も
危険度の高い状態が続くかどうかは、
今夜からあす朝にかけて降る
雨の量次第になります。
あす朝からお伝えする
新しい情報でもご確認ください。

南部は、土曜日も前線が離れ切らず、
午前を中心に
雨雲が残る可能性があります。

この予想は、
きのうから続いていて
あまり変わらなくなってきましたので、
確度が高くなってきました。

さらに日曜日に関しても、
まだ前線が南下しきらず、
午前中に南部に雨雲がかかりそうな
資料が出てきています。

明日まで様子を見ますが、
こういう時は、
あす晴れ側に予報が変わったとしても、
にわか雨の可能性を
考えておいた方が良いです。

火曜日以降は、
梅雨前線が北上傾向の予想ですが、
来週後半に関しては、
南の太平洋高気圧が強まって
前線を押し上げそうなものと、
高気圧の強まりが控えめなものと
分かれています。

信頼度の高い資料が
高気圧控えめなのですが、
このあたりは、あすでも
まだ固まりそうにありません。

月曜日に傾向について
お伝えすることになるでしょう。

今後も、
新しい予報の確認をお願いします。


なお、きょう発表された一カ月予報では、
少なくともこの一か月以内での
梅雨明けが見えません。

ただし、
気温、降水量、日照ともに
傾向は弱い予想です。

信頼度は低いと見ます。

210603
少し雨が強まった
宮崎市内

景色が霞むほどの
雨の強まりでは
ありませんでした

梅雨空もどる

ノダっち

21年6月2日(水) 17:15

天気の話なノダ

朝から
分厚い雲になっていましたね。

日差しが弱まった分、
朝の通勤中の暑さが
きのうより弱く感じた分、
逆に湿度による
蒸しっと感は強まった気がします。

レーダーでは、
朝から弱い雨雲の反応が出ていました。
地上付近がまだ
十分に湿っていなかったため、
ほとんど落ちてきていないかもですが、
やはり昼間から
少しパラパラした所もあったでしょう。

このあたりは
まだコンピューターも
予測しきれないですね。

念のための可能性を
お伝え出来たのは良かったなと思いますが、
このバランスは難しいんですよねぇ^o^;

一方で、宮崎上空は
きょうのように
レーダーが雨雲をとらえていても、
地上が乾いていたら
雨が落ちてこないことがありますし、
逆に、レーダーで雨雲がなくても
一層低い雨雲がかかると
レーダーが反応しない雨雲もあります。

このあたりの見極めも難しいです。

いずれにしても、
きょうは、高気圧が東に離れて
だんだん湿った空気が入ってきました。


あすになると、
梅雨前線本体が九州付近に延びてきます。

夜にかけては、
いったん九州の北まで北上する予想です。

県内は、南からの雨雲の素の
温かく湿った空気が流れ込んで、
雨雲が局地的に発達しやすい
前線の南側に入ります。

特に午後ほど
発達した雨雲も予想されていて、
急な激しい雨による
道路の冠水などに注意が必要です。

また、いつも通り
落雷や突風の発生にもご注意ください。

その後、あさってにかけて
前線が南下しそうですが、
その南下のペースは
資料によってまだブレがあります。

早く南下すれば
早めに止んできますが、
ゆっくり南下した場合には
雨が長引いて総雨量が多くなることが
懸念点です。

長引いたり、雨雲が
予想以上に発達したりすると、
警報になる可能性もあり、
すでに気象台からも
警戒を呼び掛ける情報が出ています。

あすお伝えする見解でも
ご確認ください。


土曜日は、
前線が九州南岸に予想されます。

この週末の前線の位置も、
まだブレがあって、
資料が新しくなるために、
各国の資料も変わっていますので、
まだ予報が変わる可能性ありです。

きょうの段階では
前線に近い南部を中心に
雨の可能性もある予想になっています。

その場合には、さらに
総雨量が増える可能性もありますので、
ココの前線の動向も
防災上、気になるところです。

日曜日以降の
前線の動向も含めて、
あすの予報でもまたご確認ください。

210602
お昼ごろの
宮崎市上空

少し青空が
見えていました。

日付が出ると
一層蒸し暑さも
感じました。

雨の多い春でした

ノダっち

21年6月1日(火) 16:49

天気の話なノダ

けさも、
青空に白い月がきれいでした。

同時に、きのうの朝よりは、
低い雲も目立ってきていた
宮崎市内です。

湿った空気が東から入って
低い雲を作っているのでしょう。

きのうよりは、
高気圧の影響が弱まったことも
感じさせた雲でした。

ただ、昼間にかけても
引き続きよく晴れています。

強い日差しで
内陸を中心に気温が上がっていて、
最高気温は、都城で31度1分と
今年最高を更新しました。

ただ、前線の北側ですので
真夏の空気と違って
不快指数は真夏よりも
マシだったでしょう。


あすは、高気圧が離れて
湿った空気が流れ込みそうです。

日中にかけては、
上空の湿った空気が弱いため
大きな崩れは無いような
予想になっています。

ただ、念のため
平野部を中心にパラつく程度の雨は
考えておいた方が無難でしょう。

洗濯は、念のため
空模様を見ながらの対応を
お勧めします。


あさっては、梅雨前線が
九州付近まで北上してきて
雨が降りそうです。

暖かく湿った空気の
流れ込みが予想されるため、
雨雲が発達する所もあるでしょう。

金曜日は、前線が南下して
雨が止みがちな資料の傾向ですが、
離れ切らずに、
雨が残る可能性もあります。

気象台は、木曜日と金曜日の
警報級の可能性を「中」
発表してきました。

前線の位置や活動具合で
危険度が変わってくる状況です。

まだ資料による差がありますが、
あすお伝えする見解や
気象台からの量的な予報にも
注目しましょう。

また、連日お願いしていますが、
これからの雨に備えて
身の回りの溝の掃除などを済ませて
水はけをよくしておいてください。


また、土日に関しても、
前線が南に離れ切らない資料に
変わりました。

このため前線に近い南部を中心に
雲が分厚くなりそうです。
雨雲がかかる可能性もあります。

きのうも書きましたが、
今後の変化を
もう少し様子を見ましょう。

計算ごとの微妙な変化や
資料による変化は、
梅雨らしさですね。


なお、きょうから6月ということで
気象の統計区分では夏になったのですが、
きのうまでの春の3か月の統計では
雨が多かったというのが
特徴的になりました。

とくに主な地点では、都城が、
3ヶ月の合計降水量が
観測史上最大を更新しています。
とくに、都城は
5月の降水量も
観測史上最大になっていて、
今月に入ってからの雨の量が
春全体の降水量を押し上げたようです。

210601_1
青空に浮かんでいた
けさ8時ごろのの白い月と
白い雲
210601_2
気象庁HPより

5月の降水量平年差

この春の降水量平年差

3873件

1 ...158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 ...775

投稿月