雲の上の月を想う

ノダっち

21年5月27日(木) 17:45

きのうお伝えした

雨の月食のマニアックな
楽しみ方は、
確かに体感できたと思います。
 
が、データ的に
写真を撮って検証してみました。
 
カメラを軒下から空に向けて、
露光や絞り、感度、画角、ホワイトバランス
などを固定して、
皆既月食中の20時15分ごろから
撮影してみた結果を
画像欄に乗せておきます。
 
ご覧の通り、
見事に段々と明るくなる様子が
写っていました。
 
雨雲の底が低くなって
街明りの影響があった可能性も
否定できませんが、
徐々に変化していましたので、
月明かりの影響によるところが
大きかったでしょう。

ということで、
次回ももし曇ったら、
このマニアックな方法で
月食を体験してみてください。
 
そんな機会がないことを
心から願いますが^o^;
 
 
昨夜の月食中は、
もうしっかり雨でしたが、
特に日付が変わってから
低気圧が九州付近に来たタイミングで
発達した雨雲が流れ込んできました。
 
県内では、えびの高原で
60ミリを超える非常に激しい雨を
観測したほか、
きのう17時の降り始めからの総雨量も
17時間ほどで200ミリ近い
大雨になっています。
 
ちょうど通勤通学の時間帯の
雨が激しかったので、
大変だった方もいらっしゃったでしょう。
 
一方で、
前線が抜けた後は、
足早に雨雲も弱まりました。
 
宮崎市内は、昼前には
青空がのぞいてきています。
 
雨に洗われて、
とてもきれいな青空でした。
 
 
あすは、
前線が南に離れそうです。
 
ただ、しっかりと離れて
高気圧がしっかり覆ってくるほどでは
ありません。
 
このため、前線に近い南部を中心に
空の高い所の雲が多くなりそうです。
 
一方、前線から遠い北部ほど
晴れ間があるでしょう。
 
ただ、夜は、北部山沿いで
にわか雨の可能性もあります。
 
 
あさってから
来週の火曜日辺りまでは、
前線がやや南に離れ気味な予想です。
 
資料によっては
余り離れなくて、
高い所の雲がかかりやすかったり、
日曜日は雨雲も近くにありそうな
資料もありますので、
あすの予報でもご確認ください。
 
前線の北側ですので、
暑さは控えめでしょう。
 
 
来週前半にかけて
やや休みがちの梅雨ですが、
きょう発表の一カ月予報では、
平年通りに
くもりや雨の日が多い予想です。
 
ただ、降水量はほぼ平年並み、
という予想になっています。
先日の3カ月予報では
6月は平年並みか平年より多い
降水量の予想でしたので、
ちょっと、おやおや?
という感じでしょうか?
 
今年、この一カ月予報の傾向は
私の中で信頼度がいまいちです。
(5月の初めのものは
 いい感じだったのですが、
 確率分布が3:4:3のように
 はっきりとした傾向がないときは
 その通りに読まないほうが良いと
 思っています。)
ということで、ご参考程度に・・・
210527_1
一番左が皆既中、
一番右が部分月食が
終わった直後です。

設定はすべて
露光2.5秒、
絞りf2.8、
感度ISO200、
レンズ24mm
ホワイトバランス:太陽
南の空に固定です。
210527_2
きょう昼前
11時20分ごろの
MRTから西の空

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