あの噴火から10年

ノダっち

21年1月26日(火) 17:12

新燃岳が
本格噴火をして10年になりますね。

最近の新燃岳は、
表面上はおとなしく見えますし、
あの時のように、
GPSの観測資料的にも、
大きな変化は見えません。

ただ、きのうの
気象庁のライブカメラの画像を
画像欄に載せましたが、
相変わらず、火口を埋めている溶岩や
西側の割れ目付近から、
噴気が確認されていますし、
火山性地震も、
増減を繰り返しています。

引き続き、今後の推移を
注意してみていきましょう。

新燃岳の日々の火山性地震などは
気象庁HPの
こちらで確認できます。


きょうは、雨雲がかかって、
新燃岳山頂の様子は
ライブカメラから見えません。

低気圧が九州を通過していて、
県内は、早朝から各地に
雨雲がかかってきました。

きのうの予想よりも、
温暖前線側の雨雲が
しっかりとかかってきたようです。

低気圧の南側になっていて、
この時期の雨の割には
気温が高めで経過しています。

最低気温は
4月上旬から中旬並みの所が多く、
最高気温は、
3月中旬から下旬並みの所が
多くなりました。


あすには、次第に低気圧が離れて
天気が回復に向かいそうです。

ただ、資料によると、
昼頃まで南部でにわか雨の可能性が残る
ようなものもあります。

北部から晴れてきて、
南部ほど回復がゆっくりで、
晴れてくるのが遅れるように
解釈しました。

洗濯物も、
北部ほど乾かしやすいですが、
南部ほど乾きがよくない所もあるでしょう。

朝にかけての気温降下は
けさにかけてと同じような感じで、
日中は、日差しが戻る分、
きょうよりも気温が少し上がりそうです。

あすも、春の陽気になります。

ただ、北からの風が吹くため
日陰に入ると冷たい風も感じそうです。

南部の平野部は、
あさってのほうが
乾かしやすいかもしれません。

あさっては、
次第に寒気が南下してきますが、
今の所、午後以降で、
しっかり寒さを感じるくらいに
寒気が強まってくるのは、
夜以降になりそうです。

熊本県に近い地域は、夜には
寒気を連れてくる気圧の谷によって
にわか雨の可能性が出てきます。

金曜日に流れ込む寒気は、
なかなかに第一級の強さの予想です。

1500m上空で-12度の線が
九州北部にかかる予想ですので、
今月上旬のものと近い強さがあります。

ただ、3000m上空の寒気が
あの時ほど強くないため、
九州での雪の影響は
限定的になりそうです。
(今の資料では・・・)

また、一時的な寒気で
土曜日にはもう冬型が緩みつつ、
日曜日にかけて
寒気がじわじわと抜けていくでしょう。

それでも、土曜日の朝は、
放射冷却も効きやすくて、
冷え込みが強まるでしょう。

あさってから土曜日にかけてのは
またしても、気温が
ジェットコースター的に
急降下しそうです。

くれぐれも、
体調管理にお気を付けください。


来週に入ってからの寒気は、
きのうまでの資料よりも
落ち着いてきています。

ただし、先週後半からのような
本格的な春の陽気は
しばらくお休みでしょう。

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きのうの新燃岳火口
(気象庁HPより)

きょうは、雲の中で
見えそうになかったので、
きのうのうちに
保存しておきました。

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