次の月食は11月

ノダっち

21年5月26日(水) 17:08

弱い雨雲が

レーダーに映っています。
 
午前から映っていましたが、
地上が乾いていましたので
地面には届かなかったのでしょう。
 
ただ、午後は
地面付近も湿ってきましたので、
夕方前からパラパラしてきています。
 
この空なら、
月食観測は諦めがつくくらいに
分厚い雲に覆われてきました。
 
奇跡的に雲の隙間が出来て少しでも、
なんて思いもまだ持ってますが^o^;
 
今夜以降の天気の流れ的には
望みが薄いです。
 
そんな中で、非常にマニアックな
楽しみ方を提案してみます。
雲が分厚くなりすぎると難しいですが、
皆既状態になる20時過ぎと、
部分月食が終わる22時ごろでは、
おそらく空の明るさが変わると思います。
22時ごろには
雲が明るくなるのではないか、
その明るさの変化で、
月食を体感してみてはどうでしょうか。
 
前回の月食の時にも、
雲に隠れた後でこの変化があったので、
発達した雨雲になりすぎなければ
体感できるかもしれません。
 
一方で、
ちゃんとした月食の観測は、
次に目を向けましょう。
 
先日も書きましたが、
次の皆既月食は、
来年の11月8日です。
 
また、今年も、
11月19日に部分月食があります。
この時は、98%ほど欠けますので、
ほとんど皆既状態になるといって
問題ないでしょう。
 
月に映る地球の影の縁はぼんやりして、
ハッキリした境目ではありません。
このため、残り2%の部分にも
ぼんやりした影がかかると思います。
 
まずは、今年の11月に
リベンジしましょう。
 
 
あすは、梅雨前線上の低気圧が
九州付近を進みそうです。
 
低気圧に向かって
南から暖かく湿った空気が流れ込み、
発達した雨雲が出来ます。
 
とくにこの低気圧や前線が近い、
明け方から昼前にかけては
非常に激しく降る所がありそうです。
 
急に道路が冠水するよう
降り方をする恐れがあります。
 
暗い時間に
そんな降り方をするところもありますので、
くれぐれも車の運転など
ご注意ください。
 
降り方が激しい時は
暗くて良く見えない
線路の下のくぼみなど
通行を避けたほうが良いでしょう。
 
通勤通学の時間も、所によって
雨が強い可能性もありますので、
時間に余裕を持ってのお出かけを
おススメします。
各種交通機関の
乱れにもお気をつけください。
 
また、中小の河川を中心に
増水や氾濫に警戒が必要です。
もちろん、崖の近くの方は
土砂災害の発生にも警戒してください。
 
あすの午後には、
低気圧や前線が離れますので、
雨の降り方は弱まって
次第に天気が回復に向かいそうです。
 
 
あさっては、
南に離れる前線の北側の雲がかかって
雲が多くなります。
 
ただ、午後を中心に晴れ間もありそうです。
 
土曜日、日曜日は雲が薄く
大きな崩れは無さそうですが、
雲がしつこそうな資料もありますので、
もう少し様子を見ましょう。
210526_1
昨夜20時ごろの
羊の大群の中を進む月

今日が無理だろう、
と思いつつ
昨日の月を愛でた
ノダでした。
210526_2
昨夜23時ごろ、
薄い雲が前を通過している
丸い月

きょうは
月との距離が近い満月の
スーパームーンですが、
昨夜の月も
十分地球に近くて、
今夜の満月との
肉眼でみた見かけの違いは
ほとんどわからないと思います。

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