不安定なGW

ノダっち

21年4月30日(金) 18:10

朝から広く晴れましたが、

山沿いを中心に
ジワジワと雲が沸いてきました。
 
レーダーなどを見ていると、
一部では、
雨雲もかかったと思われます。

上空に寒気が入っている一方、
地上の気圧配置は
南高北低となっていて、
気温が上がりやすい形でした。
 
最高気温は、
平野部で25度を超えた所が多く、
半袖でちょうどいいくらいになっています。
 
このため、地面付近と上空の気温差が
大きくなりやすく、
大気の状態は不安定です。
 
ただ、カミナリ雲ほどのエコーは
見られませんでした。
 
 
この大気の不安定な状態は
週末も続きます。
 
あすは、日中に前線の通過もあって
雨雲が増えそうです。
その中で、
雨雲が局地的に発達する恐れもあります。
急な強い雨や
落雷、突風の発生にご注意ください。

また、きのうも解説しましたが、
日曜日は、上空5500m付近に
この時期にしては強い寒気(真冬並み)が
入ってきそうな予想が続いています。
 
それに伴う、
空の高い所の前線も予想されていて、
朝から晴れて地面が温められると、
大気の不安定感が増しそうです。
(あす土曜日は、そもそも
 下層に暖かい空気が流れんで不安定ですが、
 日曜日は、下層に
 やや冷たく乾いた空気が入るので、
 5500m上空の寒気が強くても
 晴れて地面が温められなければ
 明日よりは不安定度はマシな予想)
 
朝から晴れた時ほど、
午後の急な雷雨にご注意ください。
 
また、特に登山を計画されている方は、
天気の急な変化に備えた装備の準備と
念のための寒さ対策の準備もお願いします。
 
 
月曜日は、高気圧に覆われて
朝にかけて放射冷却が効いてくるため、
内陸を中心にグッと冷えそうです。
 
山沿いは霜が降りる所もありそうですし、
平野部も朝はこの時期にしては
強い寒さの予想になっています。
 
体調や農作物の管理に注意が必要です。
 
月曜日にかけてキャンプをする方は、
寒さ対策を忘れずに準備してください。
 
火曜日も晴れた後、
次第に雲が多くなり、
こどもの日も前線が通過しそうです。
 
こどもの日も、下層には
暖かく湿った空気の流入が予想されます。
上空には、明日ほどではないものの、
冷たい空気もありますので、
やはり雨雲の発達に関して、
気を付けておきたい状況になります。
 
その後も、週末にかけて
天気は小刻みに変わりそうです。
 
6日にいったん晴れますが、
また8日土曜日に雨が予想されます。
 
この連続した寒気の南下が過ぎたら
天気が安定してほしいものですが、
4月終わりから5月の前半は、
メイストームという言葉もあるくらい
寒気と暖気のぶつかり合いで、
低気圧が発達しやすい時期です。
 
昨日発表された一カ月予報も、
14日ごろにかけて
平年より晴れる日が少ない
予想になっています。
 
ただ、先週の一カ月予報は、
1日から7日にかけて
平年より晴れる日が多いと
書いてありましたので、
参考程度に。。。
 
 
なお、野口宇宙飛行士の地球帰還が
また延期されました。
 
ISSでの日本人2人態勢が
伸びたことになりますが、
この先、今の所、
宮崎からよく見えそうなのが
次は13日の予想です。
 
そこまでは伸びないでしょう・・・
210430
きょう昼過ぎの宮崎の空

大淀川の河川敷は
シロツメクサが
だいぶ咲いてきました

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