400年ぶりはまだ楽しめる!

ノダっち

20年12月22日(火) 17:30

やはり、ノダの目では
重なって見えて、
二つの星には見えませんでした。

目が良い方は、18時前後に
きっちり分離して
見えたかたもいらっしゃったようです。

視力検査に使えそうな、
昨夜の木星と土星でした。

みなさんは、
どう見えましたでしょうか?

きのうのオンエアでお見せした、
たちばな天文台で撮影された
人類史上初の眺めの写真と、
ノダがオンエア後に大急ぎで
簡易的に撮影した写真を
載せておきます。

きょうからは、徐々に
土星が木星の下に行って
離れていきますので、
この後の変化も、
ぜひ見てみてください。

きょう時点でも、
ノダの目では、まだ
重なって見えそうな気がします。
まだそれくらい近いはずです。
見かけ上、きのうと
あまり変わらないでしょう。

南西の低めの空で
最も目立つ星が木星で、
そのすぐ近くに土星があります。

きょうも、昨日から引き続いて
良く晴れていますので、
今夜もよく見えるでしょう。


晴れている分、
朝は、今朝も山沿いを中心に
氷点下まで下がりました。

一方、日中の気温は、
ほぼ平年並みまで上がってきていて、
日差しの下を散歩すると
しっかりと日差しの暖かさも
感じられたノダです。

串間では、
最高気温が15度まで上がっています。
県内で15度以上の最高気温が出たのは、
今月13日以来、9日ぶりです。

一方、その分、空気も乾燥しています。

今日の日中の湿度は、
宮崎市で29%まで下がったほか、
都城や延岡、油津の各地も
37~40%まで下がりました。

火の取り扱い、暖房器具の点検は
十分な注意が必要です。


あすも、引き続き晴れますが、
午後以降は
だんだん高気圧の後ろ側になります。

今日よりは薄い雲も増えそうです。

あすは、まだ雲が出てきても
雨が降ることはないでしょう。

朝にかけては、
引き続き放射冷却が効くため
冷えそうです。

昼間は、今日と同じくらいの
陽気になるでしょう。


あさっては、
九州の南北を低気圧が通過して、
雨の降るタイミングがありそうです。

山沿いほどしっかりで
平野部は雨の量が
少ない所もあるでしょう。

朝にかけて雲が多くなるため
朝の寒さは少し和らぐ一方、
昼間に雨が降りそうなため
昼の気温上昇は鈍くなって、
昼間も空気がヒンヤリしそうです。

その後、金曜日には
少し寒気が南下します。
昨日までのような寒気ではないものの、
土曜日の朝には
また強い冷え込みの所があって、
気温の日々の変化が大きい所が
出てきそうです。


その後、
日曜日には再び雨が降って、
少し遅れて、
29日ごろから寒気が南下する予想で、
この寒気の前面でも
雨雲が出来る可能性もあります。

昨日までに引き続いて
強い年末年始寒波になりそうな
資料になっています。

強い寒気の県内への流入は、
30日ごろから予想されていて、
きょうの10日予報の資料だと
元日にかけて強い寒気の予想です。

明日には2日までの資料になりますし、
この傾向が変わらないかどうか、
注目していきましょう。

201222_1
たちばな天文台にて
21日午後5時10分ごろ撮影

木星の縞模様は
わかりにくいですが、
じわっと見えています。

土星の輪っかもはっきり。

合成なしで、
一つの画角の中で
木星の縞と土星の輪を見た我々は
人類史上初めての世代です。
201222_2
オンエア後に、
ミック駐車場の屋上から
撮影しました、
先日と同じくらいの
画角です。

金曜日の日記に載せた
写真と比べると、
二つの星が
かなり近いのが
わかると思います。
201222_3
オンエア後に、
こちらも望遠レンズで
取り急ぎ撮影したものです。

木星の衛星と土星の
位置関係の違いが
きのうの載せた写真とくらべると
よくわかると思います。
201222_4
こちらは、オンエア前に
スマホで撮影したもの、

これも拡大すると、
ちいさく土星もありますが、
目で見た印象に近い
画像です。

投稿月