139年でも最も暑かった秋

ノダっち

24年12月2日(月) 18:00

やはり、明治20年の観測開始から
138年で最も温暖化した秋でした。
(統計のページでは、
 1886年から資料があるものの、
 気象庁がきょう発表した資料では
 1887年開始となっていたので、
 1887年以降(明治20年)とします。)
 
宮崎の場合、
温暖化というか、
最も暑かった秋
といった方が良いでしょうね。
 
グラフを載せておきますが、
この秋は、ダントツです。
 
はじめて22度台に乗っています。
 
気候変動の予測では、
県内は秋や冬の気温ほど
顕著に温暖化すると
予測されていますので、
その面でも、秋の気温が
ココまで高くなると、
かなり気になるデータです。
 
前にも書いたと思いますが、
今後、温暖化が進行すると、
今年の秋のように
11月になっても
大雨を心配しないといけないような
そんな年が増えるのかもしれません。
 
画像欄にも
少し解説を書いていますので
併せてごらんください。
 
 
きょうも、12月になったと思えない
心地よい陽気の秋を感じる
昼間の気温でしたが、
この冬は、ラニーニャ(もどき)の影響で
それなりに寒くなりそうな
予測が出ています。
 
急な寒さで体調を崩さないように
ご注意下さい。
 
ひとまず、今週後半は
再び冬らしく寒くなってきます。
 
 
週末も、
朝晩は空気が冷たかったですが、
昼間は
日差しの温かさも感じられましたね。
 
ノダは、土曜日の午後に
筋肉に刺激を与えておきたいと思い、
25キロほどサイクリングしました。
 
休み休みですし、
それほど強く踏み込んでいないですが、
有酸素運動にはなったかなと思います。
 
相変わらず、ひざの状態があまりよく無く
今週末は
とりあえずハーフを目指す予定です。
無理をしないように気を付けます。
 
日曜日も、少しで書けて
久峰公園の300段近い階段を
上がってみたりしました。
 
公園で遊ばれているご家族連れも
たくさんで、
なんだか懐かしかったです。
 
 
きょうも、朝は
それなりに寒さを感じましたが、
それでも、平年よりは
高めの所が多くなっています。
 
昼間は、良く晴れて
気象台から
イロハカエデの紅葉が発表されたので
昼前に自転車をこいで行ってきましたが、
上着はいらないくらいでした。
 
平年より2日早く
去年より10日遅い紅葉となっています。
 
気象台に観に行ってみると、
やはり、真っ赤なキレイな
イロハカエデの紅葉ではなくて
赤みのある茶色っポイ紅葉でした。
 
赤が濃くならなかったのは
秋の朝晩の冷え込みの弱さが
影響したのではないかと思っています。
 
一方、イチョウの標本木は
けっこう黄色くなっていて、
上の方は散っていましたが、
まだ下の方が黄緑に見えました。
 
また、例の
ナンキンハゼも
まだ頭の方だけでした。
写真は、またあす撮ってみます。
 
日本人としての楽しみの
紅葉についても
秋の高温がもたらす影響についても
気にする必要もあるでしょう。
 
 
あすも、
きょうと同じくらいの気温で経過しそうです。
 
内陸を中心に朝と昼の気温差が大きく、
朝は分厚い上着も細しいくらいですが、
昼間は、平野部を中心に
上着がいらないくらいの所もあるでしょう。
 
引き続きよく晴れて
洗濯物も気持ちよく乾かせます。
 
 
あさって水曜日は
緩やかに寒気が入ってきて、
弱い冬型で、
県内は広く晴れて、
朝晩を中心にこの時期らしい
寒さに戻るでしょう。
 
昼間は週末くらいの気温に
戻ってきそうです。
 
さらに
木金と寒気が強まりそうですが、
その程度については
まだ資料に幅があります。
 
それによって
寒気による雲のかかり方が
変ってくるでしょう。
 
寒気が強まる予想では
とくに日曜日ごろが
底になりそうです。
 
ただ、
しっかり寒気が入るほど、
平野部は晴れやすくなりますが、
逆にあまり強まらない予想だと
土日にかけて
南岸の前線的なものが
影響しそうな予想も出てきました。
 
アオタイの日のコンディションも
寒気の強さによって
変ることになりそうです。
 
もう少し様子を見ましょう。
 
ただ、いずれにしても寒そうです。
 
ボランティアの方も
中に着こめる準備や、
ランナーの方も
とくにゆっくり走る方ほど
寒さ対策も考えて
準備しておいた良いかもしれません。
 
今のところ、
昼は2017年大会くらいか、
朝は18年16年の大会くらいか、
という予想になっています。
(あのころ、ノダは
 そこそこ早かった(笑))
241202_1
秋の気温の変化

70年代以前は
18度を下回る年が
しばしばあったのに対して、
90年代以降、
18度を下回る年は無く、
20度の線を超える年が
増えています。

ここ40年くらい
明らかな高温傾向が
見えると思います。

なお、99年までの
20年間の平均は
19.5℃で、
今世紀末の20年で
秋の気温は、
温室効果ガスの排出が
抑えられた場合で
宮崎は1.2℃、
今のままの排出が続くと、
4.1℃の上昇が
平均的に
予測されています。

今年の秋の気温は
その中間くらいの
レベルにあったことになります。
241202_2
紅葉が発表された
気象台のイロハカエデ

写真よりも
肉眼で見ると
茶色がかっていました
241202_3
きょうの
イチョウの標本木
241202_4
土曜日の夕陽

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