冬ごもりを終えるには十分すぎる陽気

ノダっち

21年3月5日(金) 17:27

二十四節気で、啓蟄を迎えました。

 
冬ごもりをしていた虫たちが
穴から出てくるころ
といった意味の暦で、
春らしさが増してくる暦です。
 
虫という字も使われているので、
簡単に説明するときには
虫「たち」として
済ませてしまうことが多いですが、
カエルとかトカゲとか
そういった動物も指していると
されています。
 
きょうの県内の陽気は、
虫が飛ぶ回るのには
申し分なかったことでしょう。
 
昼に河川敷に出てみると、
モンシロチョウが飛んでいました。
技術も機材もなく、
スマホでは
うまく撮れませんでしたが^o^;
 
朝にかけては、
雨を降らせた低気圧が
暖かい空気を運んできて、
5月並みの最低気温になった所が多く、
日中も、その最低気温に
日差しのパワーが加わって
昇温しています。
 
西風が吹いていて、
良く晴れていましたので、
夏日になるかも、という注目も
して見守りましたが・・・
 
宮崎市内で
23~24度台まで上がった後、
13時半ぐらいから
北東からの風に変わって、
気温が下がっています。
 
夏日はお預けです。
 
それでも、
上着がいらないくらいでしたね。
 
 
この暖かい空気は、
けさにかけて雨を降らせた低気圧が
運び込んだものです。
 
低気圧の東側では、
やや活発な雨雲も出来て、
特に今日の午前にまで
しつこく雨が残った北部の平野部を中心に
まとまった雨になっています。
 
そして、残念なのが、
この雨と温かい空気の影響で、
五ヶ瀬ハイランドスキー場の
ゲレンデの雪が溶けてしまいました。
 
あさって日曜日が
今季最終日の予定でしたが、
この先も雪づくりが出来そうにない
気温も予想されているということで、
今季の営業自体が
きょうで終わってしまっています。
 
今季は、寒い冬という予想もあり、
特に前半はいいゲレンデが
維持できていたと思うのですが、
後半の予想外の高温に
やられてしまいましたね。。。
 
残念です。
 
また、来季は、
たくさんの人が気兼ねなく行ける
雰囲気にもなっていますように( 人 )
 
 
あすは、また
湿った空気が増えてきます。
 
このため、あすも
雲がかかりやすいでしょう。
 
雲が増えるため、
朝にかけての気温降下は小さくて、
あす朝の最低気温も、
日中も雲が多くて、
スッキリしない空模様ですが、
雲の隙間もありそうな資料に見えます。
 
少し日が差すと、
春らしい陽気も
感じやすいくらいでしょう。
 
ただ、一方で、
湿った空気が増えると、
一部で雨雲になる可能性もあって、
お出かけの際は、念のため、
雨具を準備しておくと良さそうです。
 
 
日曜日は、南に伸びてくる
前線の影響を受ける予想で、
雨の予想が出ています。
 
ただ、昨日までの資料よりも、
南に前線が離れていて、
前線のもう一段北にできる
気圧の谷での雨の量にも見える
資料になってきました。
 
昨日までの資料よりも
日曜日の雨は控えめで、
午後の南部が中心となりそうです。
 
ただ、やはり、
日曜日も傘を準備して
出かけておいた方が良いでしょう。
 
また、前線の北で雨が降りますので、
今度は昼の気温が上がりません。
昼間も、しっかり上着が欲しいくらいで
ヒンヤリ感じそうです。
 
体調管理にもお気を付けください。
 
 
週明けの天気も
この前線たちの予想が不安定ですので、
ハッキリしない所もあって
月曜日も弱い雨が残る可能性、
を今日時点では考えておきます。
 
火曜日は、次の低気圧が
また南岸を通過しての雨の予想で、
この進路によって
雨の降り方が変わるでしょう。
 
今のところ、水曜日には
スッキリ回復しそうな資料は、
揃っています。
 
 
なお、南太平洋で発生した
M8クラスの地震によって、
あすにかけて
若干の海面変動が予想されています。
 
大きな被害を
もたらすものではないものの、
 20センチ未満の
津波が来る可能性がある、
という意味です。
 
日本でも、午後4時を過ぎて、
小笠原諸島の父島で
潮位計に明瞭な変化が見えてきています。
 
大きな被害が出るようなことはないでしょうが、
県内の沿岸でも
いつもよりも潮の流れが
大きくなるなどのタイミングが
あるかもしれません。
 
サーフィンなどで海に入る方は、
念のため、いつもと違う
潮の流れがあるかもしれない点を、
頭に入れておいてください。
 
なお、そもそも、海は
週末の間も波が高い予想です。
海のレジャーはご注意ください。
210305_1
昼前のMRTから北西の空

きれいな青空でした。
210305_2
小笠原諸島・父島の
潮位系情報
(気象庁HPより)

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