短い秋晴れ

ノダっち

20年10月20日(火) 17:02

朝から気持ちよい青空が広がりました。

早めに晴れてきたようで、
放射冷却も効いたため、
けっこう冷えたなぁという印象です。

宮崎や都城、加久藤、高千穂などで
今季最低を更新しています。

ただ、今度の週末は、
これ以上にグッと冷えそうですので、
体調管理に注意しておきましょう。


朝は冷えたのですが、
昼にかけてもよく晴れたため、
昼間は、
この時期らしい陽気が戻っています。

最高気温は、23度前後まで上がって
各地ともきのうより高くなり、
軒並み平年並みに戻りました。

日中の湿度も
40%前後まで下がって、
カラッとした
秋らしい陽気だったと思います。


あすは、高気圧が東へ離れて
県内には東から
湿った空気が流れ込みそうです。

午前中は
所々に晴れ間が残りそうですが、
午後にかけては
次第に分厚い雲になるでしょう。

一部に
弱い雨雲がかかる予想もありますが、
遅い時間帯が中心になりそうです。

お帰りが夜になりそうな方を中心に
傘を準備しておくと安心でしょう。

洗濯物は、
今日よりは乾きが良くなさそうです。
午後は
空を見ながらの対応をおススメします。

一方、雲が増える分、
朝にかけての寒さが弱まって
(放射冷却が弱まって)
午前を中心とした日差しで
朝の気温が高い分、
昼にかけての気温も上がって
一部で夏日になる可能性もある
予想気温になっています。

あすの昼間も、
薄着で過ごせるくらいでしょう。


あさって木曜日は、
低気圧や前線が通過して、
午後を中心に
本格的に雨の降る時間がありそうです。

単純な南岸低気圧ではなくて、
九州の北にも低気圧が予想される、
二つだまの形が予想され、
どちらかというと北の高気圧がメインで
上空には暖かい空気も予想され
土曜日のような寒さはないでしょう。

予想に反して、南の低気圧がメインで
北からの風が吹いてくると
また気温が上がりにくい
パターンの可能性も少し残ります。

金曜日には低気圧や前線が東に抜け、
次第に
冬型の気圧配置になってきそうです。

金曜日は次第に天気が回復しますが、
風は冷たくなってくるでしょう。

上空1500m付近では、
土曜日にかけて、
11月上旬から中旬くらいの
冷たい空気が南下する予想が
続いています。

冬型が緩んで
放射冷却が効いて
冷えた空気もたまりやすくなってくると、
土日の朝晩は、グッと寒さが強まり、
山沿いの標高が高い盆地で
霜が降りるくらいに
冷える可能性もありますので、
農作物や体調の管理にご注意ください。


なお、きょう、フィリピンの東で
台風17号が発生しましたが、
西に進み続ける予想で、
日本への影響はない見込みです。

一方、これとは別に、
日本の南に熱帯低気圧も
発生しました。
こちらも、影響は無さそうですが、
また北緯20度より北の
日本に近い所で出来たことが
気になっています。

201020_1
けさの宮崎市の青空
201020_2
正午の衛星可視画像

九州は良く晴れています。

右下の辺りに
熱低の渦巻きが
確認できます。
201020_3
きのう夕方の
MRTから西の空
201020_4
先日もニュースで
お伝えしましたが、
あちらこちらで
今年もこの時期に
サクラが咲いています。

きょうは、
えびの市に取材に行った
税田記者から
届きました。

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