結局、季節が進んだ9月でした

ノダっち

20年9月30日(水) 18:00

朝からぐずぐずした天気の
9月の最終日になりました。

今月を象徴しているかもしれません。

今月のきのうまでの数字を見てみると、
全般に降水量は
平年より多くなっていて、
日照時間は平年より少なめです。

平年に比べて降水量が特に多い所は
えびの高原で約2.5倍(過去3位)、
西米良が約2.3倍(過去4位)、
加久藤が約2.2倍(過去4位)となっていて、
とくに台風10号によって
たくさん雨が降った所ほど
平年比でも多くなっています。

また、9月の日照時間は、平年比で
7割から8割前後の所が多くなりました。
7割を切っている小林は
2000年~と統計期間が短いものの、
観測史上最も少なくなる可能性があり、
統計期間が長い所では
都城で2番目の少なさになりそうです。

秋雨前線などの影響が出やすかった
9月と言えそうです。

平均気温は、平年比で±0.5度以内に
収まっている所が多くなっています。
この範囲を超えているのは、
小林が約-0.7度、
宮崎空港が約-0.6度となりました。

気温的には、
先月までの長期予報に反して
しっかりと季節が進んだ
9月だったといえそうです。

なお、台風10号で
はらはらした今月ですが、
結局、日本には上陸ゼロになります。
9月までに上陸が一つもないのは、
11年ぶりになるようです。


きょうも、雨の影響もあって
やはり
昼の気温が上がりにくくなりました。
最高気温は、22度前後のところが
多くなっています。
上空に冷たい空気も入ってきているので
その影響もあるのでしょう。

九州の東で風がぶつかって
雨雲を作ったこともあって
平野部や南部を中心に
雨雲もかかりやすくなりました。

きのう予想した中では
雨がしっかりかかる方で、
しかも、午前を中心に降る
パターンになりました。

う~~~む、です^o^;

山沿いは、
午後から止んできているものの、
上空の寒気を伴った気圧の谷もあって
平野部ほど午後も雨が上がりきらずに
所々に雨雲が残っています。


あすは、移動性の高気圧に覆われて
スッキリと天気が回復しそうです。

日中は強い日差しとともに、
再び汗ばむ暑さになる所もあります。
半そでで
ちょうど良い陽気が戻るでしょう。
ただ、日陰では
涼しい風も感じられそうです。
脱ぎ着しやすい服装が良いでしょう。

洗濯物もよく乾きます。

夜には、キレイな十五夜お月さんを
拝むことが出来るでしょう。

あすの宮崎市での月の出は
午後6時ちょうどとなっています。

予想通りに晴れていれば、
夕方の天気コーナーで
ノダと加藤アナの間に
十五夜を写すことが出来そうです。

Wお月様・・・^o^;


あさっても晴れて、
あすと同じくらいの陽気になった後、
週末は雲が増える可能性があるものの、
大きく天気が崩れるほどでは
無さそうな予想になってきました。

きょうの資料なら
今週末の運動会も問題ありません。


なお、来週初めは
この時期にしてはやや強めの寒気が
南下しそうな気配が
引き続き予想されています。

新型コロナウィルスの感染状況が
県内では収まった状態ですが、
引き続き、体調管理には油断せずに
気を付けておきましょう。

200930_1
最近30日の
降水量平年差
(気象庁HPより)

今月の統計値とは
1日ズレますが、
あまり大きく
変わらないでしょう。
200930_2
最近30日の
日照時間平年差
(気象庁HPより)
200930_3
最近30日の
平均気温平年差
(気象庁HPより)

 

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