12号は最後まで興味深く

ノダっち

20年9月24日(木) 17:29

台風12号は、
高緯度で発生して、
そして、最近優秀だった
各国のコンピュータが
なかなか良い予想が出来ないまま
進んでいると思ったら、
関東の南東まで進んだきょう、
速度を落として
午前9時から
ほとんど停滞」になりました。

普通は、
東にあのように向きを変えたら
そのまま偏西風に乗って
速度を上げそうですが、
停滞するなんて、
なかなか興味深いやつです。

北の高気圧にもブロックされて
行き場を失ったのでしょう。

そして、下層の雲の渦と
発達した雲エリアが分裂し、
午後3時には、中心が迷走状態のまま
温帯低気圧に変わりました。

なかなかに、予測が難しく
振り回された台風だったと思います。

むしろ、きょう
九州南部に近づいている低気圧の方が、
強い雨をもたらす地域がありそうです。


一方、隠れた秋雨前線の中で
九州南西で発生した低気圧により、
県内は、きのうの予想よりも
だいぶ早く雨が降り出しました。

このあたりの予測のブレ、
ひょっこりできてきた低気圧も、
12号の興味深い動きと
無関係ではないと思います。

この低気圧に吹き込む
冷たい北風と雨の影響で
昼の気温が上がっていません。

朝の気温からほぼ横ばいです。
13時半現在、
20~21度前後の所が
多くなっています。

資料によると、低気圧が近づく夜は
雨雲が強まる予想です。

今夜は、
道路の冠水や落雷の発生などに
ご注意ください。


低気圧はあすになると、
次第に東に離れそうです。

雨雲は、ほとんど朝までに抜けます。

ただ、資料によっては、
午前まで気圧の谷が残って
にわか雨の可能性もあるため、
洗濯は、午前まで
空模様を見ながら対応しておきたいです。

一方で、パターン的には
晴れてくるパターンですので、
朝になって、青空が広がっていれば
大丈夫だと思います。

日中は、雲が残る所があるものの、
日差しもしっかりあって
気温が上がるでしょう。

再び汗ばむくらいの暑さになりそうです。
半そででちょうど良いくらいでしょう。


土曜日は、上空の気圧の谷が通過して
上層雲が厚めにかかりそうです。
日が陰ることもあるでしょう。

この雲は、上空での
秋の空気の先端にある雲です。

日曜日になるとスッキリと晴れて
秋本番の空気が流れ込んできます。

日曜日は、問題なお出かけ日和、
運動会日和です。

朝はヒンヤリで、
昼間はカラッとした暑さで
日かげでは暑さが凌ぎやすいものの、
強い日差しによる熱中症
(日射病)にご注意ください。

また、十分な日焼け予防が必要です。

月曜日から火曜日の朝は、
肌寒さが強まりそうな予想が
変わっていません。

今週の月曜日と同じくらいの
肌寒さになるでしょう。


来週にかけての気温は、
平年並みか平年より低めの予想ですが、
きょう発表された一ヶ月予報だと
2週目(10/3~)は
ほぼ平年並みながら
4:3:3でやや低温より、
10/10~の2週間は、
平年並みか平年より高い予想です。

さて、おそらく
これまでの傾向などから
来月は高温よりの予想が
出てくると思われますが、
あすは3か月予報と
冬にかけての天候傾向予測が
発表されます。

注目してみましょう。

200924_1
午後1時半の気温

南部のきょうの最高気温は、
未明に出た所が多いです。
200924_2
午後1時までの最低気温

午後1時半現在の
上の気温との差が小さく、
昼の気温が上がっていないのが
分かっていただけるか
と思います

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