ラニーニャ発生

ノダっち

20年9月10日(木) 16:51

朝は、キレイな青空で
秋らしさを感じる
爽やかな空気でした。

南岸の秋雨前線によって、
未明から明け方に
所々で雨が降ったものの、
朝には一旦活動が
弱まったようです。

やはり前線の北側で
暑さは控えめになっていて、
午前を中心に日差しがあったものの、
最高気温は、全域で30度に
届きませんでした。

日中は、
徐々に雲が多くなったものの、
まとまった雨雲にはなっていません。

昨日予想したよりも、
前線の活動が強まっていないようです。

ただ、夕方になって、
所々に雨雲がかかってきました。


前線は、あすにかけて
九州北部付近まで
北上傾向の予想です。

この影響で、前線南側の雨雲が
所々に時おりかかる
予想になっています。

前線が予想通りに動けば、
雨は降りそうです。


土曜日も、雨が降ったり止んだりで、
日曜日まで
前線が残る予想が続いています。

日曜日は、後半にかけて
だんだんと解消に向かう
気配も見えますので、
運動会に希望の光が
無いわけではないですが、
今の予想は、
ちょっと厳しい所が多くなりそうです。

とはいえ、おそらく
全体的にまんべんなく降るような
雨でもなさそうに見えます。

所によっては出来そうです。
あすの資料も観てみましょう。


ところで、
予想天気図を見ると、
不意に熱低が出来ていて、
驚かれた方も
いらっしゃったかもしれません。

今のところ、台風には
発達しない予想です。

上空の風の条件が
そろっていないのでしょう。
熱低としても、
九州には影響ない見込みです。


一方、気象庁からは、
ラニーニャ現象が発生したとみられる、
と発表がありました。

このまま、冬にかけても
続く可能性が高いとのことです。

ラニーニャ現象の発生は、
2017年秋~2018年春以来になります。

統計的な特徴として、
ラニーニャ現象が発生しているときの
西日本太平洋側では、
平均気温が
秋が、平年並より
高くなる確率が最も高く(50%)、
降水量は、
平年並みか平年より少ない傾向です。

冬は、
平均気温が
平年並みが39%、
平年より低いが46%で
平年より高い、いわゆる
暖冬になる可能性が
低くなっています。

寒い冬は、
晴れる日が多くなりやすいです。

前回のラニーニャ時は
秋の気温がほぼ平年並みで
冬の平均気温が平年より低く
(‐0.8度)なっていました。

その前の、
2010年夏~2011年春の時は、
秋がほぼ平年並みながらも
+0.4度で、
雨量は
平年より少なめになっています。
冬は、
平年より少し低め(‐0.6度)でした。

2007年春~2008年春の平均気温は、
秋が平年より高く、
冬はほぼ平年並みだったようです。

先月末にでた
3か月予報を思い出してみると、
秋の平均気温は、
平年より高い予想でした。

25日には、冬にかけての
天気傾向が発表されますので、
注目してみましょう。

200910
8月の海面水温
(気象庁HPより)

赤道域の東部を中心に
平年より低くなっていて、
インドネシア付近は
平年より高めです。

投稿月