ノダっち

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きょうも雷雨

ノダっち

21年7月13日(火) 17:01

天気の話なノダ

九州北部と中国地方も
きょう、梅雨明けが発表されました。
四国が取り残されています。

ただ、いずれも、やはり
まだ不安定です。


きょうも、昼頃から
雨雲が各地で湧いていきました。

湿った空気の流れ込みがあり、
朝からの日差しで地面が暖められて
気温が上がり、軽くなった
湿った空気が上昇して
雨雲を作っています。

さらに、上空にある寒気が
雨雲の発達を手伝っているのでしょう。

県の雨量計では、
1時間に50ミリを超える
非常に激しい雨を観測した所も
都城市内でありました。

きのうよりも、県内での発達規模が
やや大きくなったように見えます。

局地的には、道路が川のようになったり、
冠水が起きるような降り方を
したかもしれません。

宮崎市の市街地にまで
きょうは雷雲が入ってきて
通過しました。

大粒の雨でしたね。

各キキクルが
所々で黄色くなっていました。

局地的ですが、とくに
1時間以上土砂降りが続くようなときは
キキクルを確認しましょう。


あすも、引き続き、
今日と同じような空模様でしょう。

きょうよりも、やや
午前の日差しが弱いかもしれません。

それでも、日差しはあって
そこそこに気温が上がって、
午後にかけて雨雲を作ってくるでしょう。

今日ほど気温が上がらなければ
きょうほどの雨雲にならないかもですが、
あすも、急な雷雨に要注意です。
空が暗くなってきたら、
雷にも気を付けて、
洗濯物も早めに取り込みましょう。

あさってにかけても、
この傾向は続きそうです。

その後、週末は
昨日もお伝えしたように、
東からの湿った空気が
流れ込みやすい形になります。

上空の高気圧も北に偏るため
雨雲が出来やすくなるかもしれません。

もう少し様子を見ますが、
湿った空気のエネルギー具合で
雨の降り方が変わってくるでしょう。


なお、来週に関しては、
もっと良く分かりません^o^;

フィリピンの東辺りにある雲が
まとまるのか、まとまらないのか、
どう動くのか、高気圧を強めるのか・・・

などなど、未知数すぎます。

専門的な海外の気象資料(モデル)を
観た方の中には、
一部におやおや?と思われるものを
目にした方がいるかもしれないので、
念のため書いておきますが、
上記の通り、まったくわからない、
情報と思っておいた方が良いです。

210713_1
お昼ごろの宮崎市から
南の空の入道雲
210713_2
宮崎市内から
午後2時過ぎの
積乱雲

レーダーと照合すると、
左側の白い雲は
鰐塚山の東側にあった雨雲で
右の黒い雲は
都城市付近の
かなり発達した積乱雲です。
210713_3
午後3時頃の
宮崎市から南西の空

宮崎市内に
雨雲が入ってきていました。

中央の
雲の下の白い部分は
雨柱とも呼ばれる
雨が激しく降っている
部分です。
210713_4
午後3時20分過ぎの
MRT西玄関前

大粒の雨が
激しく地面を
打ち付けていました

 

梅雨明けは発表されましたが・・・

ノダっち

21年7月12日(月) 16:59

天気の話なノダ

明けましておめでとうございます。

週末に予想していたよりも
一日早く昨日、気象庁が
九州南部の梅雨明けを発表しました。

ただ、きのうの今日も、
予想通りに雨が降っています。

上空に冷たい空気があって
まだ太平洋高気圧が
本気を出していない
(本格的な強さで
 覆ってきていない) ため、
先週と変わらず
不安定な天気になりやすいのです。

ただ、
先週との違いは
天気図上から梅雨前線が
徐々に姿を消す点でしょう。

きのうから、九州付近では
不明瞭になってきています。

また、不安定な天気が続く中で
どのタイミングで
梅雨明けを発表するかな?
という注目もありましたが、
土曜日に大雨の恐れがあったために
梅雨明け先週は発表が出来なかった、
とも解釈できるでしょう。

気象庁の梅雨明けの発表には、
防災的な観点があると思います。

とはいえ、今年の場合は
防災的にも
完全に解き放たれて無さそうなのも
少し気がかりです。

8月終わりの
梅雨の見直しにおいて
どう発表されるかも
注目しておきましょう。

現段階での発表をもとにした
梅雨の期間は、
梅雨明けが平年より4日早かったものの、
梅雨入りが早かった影響で
梅雨の期間としては
平年より15日も長くなりました。

また、梅雨の期間
(5月11日~7月10日)の降水量は、
平年より多くなっています。
とくに、5月と、最後の梅雨末期の
土曜日の大雨が引っ張ったと思われます。


土曜日の大雨は、
前日の段階であそこまでの大雨は
予想されていませんでした。

これは今の技術では難しいのです。

ただ、
以前も沖縄での大雨の時に書いたように、
梅雨前線の南側、前線から
少し離れた所で起きた点は、
起きてもおかしくない
危険な場所で起きたといえるでしょう。

各地で大雨になっているのと同じで
そのパターンで起きています。

しかも、上空に寒気が入ったことで
雨雲が発達しやすくなった
こともありそうです。

また、
強い雨雲の予想がなかったとはいえ、
金曜日のOAで解説したように、
激しい雨程度にはなるくらいに
湿った空気と雨雲の予想が出ていました。

そんな中で、
当日の南部山沿いは、
金曜日の夜遅くから
かなりの数の雷を検知していて、
未明からは
さらにそれが強まったと思います。

雷が鳴っているということは
発達した雨雲があることを示していて、
しかもそれが何時間も続くのは、
異常な雨の降り方のサインです。

あれだけの雷が鳴っていてたら、
おそらく雷の音で
目を覚まされた方も、
けっこういらっしゃるでしょう。

このような状況になっていたら、
先日からご紹介しているキキクルで
まずは危険度を確認してください。

また、土砂災害警戒情報が
出ていないかどうかも確認しましょう。

そのような状況があったら、
キキクルの紫色が広がる前に、
安全を確保するようにしてください。

今回、県内では初めて
大雨の特別警報が出ましたが、
今回の特別警報は
浸水害に対する特別警報でした。

つまり、この特別警報が出た段階では
もうすでに、低い土地で
浸水が起きている可能性が高いもので、
低い土地では、
移動が困難な状況になっていたと思います。

浸水の特別警報が出ていた場合の
命を守る方法は、
より高い場所に移動することです。

が、家の外がすでに冠水などがあれば
水平に移動することによって
命の危険にさらす恐れがあります。
冠水している道路に
突っ込んでいってはいけません。
ですから、この場合には、
家の中のより高い場所に移動する
垂直避難で身を守ることが必要です。

一方で、土砂災害警戒区域では
浸水が起きにくい場所だと思いますので、
特別警報より先に出されていた
土砂災害警戒情報がありましたので、
安全な場所に
身を移すことが必要になっていました。

その際には、
冠水しているような場所を避けて
移動することが必要です。

そういう意味でも、
異常な雷を体感した時点で
随時危険度を確認して
早めに移動して安全を確保しておくことが
必要になります。

特別警報は、
随時運用方法が変わっていて、
今回は、その変更によって
初めて県内に出たものにもなりました。

空振りもありますが、
我々の命を守るために
出されている情報です。

何か起きてからでは遅いので、
まずは今回も大丈夫、と思わずに
キキクルの紫が出る前に、なるべく早めに
安全確保の行動に移すように
習慣づけていただきたいと思います。


不安定な梅雨明け2日目の今日も
あちらこちらで雨が降っていて、
雷が鳴った所もありました。

宮崎市内も、
昼頃から雷雨になった所があり、
高校野球も中断しています。

ただ、不安定になった分、
先週よりも暑さがマシです。

梅雨明け発表前の方が
キケンな暑さになって、
梅雨明け後のほうが
暑さがマシというのは
何とも皮肉で・・・

マシというだけで、
もちろん、
熱中症には注意が必要な暑さです。

それでも、明日以降も
先週ほどではありません。


あすも、広く晴れますが、
午後は
所々でにわか雨や雷雨がありそうです。

ただ、上空の気圧の谷や
高気圧の強さからすると、
今日よりも晴れやすいでしょう。

その分、暑さが強まる可能性もあります。

晴れていても、
急な雷雨にはご注意ください。


少なくとも木曜日にかけては、
上空の寒気の影響もあって
急な雷雨に注意が必要でしょう。

一方、金曜日以降は、
東から湿った空気が入りやすくなり、
それによって
にわか雨が
起きやすくなる可能性があります。

これは、高気圧の強さ次第です。

もう少し様子を見ましょう。

来週の後半は、
太平洋高気圧が本気を出して
強まりそうな資料もあります。

210712_1
大雨から梅雨明けの
天気図の変化

左上が
大雨になった
10日未明、
右上が
梅雨明けが
発表された
11日正午
210712_2
10日午前3時20分の
気象庁HPによる
雨雲の様子
(スマホ画面)

赤い楕円の線は
線状降水帯と
判定されたことを
示しています。

宮崎県内にも
かかっていました。

ただ、
県内に線状降水帯発生情報は
出ませんでした。
おそらく、
土砂キキクルにおける条件が
自動判定基準に
達しかなかったのだろうと
推測されます。

ただ、加久藤や小林は
たった6時間で
平年の7月1か月分の
4割を超える雨が降りました。
210712_3
太平洋高気圧の
存在を感じた
土曜日夕方の空と
増水した大淀川

ただ、今年の梅雨は
一度も河川敷が
冠水するほどの
増水はありませんでした
210712_4
金曜日の夕方は
虹祭りだったようです。

税田記者撮影の
二重虹

トンネルの出口へ

ノダっち

21年7月9日(金) 17:59

天気の話なノダ

梅雨前線がやや南下傾向です。

 
九州南部まで
南下してくる予想はないものの、
前線の南側は
暖かく湿った空気がたくさん流れ込んで
雨雲が発達しやすいエリアになります。
 
きょうも、この前線の南側のあちこちに
発達した雨雲が出来ました。
 
熊本県内にも、断続的に
発達した雨雲がかかっていて、
とくに、昼前に
東シナ海で発生してきた発達した雨雲は
九州に近づくにつれて
次第にライン上に並んできたので
緊張感が高まったのですが、
線が横に動いてくれたので、
大きな被害が出るような降り方には
ならずに済みました。
 
ただ、発達した雨雲でしたので、
県内にも、
この雨雲が流れ込んでいます。
 
午後は、山沿いや北部から
各地で雷雨がありました。
 
一方、
朝から日差しが多かった南部平野部は
きょうも気温が上がっていて
猛暑日になった所があります。
 
 
梅雨前線が、九州北岸に
あす夜にかけて南下するため、
あすにかけても
南西から流れ込む暖かく湿った空気が
熊本県付近で発達した雲を作りやすく、
その流れで県内の山沿いにも
かかってくることがありそうです。

雨雲が発達すると、きょうのように
山沿いだけでとどまらずに
平野部まで
入ってくることもあるでしょう。
 
急な激しい雨や落雷の発生に
ご注意ください。
 
激しい雨が続いた場合には、
キキクルでの確認もお願いします。
 
平野部は晴れ間もあると思いますので、
晴れていても油断はできない、
と思っておいてください。
 
一方、晴れる時間が長い所ほど
熱中症に注意が必要になります。

あさって日曜日にかけても
この傾向は続きそうです。
 
平野部は晴れ間があって
厳しい暑さになる所がありますが、
山沿いを中心に
急な強い雨や雷などには
気を付けておきましょう。
 
この週末の高校野球の応援は、
暑さ対策、日焼け対策とともに、
雨対策も忘れずに必要です。
 
ただ、明後日のほうが
南で高気圧が強まってきて
あすよりも前線が弱まりそうなので
雨の影響が
小さくなるかもしれません。
(前線次第ですが・・・)
 
 
月曜日以降は、
高気圧が強まってきて、
九州付近の梅雨前線は
不明瞭になりそうです。
 
これで、梅雨明けが
発表されるでしょう。
 
今週の天気からすると、
やはりもう明けていたような
気配も感じずにいられませんが、
今日も発達した雨雲も入っていて
その点も考えると、
やはりまだとも思えます。

また、来週になると、
高気圧が強まりすぎて
県内は高気圧の南側になって
東からの湿った空気が流れこんで
にわか雨が
起きやすいかもしれません。
 
それでも、不安定な天気も
梅雨前線の影響ではないでしょうから、
もう月曜日あたりで
梅雨明けとなるのではないか、
と思っています。
 
梅雨が明けても、
雨が降るタイミングがあるかも、
というのは思っておいてください。
210709_1
けさの
宮崎市内の青空

キレイな青空でしたが、
雲も多くて、
不安定感のある空でした

蒸し暑い夜に

ノダっち

21年7月8日(木) 18:00

天気の話なノダ

夜中に蒸し暑くて目が覚めたので

ベランダに出て見たら、
薄い雲を通して星が見えていました。
 
織姫星、彦星よりも
ローマ神話の最高神とされる
ジュピターが目立っていた
昨夜の空です。
 
宮崎市の最低気温は、
午前3時58分に出ていて、
なんと28.2度でした。
 
今年最高の最低気温を更新です。
 
きのうも、OAで
熱帯夜が増えている話をしましたが、
今のままの二酸化炭素の排出増加が続くと、
今世紀末の予測では、
前世紀末に比べて60日くらいも
さらに熱帯夜が増える予想で、
今の子供の世代が
もっとも高温の影響を受ける
お年寄りになった時には
ますます、寝ている間の熱中症にも
気を付ける日々が続くことになるでしょう。
 
こういう話をすると、
温暖化の防止と
熱中症の防止の間に矛盾を感じて、
温暖化の防止を考えると
エアコンを使うことを
躊躇する方がいるかもしれませんね。
 
ただ、世界は
温暖化を「完全に止める」方向で
動いていません。
 
というか、温暖化ガスの排出を
最大限に抑制できたとしても、
今世紀末にかけては
地球はいくらか温暖化が進むという
計算結果が示されています。
 
つまり、
その温暖化が進んだ世界の中で、
いかに順応して生きていくか(適応策)、
ということを考えることも
人類がこの地球上でこの先も
生活していくために大切な
時期になっているのです。
(持続可能なということですね)

その意味で、エアコンを使って
熱中症を防いで命を守るということは
ためらう必要はないでしょう。
 
むしろ、このコロナ禍において、
救急搬送されることのリスクよりも
エアコンをしっかりと使って
熱中症を予防することも大切だと思います。
(ただし、エアコンを使いすぎて
 人間が本来備えている体温の調整機能を
 損なわないように
 そのバランスも大切ですね。)
 
一方で、今の子供たちに
どんな地球を受け渡せるのか
止められないにしても、どうすれば
より暮らしやすい社会を受け渡せるのか
考えて、行動に移すことが
必要な時期にもなっていますね。
 
そんなことも考えながら、日本では
きょうも大雨の災害が起きています。
 
 
きょうの日中も、
太平洋高気圧の周辺部で、
県内は平野部を中心に晴れました。
 
朝から晴れた平野部は
日中にかけて気温が上がって、
日向で猛暑日になるなど、
きょうも
危険な暑さになった所があります。
 
ただ、梅雨前線の南側では
発達した雨雲が出来ていて、
朝にかけては
広島などの本州で大雨になり、
昼前からは
東シナ海でも発生してきました。
 
この東シナ海の雨雲は
南東に進んできて、
昼頃から熊本県内に流れ込み、
さらに県内にも入ってきて
雷を伴って、ザ~っと
土砂降りになった所もあります。
 
 
あすにかけても
気圧配置はあまり変わりません。
 
県内は、梅雨前線の南側で
雨雲の素の暖かく湿った空気が
南西から流れ込んできます。
 
熊本県側を中心に
発達した雨雲がかかる可能性があり、
県内にも山沿い付近に
雨雲がかかりそうです。
 
平野部は晴れ間もあって
あすも厳しい暑さが予想されます。
十分な熱中症対策が必要です。
熱帯夜が続く所もありますので、
寝ている間の熱中症にも
気を付けましょう。
 
晴れ間が出る平野部も、
急な雨に
備えておく必要もありそうです。
 
 
きょうの資料だと、週末は、
太平洋高気圧の弱まりが
予想されます。
 
ということで
前線もやや南下する予想が
優勢になってきました。
 
その後、来週になると
一気に太平洋高気圧が強まりそうです。
 
このストーリーなら、
気象庁も、
月曜日ごろに梅雨明けが
発表できるかもしれません。
 
ただ、県内には、
来週になると東から湿った空気が入って
晴れたり雨が降ったりという
不安定な天気が出やすいパターンも
考えられます。
 
そうなってしまうと
微妙なんですけど・・・
 
またあすの資料でも確認しましょう。
 
きょうの一ヶ月予報は
平年並みに晴れる日が多い、
となっていますので、
気象庁としても、いつでも
梅雨明け発表したい雰囲気が
感じられます。
210708_1
昼前のMRTから北西の空

雲の多い空に
青空が少しありました。

七夕はアースクール・デー

ノダっち

21年7月7日(水) 16:58

天気の話なノダ

本州の日本海側を中心に
再び梅雨前線が猛威を振るっています。

梅雨前線が九州より北に上がった時の
大雨のパターンです。

もう前線が南下してこないか、
引き続き週末にかけての動向を
注視しています。

南下してこなかったら、
さて、梅雨明けはどうだったでしょう、
という感じにもなっちゃうでしょう。


きょうは、日本海で前線が活発で、
そこに向かう湿った空気が
九州にも流れ込んでいるため、
昨日より雲が増えました。

山沿いの所々に雨雲が出来て、
平野部でも北部を中心に
弱い雨雲がかかった所もあります。

今夜の七夕の夜空は
雲の間から少し星が見えるでしょう。
南部ほど見やすいと思います。

ただ、雲が多めなので
星座を見慣れていないと
織姫星、彦星を探すのは
難しいかもしれません。

なお、
今年の伝統的七夕の日は
8月14日です。
そちらの方がよいでしょう。

昨日予想していたよりも、
雲が多くなりました。

一方、雲が多くなった分、
昨日よりさらに日差しが少なくて
きのうよりも
昼間の暑さが弱まっています。

逆に朝にかけては、
雲が増えて放射冷却が弱まり、
南部は気温降下も小さくなりました。

宮崎市内や都城、日南、串間では
熱帯夜になっていて、
今年一番の蒸し暑い朝の所もあります。

きょうは、国が制定した
クールアース・デーという
環境問題、地球温暖化を考える日、
ということで、きょうのCheck!で
この熱帯夜に関する
宮崎のデータとともに、
話をさせてもらいました。(予定です)

この日記にも、
このデータは載せておきます。

グラフを見ると、
増加傾向が一目瞭然でしょう。

平均気温なども
明かに上がっているのですが、
この熱帯夜のグラフが
一番わかりやすいと思います。

熱帯夜が増える傾向は、
地球の温暖化の影響に加えて
都市化の影響もありそうです。

夜の気温が
下がりにくくなっている傾向は、
冬日に関しても顕著に言えます。

また、最高気温に関しては、
今後の予想をお伝えしようと準備中です。

2018年に気象庁が発表した予測では、
今のままのペースで
二酸化炭素鵜の排出が続いた場合、
今世紀末には、今よりも
夏の平均気温が
3.7度上がる予想になっています。

今の7月の最高気温は31.3度なので、
これが3.7度上がると、35度です。
最高気温の平均が35度の予想です!!

つまり、猛暑日になるのが普通
ということを意味しています。

今世紀末には、
私はもうこの世にいないでしょうが、
今の子供たちが、お年寄りになって
最も熱中症に苦しみやすい年代に
なってきていることでしょう。

今の子供たちに、どんな地球を
受け渡していくことになるのか、
この蒸し暑い七夕の夜空とともに、
家族でこの問題も
少し考えてみてください。


さて、あすも、
梅雨前線は九州の北に予想されます。

前線南側の南の
暖かく湿った空気の通り道で、
山沿いを中心に雲が出来て、
雨雲がかかる所もありそうです。

一方、平野部を中心に
あすも日差しが予想され、
厳しい暑さになるでしょう。

朝にかけても、平野部を中心に
蒸し暑い熱帯夜も予想されます。

引き続き、あすにかけても
十分な熱中症予防を心がけましょう。


あさっても、明日と同じような
状況が続きそうです。

土曜日は、少し前線が南下傾向で
九州で雨が強まる可能性がある
資料もあります。

ただし、まだハッキリしません。

九州北部に発達した雨雲がかかると、
県内でも、北部を中心に
雨雲が増える可能性があります。

もう少し様子見です。


来週になると、
梅雨前線の活動が弱まって
不明瞭になりそうです。

さて、さて、
梅雨明けの発表は
どのタイミングでしょう!?

210707
熱帯夜日数の変化

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