2日連続の39度台!

ノダっち

20年8月18日(火) 17:22

みなさん、体調大丈夫ですかぁ!?

きょうも、
朝からぐんぐん気温が上昇して、
都城がきょうの全国最高タイとなる
39.4度まで上がった他、
西米良が39.3度、
えびの市加久藤と美郷町神門が39.2度
なんと、
4か所も39度以上が出ています!

おとといまで、県内で
39度台が出たことがあるのは
西米良だけでしたので、
4か所も39度台になるのは、
もちろん初めてです^o^;

また、39度台の気温が
県内で2日連続で観測されたのは、
初めてのことになります。

美郷町神門でも
観測史上初めての39度台です。

また、きょうは、
五ヶ瀬町の鞍岡で、
観測史上はじめての
猛暑日にもなっていて、
小林は、観測史上初の
38度台が出ています。


きのう解説したように、
きょうも、背が高い高気圧に覆われて
上空の高い所から
下降気流が続く状況です。

昨日の解説で、
あまりに専門的になりすぎるため
省いた部分は、
空気が圧縮されるため、
気温が上がるというところでしょうか。

気体の状態方程式というのを
高校の化学や物理の科目をとると、
習うのですが、
pV=nRTという基本的な式があります。

pは気圧、Vは体積、Tは気温で、
nは物質量(mol)、
Rは気体定数ですので、
変数のpとVとTを考えると、
圧力pと、体積v、気温tには、
体積が一定の場合、
気圧が上がると、気温も上がる、
という関係になります。

実際には、
そんなに単純な話ではないのですが、
下降気流が続くことで
圧縮された空気による
昇温の効果もありそうなのです。

それに加えて、
下降気流で雲ができにくく、
強い日差しが照り付けて、
地面が強烈に温められ、
気温が上がりやすくなっています。

また、高気圧直下で
一定方向の風が吹きにくく、
下降気流が卓越して
大気が安定しているため
対流も起こりにくく
特に内陸の盆地では
昼に温められた空気が
溜まりやすくなって、
いっそう、
気温が上昇しやすい状況が
続いていそうです。


あすも、引き続き、
九州上空は下降気流が
大勢を占める場所になります。

ということで、あすも
引き続き晴れて暑い一日です。

猛烈な残暑が続きます。

山沿いを中心に
また危険な暑さの所もありそうです。

あすも、まだ
にわか雨が起きにくいくらいに、
高気圧が強い予想ですので、
暑さも収まりにくくなります。

繰り返しですが、
喉が渇く前の水分の補給や
汗をかいたら塩分の補給も
徹底しましょう。
 
室内でも暑さを感じたら、
積極的にエアコンを使用するなど、
暑さをしのいでください。

また、今夜からあす朝も
寝苦しいです。
寝る前の一杯多めの水の補給など
寝ている間の熱中症にも
お気を付けください。

身近な体が弱い方への
声かけもお願いします。

ただ、きょうよりは
少し高気圧が弱まる資料もあって
雲が増えれば、ほんの少しだけ
マシになるのですが・・・


明後日になると、
九州上空の高気圧は少し弱まります。

また、東から
湿った空気も移動してくる予想があり、
雲が増えてくることで、
日射が弱まって、
気温上昇が若干弱まりそうです。

大きな崩れは予想されませんが、
所によって
にわか雨の可能性も出てきます。

とはいえ、まだ日差しも十分にあり、
元の気温ベースも高いため
引き続き猛暑日になる所ありそうです。

さらに、金曜日から土曜日にかけては
湿った空気の流入が
本格的になってくる予想で、
昨日よりも予報も
雨の方向に変化傾向になりました。

恵みの雨になるでしょうか。

恵みの雨程度であってほしものです。

来週に関しても、
昨日の資料よりも
怪しい資料が増えました。

フィリピンの東にできている
雲の動き、それによって
また強められる可能性がある
太平洋高気圧の勢力によって
来週の予報が変わりそうです。

来週の予報については、
不確定要素が強まりましたので、
今後の新しい予報でご確認ください。

200818_1
けさの宮崎の青空

ちょっと下の方が
黄色っぽいのが
気になりました。

また、高気圧にふたをされて
空気が動いていないため
チリやホコリが
対流しやすくなってそうです。
200818_2
きょうの最高気温

 

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