お休み中ですが~ペルセウス群の情報など~

ノダっち

20年8月11日(火) 11:57

お休み中ですが・・・^o^;

書いておくべきことが
たまりすぎそうなので、
日記だけ更新させていただきます。

以下に記載するものは、
11日朝現在での見解です。


土曜日は、広く晴れて
南西風が吹きこんだため、
宮崎空港で37度まで上がっています。

今年の県内最高を更新です。

注目していたフィリピンの東から
北上した熱低は、
日曜日の明け方に、南西諸島の南で
台風5号になりました。

なお、この日曜日の明け方には
桜島で5000mまで上がる
多量の噴煙を出す噴火があり、
県内の山沿いでも
降灰があったようです。

また、灰雲も県内上空を流れました。

膨張を示すデータが
観測されていると
発表されいてましたので、
ずっと気になっていたのですが、
ついに出したということでしょう。


台風5号は、
日曜日に最大風速が台風勢力になった時、
中心気圧が1000hPaと解析され、
その後、月曜日の
九州の西を北上時の中心気圧は
996hPa程度でした。

夏台風としては
かなり素直に
しかもかなり足早に動いたため、
県内への影響も
小さくて済んだ印象です。

東シナ海では
時速50キロ前後もありました。

このように台風を動かす
上空の風が強いため、
発達が抑えられたとも言えます。

やや活発な雨雲が
かかった所もありますが、
雨雲も、それぞれに
足早に動きましたし、
少し心配した
組織化もありませんでした。


さらに、
南シナ海(台湾の南西)でも
台風6号が発生していて、
さらに台風になりそうと
気象庁が発表している熱低が
日本の南にあります。

ただ、いまのところ、
6号と、
日本の南の熱低ともに
九州への直接の影響は
無さそうな資料です。

6号は、中国大陸に上陸して
弱まる予想となっています。

日本の南の熱低も、
中心に下層の雲の循環が
ハッキリと見えているものの、
発達した雲のエリアが偏っていて、
上空にかけて風の循環が
キレイに出来ていないことを
示していると思われ、
こういう時は発達しにくいです。

が、念のため
注目はしておきます。


5号の直接の影響は
限定的だった県内ですが、
後ろに残していった
暖かく湿った空気の影響は
まだ続きそうです。

きょう11日も、
県内は各地で晴れ間があるものの、
急な雷雨の可能性があります。

晴れていても、
急な強い雨や落雷、
突風の発生にご注意ください。

景色が霞むような降り方が続いたら、
道路の冠水などにも気を付けましょう。

屋外でジャーでは、
雷が鳴った場合の避難場所を
あらかじめ確認しておくのを
おススメします。

一方、晴れ間が多くなると、
予想よりも
気温がぐっと上がる可能性があり、
十分な熱中予防も必要です。

洗濯は、安心して干せないと思って
空模様を見ながらの対応を
心がけておいてください。

この5号の置き土産は、
あす12日以降、影響が
どんどん小さくなります。

やはり、あす12日の
ペルセウス座流星群は、
各地ともチャンスありでしょう。

ぜひ、この夏の思い出作りに
夜空を見上げてみてください。

金曜日に
お伝えしたことのおさらいです。

ノダのおススメの時間帯は、
ピークが予想される
12日の22時ごろから
月が上がってくる24時すぎまでです。

月が上がってきた後も、
空が白むまで、
月と反対側の空を中心に
十分に見ることが出来ると思いますので、
眠気が許す方、
お仕事がお休みの方などは、
ぜひ長く楽しんでみてください。

空の暗い所(なるべく月明かりもなく)で
1時間に30個くらい見える可能性があり、
空が明るい市街地付近でも
1時間に数個~10個程度は
観ることが出来る可能性があります。

流星群の時は、いつも同じで、
方角や星座にこだわらず、
なるべく
広い空を見ることがポイントです。

ペルセウス流星群は、
ペルセウス座の方角から
流れてくるように見えるための
名前ですが、
ペルセウス座以外の場所でも
流れます。

ペルセウス座付近ほど
短い流星が多く、
ペルセウス座から遠い場所ほど
長い流星が多くなりますし、
その場所はランダムですので、
広く見渡すことがポイントなのです。

暗い空に目を慣らす意味でも、
(目を慣らすとどんどん
 見える星の数が増えてきます。)
最低でも15分は見上げましょう。

可能性的にも、
15~20分見ていれば、
市街地でも見える可能性が
高くなってきます。

幸いにも、
冬のふたご座流星群と違って
暑い夜ですので、
ぼ~っと空を見ていても
それほど苦ではないでしょう。

ただ、立ったまま
15分以上空を見ていると
首が痛くなってしまいます^o^;

車が来ないなど安全が確保された場所で
寝転んでみるのが楽です。

ただし、建物や山が
近くにあると、
視界が狭くなってしまいますので、
なるべく、開けた場所での
観測をおススメします。

市街地では、なるべく
近くの街灯が直接目に
入らないような方向を
見る方が良いでしょう。
なるべく、近くの街灯からは
影に入って暗い場所が良いです。

ペルセウス座流星群は、
火球級の明るいものの、
時おり現れますので、
観れたらラッキーという気分で
そんな流星も楽しみにしてみましょう。

また、11日の夜や
13日の夜も、
12日の夜ほどではないものの、
流れ星が見えるチャンスが、
普段よりも格段高いですので、
12日の都合が悪い方、
雲に邪魔をされた方も、
ぜひ見てみてください。


13日から週末16日にかけても、
引き続き晴れやすく、
暑さが続きやすくなりそうです。

引き続き、熱中症と
夏バテに気を付けましょう。

梅雨明け直後にも書きましたが、
コロナウィルス対策に追われている
医療の現場を助けるためにも、
一人一人が出来ることを
しっかりとして、
熱中症や水の事故など
防げるものは防ぎたいものです。

また、明後日以降も、
内陸を中心に夕立の可能性が残ります。

引き続き、午後の雲行きに注意して
事故が無いように、
お盆をお過ごしください。

ということで、
帰省をあきらめたノダも、
県内で、リフレッシュしま~す!

次回は、来週月曜日に
お会いしましょう!

(熱低が変な動きをしませんように・・・)

200811_1
土曜日の朝7時過ぎ、
青空に浮かぶ月が
キレイだったので
撮影してみました。

が、うまく表現するのが
難しいです^o^;

もう少し早い時間なら
撮りやすかったかなぁ。
200811_2
日曜日明け方の
桜島の噴火

前後の画像を見ると、
濃い色のほうが
先に出たようで、
その後、
白っぽい方が
出てきたようでした
200811_3
月曜日の夕方の空
200811_4
11日午前9時の衛星画像
(ダスト強調画像・
気象庁HPより)

右下の渦巻きが
熱帯低気圧ですが、
西ノ島由来とみられる
チリやホコリの帯を
巻き込んでいる様子が
興味深いです。

また、
渦巻の西側に
発達した雲が
偏っています。

矢印は、おおむねの
進行方向です。
詳しくは気象庁HPにて
最新情報を
ご確認ください。

 

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