ノダっち
47年ぶりとなるか!?
20年12月9日(水) 18:03
天気の話なノダ
やんわり高気圧に覆われて
やんわり日差しが
じわじわと出てきました。
九州の南西から延びる雲の帯が
きのうの午後から
また徐々にかかってきて、
一部に弱い雨雲もかかって、
今日の昼頃まで
県南部を中心に
雲がかかりやすくなっています。
弱い雨雲がかかったものの、
アメダスで0.5ミリを超えるような雨は
観測されていません。
というか、県内では
広い範囲でしっかりと雨が降ったのは
11月20日までさかのぼります。
(22日にも、山沿いでは
1ミリ以上の雨が降ったところもあり)
宮崎市も、11月20日以来、
0.5ミリ以上の雨を観測していません。
つまり、11月下旬から12月上旬まで
しっかりとした雨が
降っていないのです。
過去に、
11月下旬~12月上旬の雨が
0ミリだった年を調べてみると、
1973年までさかのぼりました。
(途中に0.5ミリだった年もあり)
と、ココまでは、
きょうのどーなるノダで、も
お話ししようと準備していますが、
少し補足をすると、
この時期は、
山茶花梅雨の前線が出来たりして、
秋の空気と冬の空気の入れ替わりで
前線が通過するため
雨の降らない日が続きにくいのです。
ただ、ということで、
このままあすまで
0.5ミリ以上降らなければ、
47年ぶりということになります。
ちなみに、47年前は、
もう少し降らない日の始まりが早く、
降らない日がこの先も長く続いて、
41日も0ミリが続きました。
で、この47年前も、
ラニーニャ現象が夏から発生して
翌春まで続き、
寒い冬だったようです。
今年との共通点でしょう。
あすにかけても、
県内の高気圧の覆い方はやんわりで、
また午前にかけて
南部を中心に雲がかかりそうです。
朝の資料だと、
弱い雨雲の可能性も見えましたが、
午後の資料だと
かなり可能性が低く見えます。
南部では、パラつく程度、は
頭の片隅に入れておいてください。
ということで、宮崎市は
47年ぶりになる可能性が高いです。
あすも、寒気はあまり強くなく、
今日くらいの気温でしょう。
昼間は、少し今日よりも
暖かい予想も出ています。
金曜日は、やや寒気が強まるため
晴れやすくなりそうです。
一方、土曜日には、
また弱い気圧の谷で雲が増えるますが、
今日の資料だと、
大きな崩れは無いでしょう。
晴れるタイミングもあるかもしれません。
日曜日は、
九州付近に明瞭な前線が無さそうで、
雨は限定的になりそうです。
その後、徐々に寒気が南下して、
月曜日に一気に寒気が強まるでしょう。
月曜日は、朝の寒さが
まだそれほど強くないかもですが、
午後のほうが寒くなってきそうで、
しかも、風もが強まりそうです。
火曜日から水曜日ごろを中心に
真冬の寒さになります。
そのまま、週末まで
しっかり寒気が抜けそうにない
資料です。
冬支度を整えましょう。
やんわり高気圧
20年12月8日(火) 17:16
天気の話なノダ
けさの最低気温は、
昨日と変わらなかった宮崎市ですが、
あさんぽの時の風は
昨日よりもやはり冷たく感じました。
少し南下した寒気のせいでしょう。
ただ、この寒気もまだ本気ではなく、
昼頃から薄雲も出てきています。
昼の空気感も、
昨日ほどの暖かさは無いです。
一方、雲は、
夕方から南岸で厚みを増していて、
一部に弱い雨雲の反応もありました。
今夜からあす朝にかけては
県南部の一部で
ぱらつく程度の雨は否定できません。
あすも、引き続き
やんわりと高気圧に覆われます。
広い範囲で晴れやすいものの、
南部を中心にやや雲がかかりがちで、
日差しの暖かさも
感じにくい所もあるかもしれません。
一方、朝にかけては
雲が多くなる分、
放射冷却が弱まって
冷え込みが弱まる所もありそうです。
あすの昼間に雨雲がかかる可能性は低く、
じっくりと洗濯物を乾かせるところが
多いでしょう。
あさっては、
本州付近が気圧の谷になりそうで、
そのあおりで、弱い雨雲を
県内付近に予想している資料があります。
しっかりとした雨ではないと思いますが、
最初の方に書いた点とともに
明日またお伝えしましょう。
金曜日は、しっかり晴れやすいですが、
土曜日は、気圧の谷に入ってきそうです。
日曜日の雨については、
九州付近での前線活動が
不明瞭なものが増えて、
雨の表現が弱まっています。
週間予報で雨マークが無くなりましたが、
にわか雨の可能性は
頭に残しておいてください。
一方、月曜日から火曜日にかけて
寒気が強まる予想は変わりません。
強度についても、あまり変化ないです。
来週前半は真冬になる、
と思っておきましょう。
九州の雪に関しても、
今日現在では、きのう書いたものと
大きく見解に変化なしです。
火曜日の朝にどのくらい冷えるかは、
放射冷却の利き具合次第で、
きょうの表示されている数字は
少し強すぎるように感じています。
寒気が弱まると、、、
20年12月7日(月) 17:41
天気の話なノダ
週末のうちに
徐々に寒気が弱まりました。
寒気が弱まると、
雲が増えてしまう流れがアリ、
昨日がまさにそれだったでしょう。
つまり、寒気を持つ
高気圧の張り出しが弱まったのです。
土曜日の時点でも、
日曜日の昼間にあれくらい
しっかり曇る予想は、
コンピュータの計算結果でもなく、
(薄い雲が出そうな予想はあり)
先週も少し書いたように、
予想が難しい現象だったりします。
寒気の強い部分と弱い部分の境目は
弱い前線のようなものが
上空にあるため、
そこのあたりで雲が出来たりするのですが、
出来たりできなかったり、
予想された部分ではなかったり、
予想よりしっかりしたくもだったり・・・
きょうも、南部には、
朝から所々に雲がかかっていますが、
逆に、コンピュータの予想よりも
北への広がりが抑えられました。
日差しがあるので、
日なたにいると、やはり、
寒気は緩んでいると感じられる、
暖かさもあります。
今夜からあすの日中は
一旦寒気が少しだけ強まって、
晴れやすくなるものの、
あすの午後からは寒気が弱まって
夜以降、再び雲が増えそうです。
気温的には、きょうと
あまり変わらないくらいの
予想が出ています。
あさってから金曜日くらいまで
あまり大きな変化がない気温と
天気になりそうです。
雲がかかりやすくなることもあって、
木曜日ごろからは、
弱い雨雲がかかる可能性もあります。
このあたりは、今後の予報で
確認していきましょう。
一方、日曜日は
前線が通過するため、
山沿いを中心に雨が降る予想です。
久しぶりのお湿りとなるでしょう。
ただ、平野部では、所にって雨雲が
ほとんどかからない可能性もあります。
前線が通過する前は、
少し温かみのある風が吹くものの、
前線が通過した後は
急激に寒くなってくるでしょう。
先週金曜日にも
少しお伝えしましたが、
一気に真冬の寒気が
流れ込んでくる予想です。
まだ先の予想ですので、
海外の資料と日本の資料など
資料間での予想の強さに
幅がありますが、
いずれにしても、
真冬並みと言って良い
寒気の予想がでています。
等圧線の形的に
風向きが北から吹きそうですので、
東シナ海で発生する雲が
九州に流れ込む量が
多くはなさそうですので、
九州内での雪の影響というのは
あまりなさそうです。
一方、来週月曜日には
気温が一気に真冬並みになります。
体調管理には、十分に、
十分に注意しましょう!!
また、冷たく乾いた風が
強まる影響もありそうです。
そして、実は
日曜日の夜から月曜日の未明が
今年のふたご座流星群の
ピークになります。
前線が通過して、
天気が回復するタイミングが
いつになるのか、
気がかりですし、
見るときには、相当な覚悟をして
傍観する必要もあるかもしれません。
また、このあたりにも注目して
今週は見ていきましょう。
遅れる初霜
20年12月4日(金) 16:58
天気の話なノダ
昨夕のMRTニュースNextで
初霜が遅れている話題をお伝えしました。
80年代までと、
90年代以降で、
明かに
12月に観測されることが増えていて、
しかも2000年以降は顕著です。
平年は30年間の平年値で、
現在は2010年までの30年間の平均値を
平年値として使っています。
この平年の初霜が11月27日なのですが、
現行より前の平年値に相当する
2000年までの30年の平均値は
11月22日でした。
そして、この平年値は今年がラストで
来年更新されるのですが、
単純に計算すると、次の平年値は
12月になってきそうです。
(去年までの29年の平均は12月2日で、
今年がこれより遅くなったので、
四捨五入が違ったとしても、
これより早くなる可能性は
低いのではないかと思います。)
こうして、初霜が
徐々に遅れる傾向があるのは、
最低気温が低くなりにくい傾向とも
一致します。
この要因は、やはり
温暖化の影響が大きくありそうです。
また、朝の気温が下がりにくいのは、
都市部などでも顕著な現象で、
都市化による影響というのも、
無視できないだろうと思います。
(それでも、全国的な
長期間の観測ポイントの中で、
宮崎はその影響が小さい地点とされる
貴重なポイントです。)
さて、きのうのそのオンエアの中で、
けさと明日の朝が
予想より下がれば・・・
とお伝えした、
予想より下がったパターンになりました。
宮崎の今朝の最低気温は、
今季最低を更新する
3.4度まで下がっています。
4度を下回れば
初霜の可能性が出てくるのですが、
けさは霜を結ぶほどには
ならなかったようで、
観測の発表はありませんでした。
あす朝も、チャンスがありますが、
寒気が今日より弱まるため、
よほど風が弱まるなどしないと
なかなか厳しいでしょう。
来週も厳しいので、初霜は
再来週までずれ込みそうです。
なお、
きのうのNextでお見せしたグラフは、
画像欄にも載せておきます。
今日の昼間は
穏やかに晴れていて、
日差しには温もりが感じられる一方、
日かげに入ると
空気の冷たさも感じました。
やはり、弱いながらも
寒気は入っているようです。
あすからあさってにかけても、
週末の間、同じ高気圧に覆われます。
ということで、晴れて
洗濯物も安心して干せそうです。
外回りの大掃除を始めるのも
よい天候でしょう。
一方、夜から朝にかけては
放射冷却が効いて、
この時期らしい寒さになります。
また、今日時点で
乾燥注意報が出ていないものの、
今日も空気は乾いていますし、
あすから明後日も乾きますので、
火の取り扱いには
気を付けておきましょう。
来週は、
次第に寒気が弱まっていきそうです。
寒気が弱まると、
雲が増えるのが冬の宮崎県で・・・
後半は、
そのタイミングがありそうです。
ただ、次の気圧の谷が通過した後は
強い寒気が南下しそうな
きょうの資料になってきています。
しかも、ちょうど
ふたご座流星群のタイミングで・・・
まだ先ですので、
変わってくる可能性も高く、
このあたりは、また来週、
月曜日以降の資料で
見ていきましょう。
ちょっとだけ頭の片隅に
おいておいてください。
寒気弱めの雲
20年12月3日(木) 18:19
天気の話なノダ
午前中は、
南部を中心に雲が多めでした。
南から北に盛り上がった雲でしたが、
昨日の段階では
ココまでしっかり曇るのは
予想がなかったと思います。
先日もこのパターンありましたが、
(この冬のはじめの時期には
ちょくちょくあって
ひどい時は雨雲もかかるので
気が抜けないパターンです)
やはり、まだ
寒気の南下が本気ではないための
現象でしょう。
日差しが弱かった昼頃まで、
宮崎市内は空気の冷たさを
強く感じましたが、
日差しが多かった
北部の地域ほど
日差しの暖かさが
感じやすい昼間だったかと思います。
じわっと寒気が
再び南下しているのですが、
強烈な寒気ではありません。
どうやら、今週初め並みにも
寒くなさそうな予想になってきました。
それでも、
あす朝は今朝よりもやや冷える所が多く、
週末にかけて、
この時期らしいくらいか、
やや強めには冷える朝が続きそうです。
体を冷やさないように
気を付けましょう。
あすの昼間は、シッカリと
寒気を伴った高気圧に覆われて
きょうよりも
安定して晴れやすいはずです^o^;
南部でも、日差しの暖かさを
感じやすくなると思います。
ただ、朝晩は冷えそうで、
内陸を中心に
朝と昼の寒暖差が大きいでしょう。
来週は、
だんだんと寒気が弱まりそうです。
週間予報的には
晴れマークが並んでいるものの、
寒気が弱まると
不安定になる可能性があります。
来週後半は、寒さが緩むでしょう。
ただ、
きょう発表された一か月予報は、
12日からの一週間に関して
平年並みの平均気温の予想で、
19日からの2週間は、
やや低温よりの平年並み予想と
なっています。
一か月予報の生資料を見ると
もう少し低温寄りの
予報が出るのではないか、
と思っていたのですが、
割り引かれたようです。
とくに、2週目の後半以降、
低温側になる可能性も
はらんでいますので、
体調管理という意味合いでも、
再来週にかけての気温変化に
来週以降、
また注目していきましょう。
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