台風のない7月でしたが、油断禁物!

ノダっち

20年7月31日(金) 17:57

シッカリ明けましたね。

きのうも、日記を書き終えた後の
夕立も少なかったですし、
きょうはきのうよりさらに
少なくなってきています。

また、きょうの日中も
内陸を中心に気温が上がっていて、
西米良、神門、小林が
猛暑日になりました。
都城や田野も、猛暑日一歩手前の
今シーズン最高を更新しています。

一方で、きょう午後3時現在までで
台風の発生もありませんでした。

昨日も書いたように、
51年以降の統計史上はじめて、
このまま、7月は
台風なしで終わりそうです。

7月の台風がない記録は
過去と比べられないのですが、
台風3号の遅い記録としては、
最も遅い3号は
1998年で8月9日9時の発生、
次いで、75年の7月31日21時
3番目が7月26日の15時となっています。

気象庁は、きょう
あすにも南シナ海で
台風3号が発生しそう、
と発表していますので、
2番目に遅い記録になりそうです。

ちなみに、
最も遅い3号だった98年は、
年間の発生数が16個、
75年が21個、
16年が26個となっています。

16年は、記憶に新しいですが、
このあと一気に量産されて、
平年並みの発生数になりました。

98年と75年は
年間の発生数が少なかったとはいえ、
8月以降で13個と18個出来ています。

98年は、8月、9月、10月、11月が
3、5、2、3個で、
75年は、4、5、5、3個出来ていました。

つまり、過去の3号が遅かった年も、
8月以降で、
しっかりと出来てきたことになります。

しかも、98年は
日本への上陸が4個で
うち1つは鹿児島に
10号が10月に上陸しているほか、
日本への接近が8個もあって、
そのうち3つは九州でした。

75年は
九州への上陸がなかったものの、
日本には2個上陸していて、
接近が9個もあって、
うち4個が九州に接近しています。
(2号が7月に接近したものも含む)

ということで、
ココまでの台風が少ないからと言って
全く油断はできません。

むしろ、南海上は、今
広範囲で高温な海水温ですので、
一旦まとまってくると、
急速に発達しやすい状況です。

日本に接近するときも
衰えにくい環境になっています。

今後も、
影響しそうな台風が見えてきたら
なるべく早めにお伝えする予定です。
ご確認ください。

なお、あす発生しそうな3号は
日本への影響はないでしょう。

天気図上では、あすにかけて
フィリピンの東~北西でも熱低が
出来てきそうな予想です。
確かに雲もあります。

こちらも、今の所、
九州への直接の影響は無さそうです。

しっかりとまとまった場合には、
海のウネリを心配する必要は出ますので、
こちらは、
念のため注目しておきましょう。

基本的に、今週末から
来週初めにかけても、
九州南部上空に
太平洋高気圧がある予想ですので、
週末も晴れて、
真夏らしい暑さが続きます。

天然クーラーの夕立も
狭い範囲に限られて
多くの所は発動しにくいでしょう。

しっかりと
熱中症予防をしてお過ごしください。

とくに、感染予防をして、
屋外レジャーを楽しむ方は、
喉の渇きを感じる前の
こまめな水分補給を心がけましょう。

汗をかいた時には、
塩分の補給も必要です。

また、日かげでの休憩なども
適時行って、
炎天下に長時間い続けないように
ご注意ください。


来週の中ごろからは、
九州南部付近での
高気圧がやや弱まる可能性もありますが、
資料によっては、
しっかり覆われた状況が
次の週末にかけても続きそうなものもあり、
ウィルスへの抵抗力を維持するためにも
夏バテなどの体調管理に
注意が必要になりそうです。

人間だけではなくて、
ペットや家畜の体調管理にも
お気を付けください。

農作物の体調管理にも注意が必要です。

200730_1
今朝の宮崎市の青空
200731_2
昼過ぎの
宮崎市から南西の空

モクモクした雲も、
高気圧に抑えられて
視聴していませんでした。
200731_3
九州付近は、
南海上から広がる
晴れの区域に入っています。

南シナ海には、
大きな雲の渦巻きがあり、
こちらは気象庁が
あす台風になると、
予想しています。

一方、フィリピンの
東にある雲も、
午後3時から熱帯低気圧と
解析されてきています。

また、この画像には、
活発な噴火をしている
西之島の噴煙も
写っています。
午後3時で
5600mまで上がる噴煙が
検出されています。

 

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