ノダっち

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ネオワイズ彗星撮影成功

ノダっち

20年7月21日(火) 17:25

天気の話なノダ

昨夜、ついに
念願のネオワイズくんに会えました。

まだまだな写真ですが、
何とか撮影できたので
紹介させていただきます。

私以外にも、
チャレンジされた方が、
晴れていた昨夜は
たくさんいらっしゃったようですね。
ニュース投稿にも
送っていただきました。
ありがとうございます!

ネオワイズ彗星は、
今年の3月に発見された新彗星で、
明るさのピークは今月10日前後で、
もうだんだん暗くなってきていますが、
徐々に宵の空で高度が上がって
見える時間が伸びているので、
見やすくもなってきています。

今は、日没後の北西の空
北斗七星の下の辺りにあって
目印もあるので見つけやすいです。

午後8時過ぎから
10時過ぎまで楽しめます。

ただ、残念ながら、
市街地では肉眼で
見つけられませんでした。

おそらく、もう厳しいと思います。

一方、双眼鏡を使うと
尾がハッキリと見ることが出来て、
感動できるでしょう。

ただ、やはり、
双眼鏡を使うにしても、
探すのはコツが必要になります。

おススメなのは、
写真を撮ってみて、
写った方角に双眼鏡を
向けるという方法です。

写真には、かなり簡単に
写ってくれます。

以下、簡易的な撮影方法を紹介します。

一眼レフカメラか、
露出をマニュアル設定できる
デジカメがあれば、
三脚に固定して、
北斗七星の下から地平線の間に向け、
露出をマニュアルモードにして、
絞り(F)は一番小さい数字に、
感度(ISO)は1600以上で
画面が荒くなりすぎない所にして、
シャッタースピードは
2~20秒の間で、
真っ白にならないくらいを
何枚か撮影して試してみましょう。

レンズの焦点距離は、
望遠になるほど、
シャッター速度が長くなると
星が流れやすくなって
長時間の露光が出来ないので、
30~50ミリくらいが良いです。
(レンズ交換式でない場合は、
 2~3倍くらいから試してみて、
 倍率を変えてみてください。)
(赤道儀や
 星の追尾が出来るものがあれば
 今夜も月明かりがない
 暗い夜空なので、
 もっと長い露光にして
 望遠も使えますが、
 この機材が使えるレベルの方には、
 この説明は不要でしょうね。)

また、ファインダーで
直接ピント調節が出来ない場合は、
東の空に明るい木星があるので
この星を画面に映すなどして
ピントを調整して
ピントを固定すると良いでしょう。
(方法などはカメラの説明書を)

風景と一緒に移すなら
20ミリ前後でもよいですが、
彗星はかなり小さく映ります。

空の暗い所で、
広角(焦点距離が短い)レンズほど
シャッター速度を
長く稼ぐことが出来ます。

デジタルカメラの、
夜景モードでも映るかもしれません。

で、このようにして
上手く彗星が真ん中に来るように
写してみましょう。

そのレンズが向いている方向に、
双眼鏡を向けてみるのです。
一眼レフカメラなら、
カメラの上に双眼鏡を載せれば、
左右の向きは大体固定されるので
上下にゆっくり動かせば
視野の中に入ってくると思います。

また、双眼鏡のピントも、
予め、木星などの
明るい星で合わせておきましょう。

彗星は、他の星と違って
ややボンヤリとしていますので、
それで正解です。

なかなか、このレベルの
尾をすいた彗星は
簡単に現れませんので、
ぜひ、この機会に、
お子さんと一緒に
楽しんでみてください。

今夜も、宮崎県内は
チャンスがあるはずです。
あすになると、
雲が一層増える可能性があります。


きょうも、太平洋高気圧が
九州付近に張り出していて、
梅雨明けの雰囲気を感じる
空と暑さでしたね。

宮崎市は、昨日以上に上がって
今年県内初の体温並みの
危険な最高気温になっています。

しかも、36.6度と、
宮崎どころか、
今年の全国最高を更新です。

きのうよりも、
朝にかけての
最低気温が2.4度ほど高かったので、
気温が上昇するスタートの気温が高く、
その分、昼の気温も
きのうより高い気温で経過しました。

ちょうど土用の丑の日ですし、
ウのつく栄養があるものを食べて
体力もつけておきましょう。

あすの二十四節気の一つの大暑を前に、
暑さが強まりました。

午後のにわか雨は、
きょうも限られた範囲になっています。

雨雲がコンピュータの予想ほど
出来ていないあたりには、
きのうからきょうの、
太平洋高気圧の強さを
感じられる状況です。

この暑さへの注意を促すためには、
梅雨明け、としておいた方が
良かったかもしれない、
という感じも受けます。


あすも、県内は
太平洋高気圧の圏内になるものの、
きょうよりも梅雨前線が南下傾向で
北部を中心に
きょうよりも雲が増えそうです。

それでも、
南部を中心に日差しもあって、
今日ほどではないにしろ、
この時期らしい暑さが続くでしょう。

引き続き、
熱中症にならないように
ご注意ください。


あさって以降の、
前線の南下具合には、
まだバラツキが大きくなっています。

きのうまでの資料よりも
大きく南下させているものもあり、
そうなると、当然、
県内での影響も大きくなる恐れがあり、
引き続き要注目です。

連休中は、
後半ほど雨の可能性が高いと
思っておいてください。

あす以降にお伝えする
新しい見解の確認をお願いします。

200721_1
チョット郊外に出かけて
撮影した一枚

焦点距離50mm
絞りF2.8
シャッター速度13秒
感度ISO1600
トリミングしています。

ネオワイズ彗星の左に
破線のように写っているのは
スターリンク衛星という
人工衛星群と思われます・・・

スターリンク衛星については
検索してみると
色々出てきますが、
国立天文台や
国際天文学連合は
星・宇宙の観測に
影響が出ることの
懸念を表明しています。

人工衛星は
我々の生活を
豊かにしてくれる存在の一方で、
このような一面もあるのです。

地上における
豊かさ・便利さとその反面は
宇宙空間にも
広がってきています。
200721_2
市街地の自宅から
サクッと撮った一枚

焦点距離50mm
絞りF2.8
シャッター速度2秒
感度ISO1600
トリミング

市街地では、
町明かりの影響で
長い露光をすると
真っ白に
なってしまいます^o^;
200721_3
きょうの最高気温
200721_4
きょう昼前の青空

この空なら、
今夜も期待できるなぁ
と思いながら撮った
夏本番を感じる
青空の宮崎の西の空

 

今年の県内初猛暑日

ノダっち

20年7月20日(月) 17:46

天気の話なノダ

梅雨明けの雰囲気
きょうの青空に
感じられたでしょうか?

ノダは、土曜日の青空と
午後にかけて避けていった雨雲にも、
もしかしたら、
前線の南下消滅のパターンで
梅雨明けしてもいいんじゃないか?
とすら感じました。

ただ、不安定は、
まだもりもり不安定です。

梅雨明けした直後の安定感も
梅雨明けの基準であるとして、
もう梅雨前線の影響もないのも
梅雨明けの条件であるとするなら、
まだ梅雨明けではない
ということになりますね。

防災の観点も含まれていることがある
気象台からの梅雨明けの発表も
きょうはされていません。


一方、きょうは、ようやく
奄美地方の梅雨明けが発表されました。

1951年以降の統計史上、
最も遅い梅雨明けです。

ようやく奄美が梅雨明けしましたので、
これでやっと次は九州南部、
ということになりますね。

これまでも何度も書いたように、
南の太平洋高気圧が
中々強まってこないことが
この遅い梅雨明けの主因です。
太平洋高気圧を強まらなかったのは、
南海上の対流雲が
まとまらなかったためと考えられます。

きょうの太平洋高気圧の強まりは、
まだ一時的なものになりそうです。


一方、金曜日の昼の青空で期待して
Nextでご紹介したネオワイズ彗星ですが、
あのあとで雲が増えて
残念ながらノダは
見つけられませんでした。

また、きのうの夕方も
少し晴れ間があったので、
北西の空を何度も観ましたが、
北斗七星も見えなかったので、
早々にあきらめたノダです。

ただ、どうやら市内からも、
見えた所もあったとのことで、
どうせ薄明の空だから、
と思っていましたが、
市街地、とくに、
北西側に町明かりがある所を避けて
なるべく空が暗い所の方が
雲があった場合の影響が
小さくなるように思います。
(雲に町明かりが反射して
 より見えにくくなりそうなので)

きのうは、彗星の頭の部分は
肉眼で分かったとのことですが、
尾の部分まで見よう思うと
双眼鏡を準備した方が良さそうです。

今夜も、あすも、チャンスはあります。

徐々に暗くなってきているとはいえ、
まだ中々ないレベルの彗星で
写真にも簡単に写りますので、
チャレンジしてみはいかがでしょうか。


また、けさの
H2Aロケットの打ち上げによる
ロケット雲は、
金曜日にキレイに見えにくいかもと
書いた予想が当たって、
宮崎市内からだと
かなりうっすらでした。

ただ、県北部からは、
下の方でモクモクの雲が
しっかり見えたと、
ノダのSNSに情報が寄せられています。

宮崎市内からだと、
下の方は、日南海岸付近に出来た
低い雲に邪魔をされたのですが、
ココから北に離れた方が
低い雲の影響がなかったのでしょう。

いずれにせよ、連続打ち上げ成功は、
めでたいことです!


きょうは、
夏の太平洋高気圧が
一時的に強まって
九州付近を覆ってきました。

朝から、各地で
夏空が広がっています。

日差しが多かった所は、
気温が上がって、
宮崎(気象台)と宮崎空港で
35度2分まで上がって
今年県内初の猛暑日が出ています。

さすがの太平洋高気圧です。

西風が山越えで気温が上がる
フェーン現象も加わったと思われます。

ただ、まだ高気圧が本気ではなく、
湿った空気も流れ込んでいて、
所々に雲も出来ているものの、
雨は局地的で
小規模なものに留まりました。


あすも、引き続き、
上空に太平洋高気圧が張り出すため、
梅雨明け感じられる空になるでしょう。

ただ、やはり、午後は
急な雷雨に注意が必要です。

また、あすも、
平野部を中心に気温が上がりやすいため、
熱中症には要注意です。

先週の涼しさから
急激な暑さですので、
熱中症のリスクが高めになります。

とくに、体の弱い方が
身近にいらっしゃる方は、
声をかけてあげてください。

明後日になると、
徐々に高気圧が弱まってきて、
北に上がっている梅雨前線が
南下傾向になってきそうですが、
金曜日くらいまで
晴れ間もありそうな資料に見えます。

晴れ間が見えても、
不安定が続きますので、
連休でお出かけや
キャンプなどをされる際は
雨具の準備をしておきましょう。

土曜日になると、
寒冷渦が朝鮮半島付近に
進んできそうな予想です。

寒冷渦の南東側は
もともと大気が
不安定になりやすい場所で、
それに加えて、
南西からの湿った空気が
供給されやすい場所になるため
梅雨前線の活動も活発になり
前線の南側では、雨雲が
発達しやすくなる恐れがあります。

今月上旬の大雨の時も、
朝鮮半島付近に、
寒冷渦らしきものがあり、
南西からの湿った空気の流れが
強化されていましたし、
前線の動きも鈍くなりました。

同じようなことが起きる心配がないか、
今後の資料、
予想に注目していきましょう。

とくに、九州北部方面へ
お出かけ予定がある方などは、
お気を付けください。

その後、この寒冷渦が抜けたあと、
来週になると、太平洋高気圧が
本格的に強まってきそうです。

ただ、タイミングについては
まだ資料によって差があります。

もう少し様子を見ましょう。

200720_1
きょうの最高気温
200720_2
今朝の青空

この空でしたが
ロケット雲見えず・・・
200720_3
きのうの夕方の虹

夕虹は晴れ、
のことわざの通りに
きょうは良く晴れました。
200720_4
土曜日朝の青空

「今度こそ」がまた幻となるのか!?

ノダっち

20年7月17日(金) 17:11

天気の話なノダ

先週木曜日に、
「今度こそ・・・」
なんて書いていましたが、
今度も、なんだか怪しさ
増してきています。

 

ただ、これまでも書いていますように
月曜日から火曜日辺りを中心に
梅雨明けの雰囲気も
感じられるだろうという見解は
変わっていません。

 

それが、長続きしそうにないのです。

 

一方で、きのうよりも
後半の前線の影響について
弱めの予想も出てきました。

 

このあたりを、気象台が
どう判断するかになってきそうです。

 

少なくとも、
気象台による週間予報には
梅雨明けの雰囲気も感じられます。
ただし、やりすぎな雰囲気も、
同時に感じているノダです。

 

梅雨明けとなったとしても、
来週後半に、また
不安定な天気になる可能性は、
きょうの段階では考慮しておきます。

 

 

きょうも、涼しいですね。

 

日中に雨雲がかかっていなくて、
雲も薄くなっていることもあり、
昨日よりは気温が上がっていますが、
この時期本来の暑さには
程遠い体感になっています。

 

このくらいの暑さだったら、
梅雨が明けなくてもいい
という意見もありそうですが・・・

 

前線がいったん、
日中にかけて南に下がって
雲も薄くなりました。

 

きのう書いたネオワイズ彗星
所々で
今夜見えるチャンスがありそうです。

 

昼間の雲が少なかった所を中心に
日没後の北西の空
ちょっと注目してみてください。
(22時ごろまで)
(詳しくは昨日の日記のご参照を)

 


あすから、太平洋高気圧が
次第に強まってきて、
南の前線を押し上げてきそうです。

 

このため、あすは、再び
日中を中心に各地で雨が降るでしょう。

 

夜になると、また
雨の所が少なくなる予想です。

 

前線の南側になってくると
ムシムシと感じたり、
朝の日差しに暑さがあるものの、
朝から雲が多い所で
前線の北側の時間帯に雨が降り出すと
また半そでだとヒンヤリ感じるでしょう。

 


日曜日になると、
さらに太平洋高気圧が強まって
梅雨前線を北に押し上げそうです。

 

前線が北上するタイミングで
雨雲が所々にかかるでしょう。
念のため、雨の降り方に関して
最新の情報にもご注目ください。

 

雨雲の通り道以外では
夏を感じる青空が
見えてくる可能性もあります。

 

いずれにしても、この週末、
洗濯は安心して干せません。
出かけるときは、濡れない所に
入れておく必要があります。

 


月曜日から火曜日辺りも、
九州南部上空は
太平洋高気圧に覆われて
夏空が見えそうです。

 

ただ、湿った空気も多くて
安定はしないでしょう。

 

山沿いを中心ににわか雨の可能性もあり、
風で
平野部に流れてくる可能性もあります。

 

その後、来週後半は
また高気圧がしぼむ予想です。

 

ただ、梅雨前線が
九州南部まで
しっかり南下しない資料もあります。

 

南下しなければ週明けの
梅雨明けしそうな雰囲気が
そのまま続くのでしょうが、
しっかり南下してくると
戻り梅雨となりえて、
戻り梅雨は雨が強まることもあるので
注意が必要になる可能性も
含むでしょう。

 

このあたりは、週明けの様子で
また判断してみたいと思います。

 

なお、先日延期となった
H2Aロケットの打ち上げですが、
20日(月)の午前6時58分14秒に
再設定されました。

 

しっかり高気圧に覆われてきますので、
見える可能性があるものの、
だいぶ太陽が高くなった後の
打ち上げですので、
ロケット雲が伸びるのが見える程度で
キレイには見えにくいでしょう。

 

晴れていたら、
南から東にかけて伸びる雲と、
その後に独特に変わるか雲の形に
注目してみてください。

200717_1
きょう午後4時ごろの
MRT上空

キレイな青空でした
200717_2
きのう午後7時半ごろの
MRTから西の空

紫でした。

台風のときとか
水蒸気が多いときに
時々ある空ですね。

西の空に
雲が薄い部分があって
夕日が差し込んだんだと
思います。

きのうは、長崎では
ネオワイズ彗星が
見えたようです。

17年ぶりの涼しい宮崎県の昼

ノダっち

20年7月16日(木) 17:55

天気の話なノダ

涼しいですね。

昨日に続いて、
7月中旬とは思えません。

特に雨雲がしっかりかかった
昼頃にかけては
気温がほとんど上がりませんでした。

午後1時現在の気温も
20度を少し超えたくらいの所が
多くなっています。

午後になって
北部から雨が止んできていて
北部では、
徐々に気温が上がってきましたが、
それでも、夏日は出ませんでした。

さすがにこれは、
この時期にしては珍しいです。

調べてみると、
7月中旬から下旬で、
県内の全地点で夏日が出なかったのは、
2003年の7月15日以来、17年ぶりでした。

また、所々できのうから2日連続の
25度未満になっているのですが、
このうち延岡や小林、
それにえびの市加久藤では
どうやら観測史上初となっています。

梅雨前線はきょうも九州の南なのです。

雲の形などを見ても、
まだ、すぐに
一気に北上する気配はありません。

すくなくとも、明日朝にかけても
梅雨前線に近い南部を中心に
断続的に雨雲がかかりそうです。

ただ、朝以降、
梅雨前線がやや南にいったん離れ、
雲が薄めになる
予想になってきました。

少し日が差す可能性もあります。

ただ、安定は仕切らないでしょう。

午後は山沿いを中心に
また雨雲が出来てくる可能性があり
洗濯物は、空模様を見ながらの
対応がおススメです。

日中に雨が止んで
雲が薄くなりそうですので、
梅雨前線の北側でも、
今日よりは気温が上がります。

一方、朝にかけては
今朝と同じくらいの
ヒンヤリ感になりそうです。
引き続き、寝冷えをしないように
お気を付けください。


なお、あすの夕方に
もし北西の空の晴れ間があったら、
日没後の
だんだん暗くなる北西の低い空
注目してみるのをお勧めします。

いま、ネオワイズ彗星
見ごろとなっているのです。

彗星は尾を引いた
いわゆるほうき星です。

ネオワイズ彗星についての
詳しい情報は
国立天文台のこちらなどに
詳しく書かれています。

また、
どのあたりに見えるかについても
国立天文台のココ
調べることが出来るでしょう。

現在、1等星くらいの明るさで、
尾についても、肉眼で
確認できるという情報もあります。
ただ、市街地などでは
小型でも良いので
双眼鏡があると良さそうです。

また、写真にも
比較的簡単に映るようですので、
試してみる価値があります。

今回は、
予想以上に明るくなっていていて、
日本では久しぶりに
肉眼で彗星らしい姿が楽しめる
彗星です。

彗星は、すでに
太陽との距離が一番近い点を
通り過ぎていて、
この先は、徐々に暗くなりますので、
なるべく晴れた夜があったら
早めに見てみましょう。

探すときには、
日没直後でも、
それほど北西の高い空ではなく、
そこから暗くなるに従って
どんどん低くなっていきます。

明日の午後8時の宮崎市で
15度くらいの高さです。
15度は、腕を伸ばした時に
手を広げたときの
親指と人差し指の幅が
およそ15度になります。

彗星の尾は
太陽の反対側にたなびきますので、
頭が下で、尾は上を向いた小さい姿を
探してみましょう。

また、ノダが確認できた場合にも
お知らせします。


あさっては、梅雨前線が
徐々に北上しそうですが、
九州付近での前線が
イマイチハッキリしません。

南部を中心に雨雲がかかりそうですが、
今日の資料だと
それほどキケンな降り方には
ならないように見えます。

日曜日は、さらに
九州付近の前線が
不明瞭になってきそうです。

上空では、
太平洋高気圧が強まるため、
雨雲と雨雲の間で
夏らしい青空も見えてくるでしょう。

月曜日から火曜日にかけては
さらに高気圧が強まりそうですので、
青空のタイミングが増えそうです。

ココで梅雨明けとなるかどうか、
感じ方が
人によって違うかもしれません。

ぜひ、感じてみてくださいね。

気象台からの梅雨明けの発表は、
防災的な意味もあると思いますが、
季節の変わり目は、
人それぞれが感じたほうが良いです。

そういう感性が防災にもつながります。

ただ、きのうもお知らせしたように、
来週後半に、また
梅雨前線が南下する気配があって、
気象台としては、そのあたりを
どう判断するかでしょう。

日曜日から月曜日に
梅雨明けが感じられる空になったのに、
気象台からの発表がなければ
来週後半での
防災上の可能性も考えてみてください。


きょう発表された一か月予報も
これまでの傾向から変わりました。

一ヶ月の天候は
平年より晴れる日が少ない、
という表記になっています。

ただし、細かく見ると、
25日以降は
平年並みに晴れる日が多い予想です。

一か月予報の資料では、
太平洋高気圧もこれ以降、
順調に育つ予想になっています。

それでも、実際にそうなるのか・・・
不安な資料もあって、
2週間先までの海外の資料を見ると、
太平洋高気圧が弱めです。

ココまで
この太平洋高気圧が育つ
コンピュータの予想に
裏切られてきましたので、
フィリピン付近での
積乱雲の出来具合なども観つつ、
もう少し
様子を見ていく必要もあります。

なお、来週初めに梅雨明けしても、
来週後半の連休では
雨が降る可能性を
考慮しておいてください。

200716_1
きょう午後4時までの
最高気温
200716_2
全域で夏日にならなかった
きょうの昼の天気図を
記念に残しておきます
(気象庁HPより)

7月中旬なのに

ノダっち

20年7月15日(水) 17:33

天気の話なノダ

しっかり涼しいですね。

梅雨前線の北らしい体感で
7月上旬とは思えない
過ごしやすさになっています。

昨日も書いたように、
太平洋高気圧=夏の空気が
弱い7月前半です。

昨夜から春の空気側に入って、
過ごしやすくなりました。

夏の空気が強まっていないのは
台風が出来ていないことが
大きな要因でしょう。

そして、きょうの資料を見ても、
まだすぐに台風ができそうにないですし、
その影響か、
太平洋高気圧が強い状態が
なかなか続きにくい予想です。

このあたりは、
日によっての変化がまだ見られます。

もし、もしもしもし、仮に、
台風が今月出来なければ、
記録的なことです。

気象庁のHPで公開されている
1951年以降では、
7月に台風が
出来なかったことはありません。

もし、もしも仮に、
台風がこのまま出来なければ、
太平洋高気圧が
安定して強まらない要因に
なるかもしれません。

ただ、これは
これまで予想されていた
長期予報の傾向と不一致です。

これまでの長期予報の傾向なら、
この先、太平洋高気圧が弱い傾向が
変わってくるということになるのですが、
さてどう経過するでしょう。

今のところ、衛星画像を見ると、
対流雲が赤道近くのエリアで
出来やすくなってきているものの、
すぐにまとまりそうにありません。

一方、梅雨前線が
停滞しやすくなっていることは
南の高気圧の弱さだけではなくて、
北側の高気圧の強さが
影響している可能性もあります。

先月末以降、
東シナ海から黄海にかけての
海面水温の平年差が低くなっていて、
北側に低い高気圧が出来やすくなった
可能性もあるのです。

いずれにしても、
この先、梅雨が明けていき、
夏らしい天気が続くかどうかは、
太平洋高気圧の強さが
カギを握っています。

去年も、梅雨が長引いたものの、
梅雨が明けた後は、
しっかりと夏らしくなりましたし、
今年も、
これまでの予想の傾向から行くと、
そうなるのではないかとも
考えているきょう現在です。

あす、1か月予報が出ますので、
その資料などにも注目してみましょう。

少なくとも、九州南部に関して
今日現在の資料で観ても、
月曜日が本命で、
早くて日曜日にも
夏空が見えてくる可能性が
しっかり見えています。
(ただ、それが続くかどうかが
 微妙にな状況です。)


なお、
こうして停滞した梅雨前線により、
「旬ごとの値として、
7月上旬に全国のアメダス地点で
観測した降水量の総和
及び 1 時間降水量 50mm 以上の
発生回数が、
共に 1982 年以降で最多となった」
と、気象庁から
発表も出ています。

大量の水蒸気が
日本列島に運び込まれたということの
数値的な証拠ですね。

しかし、このことを
事前にしっかりと
予測できるようになることが
課題になります。


さて、涼しかったきょうは、
23~25度前後の最高気温で
4月下旬から6月並みになりました。

7月中旬で夏日にならない
(25度に届かない)のは
宮崎では、
そうそうあることではないのですが、
梅雨明けが遅い年には
あり得ることです。

去年も、宮崎と延岡で
夏日にならない日がありました。
ただ、宮崎の場合、
その前は、2003年で
更にその前は1970年です。


あすも、梅雨前線は
九州の南に伸びるため、
雲が分厚ければ
きょうくらいの涼しさでしょう。

きょう夏日になった宮崎や都城も
あすは
夏日にならない予想があります。

都城で予想通りになると、
2003年以来です。

また、朝にかけても
今朝よりも
気温が下がる所も予想されますので、
夜の寝冷えにもお気を付けください。

南部は、きょうより
雨雲がしっかりかかって
雨脚が強まりそうな予想もありますので、
ご注意ください。

一方、北部は
雨雲が少なくて、
大分県に近い地域を中心に
晴れ間が覗く可能性もあります。

あさっても
朝までは、まだ前線が
九州の南にあって、
活動が強まりそうです。

前線が北上する際に
どのくらいの雨雲がかかるのか、
きょうの資料でははっきりしません。

土曜日にかけて
雨が強まる可能性もありますので、
今後の最新の情報でご確認ください。


日曜日以降に関しては、
上に書いた通りですが、
こちらも、
あすの一ヶ月予報とともに
再度確認しましょう。

200715_1
きょう午後3時までの最高気温
200715_2
今朝の宮崎市の空

少し青空が
見えていました

 

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