土壌雨量の高い状態つづく

ノダっち

24年6月27日(木) 17:11

朝、窓の外が白くて、
お~、やっと出たか、
と目が覚めました。
 
ただ、いつもよりは
弱めの霧だったかなと思います。
 
冷たい川面に流れ込んだ
暖かく湿った空気が冷やされて飽和して
発生する川霧(移流霧)です。
 
梅雨時期には
毎年のように発生しています。
 
ただ、ノダが起きて
写真を撮りに行ったときには
風が出てきていて、
だんだんと霧が晴れる所でした。
 
風が手前から対岸に向けて吹くと、
向こう岸の堤防を越えていく霧
観察できて、
なかなかに興味深かったです。
 
街も少しモヤっていたので、
放射霧的なものもあるのかな?
と思ったのですが、
おそらくこの風によって
霧が運ばれる仕組みで
街にも靄がかかったのでしょう。
 
それだけ、
雨雲の素になる
暖かく湿った空気が
流れ込んでいることも示している
現象です。
 
 
朝早くは雨が止んでいた
宮崎市内でしたが、
通勤通学の時間にかけて
次第に降り出しましたね。
 
西からの雨雲が
次第に広がってきました。
 
県南部には
やや発達した雨雲が
かかった時間もあって、
1時間20ミリ超の強い雨も
西米良や串間、深瀬で
観測しています。
 
一方、暑さは落ち着きました。
 
午後は雨雲が弱まってきていて、
再び空が明るくなってきている
宮崎市内です。
 
 
梅雨前線は、
今日は九州北部に北上中とみられ、
九州の北まで北上していく予想です。
 
前線のすぐ南のエリアほど
雨雲が発達しやすい場所になるため
線状降水帯の半日前の予測情報が
九州北部に
きょう午前11時に発表されています。
 
線状降水帯になるかどうかは
ハッキリと予測が難しいですが、
それなりに発達した雨雲が
九州北部を中心に出来そうな予想です。
 
過去の傾向からして、
この時期に梅雨前線の南で
九州北部に発生する発達した雨雲は、
次第に南下してきます。
 
県内でも、この影響で
あす午前に発達した雨雲がかかる所があって
道路が急に川のようになる
降り方をする可能性もある予想です。
 
南部を中心に
土の中の水分量が多い状態が続いていて、
北部の熊本県に近いエリアでも
やや高くなってきています。
 
災害の危険度が上がりやすい状態の中で、
発達した雨雲がかかる恐れがあり、
雨が強まってきたときには
落雷や突風、道路冠水に注意するとともに
キキクルなどの確認をしましょう。
 
あすの午後は
次第に雨雲が弱まってきますので、
お帰りの時間は
傘の置忘れにもお気を付けください。
 
 
あさっては、梅雨前線が近くにありますが、
活動は次第に弱まる予想です。
 
ただ、きょうの資料だと
弱まりきらなくて、
山沿いを中心に
しっかり雨が降るタイミングがありそうな
予想も出てきました。
 
あすお伝えする新しい予報も
またご確認下さい。
 
日曜日には
太平洋高気圧が強まってきて
梅雨前線を押し上げる予想に
大きな変化がありませんが、
本気の強まりではない資料も
出てきました。
 
土曜日の天気とも関連していますので、
またあすお伝えします。
 
早めに強まれば、
日曜日から
遅れて強まれば
月曜日から、
暑さが厳しくなってくるでしょう。
 
来週の中ごろに
夏本番の強さになって
暑さが厳しくなりそうな予想は
比較的安定しています。
 
猛暑日の予想も出てきました。
 
 
さて、来週は晴れる日が多くなりますが、
きょう発表された一か月予報で
6日から12日の一週間は、
平年並みに曇りや雨の日が多い予想
となっています。
 
やはり、気象庁としては
再来週あたりでの前線の再南下を
考えているようです。
 
そこを見極めてからの
梅雨明けの判断となるのでしょう。
 
ただ、いずれにしても
来週は梅雨明けを思わせる空と
暑さになってきます。
 
熱中症予防を心がけましょう。
240627_1
朝の大淀川鉄橋付近の
川霧の様子

風で向こう岸に
霧が集められていて、
堤防の土手を霧が
登ろうとしていました。

この少し前は、
240627_2
上の画像の少し前です。

堤防がぼんやりですが、
もう少しよく見えていました。

とくに、右端
上流側の大淀大橋付近の堤防が
しっかり見えています。

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