ノダっち

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九州内で初猛暑日

ノダっち

21年6月9日(水) 18:00

天気の話なノダ

宮崎市内にいると、

特に南側の空を見ていると、
スッキリしない梅雨空にも
思える今日の空ですが、
県内は、
北部や山沿いを中心に
日中にかけて広く晴れています。
 
県南部は、上空の気圧の谷により
高い所の雲がしつこく残りました。
 
ただ、南部でも日は差していて、
大きく天気を崩す雲は
昼過ぎにかけてかかっていません。
 
きのうから
レーダー上に雨雲の反応が
時々出ているのですが、
気温差によるレーダー波の
屈折でできたものだったり、
空の高い所に反応したものだったりして、
県南部の沿岸付近はほとんど地面に
落ちてきていないでしょう。
 
一方、きのうも
山沿いにはモクモクした雲が出来ましたが、
きょうも気温上昇によって
きのう可能性が捨てきれないと
お伝えしたように、
熊本県側で発達した雲が出来ました。
 
この雲が県内の北部山沿い一部にも
流れ込んできています。
また、ココで発生した
空の高い所の雲が
県南部に流れてきたことも
南部で晴れにくくなった要因の一つです。
 
それくらい、熊本県側を中心に
強い日差しによって
気温も上がったということになります。
 
九州内では、きょう、
福岡県の久留米で
35.4度まで上がったほか、
大分県の日田や佐賀も35度になって
今年全国初めての猛暑日も出ました。

県内でも、良く晴れた山沿いを中心に
32度前後まで上がっています。
 
 
あすは、
きょうよりも高気圧が東に離れて、
東から流れ込む湿った空気が
増えてきそうです。
 
このため、
低い雲が増える可能性があります。
 
低い雲によって
にわか雨の可能性もアリです。
 
洗濯は、空を見ながらの対応が
必要になるでしょう。
 
日差しが弱まる分、
暑さは弱まりそうですが、
ムシムシ感はありそうです。
 
 
金曜日は、あすよりさらに
湿った空気が増えるため、
さらににわか雨が起きやすくなり、
気圧の谷が近づく夜を中心に
雨が降りやすくなる可能性があります。
 
土日は、雨が降りやすいような
予想になってきていますが、
資料によっては、
前線ががっつりかかってくるのではなく
けっこう止み間もありそうにも見えて、
それほど雨量としては
多くないのかもしれません。
 
気象台による早期警戒情報も、
出ていませんが、
 
とはいえ、、、、
 
ということもありますので、
 
来週の新しい予報とともに
明日以降の見解もご確認ください。
210609_1
お昼ごろの
宮崎市内から
南の空

雲が多い空でした。
210609_2
同じ時間の
宮崎市内から北の空

青空が見えていました。

きょうもハロまつり

ノダっち

21年6月8日(火) 18:04

天気の話なノダ

けさも、
薄い雲がかかっていましたので、
各地でハロが見えていたようです。
 
ただ、昼間には、
いったん雲が少なくなりました。
 
きのうもお伝えしたように、
この時期のハロは、
梅雨前線の南北動で出る場合も多く、
下り坂のサインが
当てはまりにくいです。
 
一方、
日中の強い日差しで気温が上がって
午前11時過ぎには、
山沿いの一部で30度を
超えてきていました。
 
山沿いの各地は
30度以上の真夏日になっていて、
最高気温は、えびの市加久藤で、
33度まで上がっていて、
今年の県内で初めての
33度台が出ています。
 
この気温上昇と
上空にある寒気の影響で、
大気の状態が不安定になりました。
きっかけがあれば、
雨雲が局地的に発達する状態です。
 
衛星可視画像では
午後になって熊本県境付近を中心に
雲が出来てきたのが見えていて、
レーダーでは、山沿いのごく一部に
弱い反応もありました。
 
 
あすも、引き続き高気圧の圏内です。
 
広く日差しが降り注いで、
昼間は、きょうのような暑さでしょう。
 
内陸ほど空気が乾いて
真夏に比べるとカラッとした暑さですが、
こまめな水分補給を心がけて
熱中症予防を行いつつ、
真夏の暑さに備えて、
徐々に体を暑さに
慣らしていければとも思います。
 
上空の気圧の谷は抜けるため、
きょうのように山沿いで
夕立的な雲がわきにくくなるものの、
空の高い所の寒気が残る一方、
地面付近はあすも
山沿いを中心に気温が上がることで、
きっかけがあれば、
雨雲が沸き上がる可能性は
否定できません。
 
山沿いの熊本県に近いエリアは
念のため、午後の
急な天気の変化にお気を付けください。
 
 
あさっても、高気圧の圏内で
晴れ間がありそうですが、
きょうあすよりも、
湿った空気は増えてきそうです。
 
一部に、雨を予想する資料もあるため
念のため、にわか雨に気を付けながらの
洗濯対応になってくるかもしれません。
 
金曜日以降に関しては、
相変わらず、
資料による予測のブレが大きいです。
 
金曜日は、まだ
前線本体の影響は無さそうな
資料傾向は一致していますので、
湿った空気の量がどの程度になるか、
で雨が降るかどうか変わるでしょう。
 
一方、土曜日以降は、
前線の位置や状態によって
雨の降り方が変わってきそうです。
 
こちらは、
今後の予想での確認をお願いします。
210608
きょう午後3時ごろの
宮崎市上空のハロ

パキラが結実!

ノダっち

21年6月7日(月) 17:54

天気の話なノダ

スッキリしない
梅雨空の週末だったかなと思います。

土曜日は、午後になって
ジワジワと南部から
雨の範囲が広がって、
日曜日の早朝にかけて
南部を中心に雨雲がかかりました。

梅雨前線は
九州の南の奄美付近まで南下したものの、
ギリギリ台風だった3号が近づいて
雨雲の素が梅雨前線に補給され、
さらに上空の気圧の谷のサポートもあって
上空の梅雨前線面を
この雨雲の素が滑り上がって、
地上の梅雨前線から離れた県内も
雨雲がかかったように見えます。

梅雨前線に近づいた台風3号は、
午後3時に(金曜日の予報より早く)
前線上の温帯低気圧に変わったと
発表がありました。

この前線上の低気圧によって
発達した雨雲が
県南部付近にかかりそうな
予想もありましたが、
それほどのものはかからずに
過ぎたようです。

その後、日曜日は、
時おり晴れ間も出ています。
ただ、夕方になって
また雲が厚みを増したりして、
スッキリはしませんでしたね。


きょうも薄い雲が残っていますが、
日差しを通すくらいの薄い雲で
洗濯物は、しっかり乾いたと思います。

そんなきょう、以前お伝えした
パキラの花の後に、
ふくらみを見つけました!

どうやら結実したようです!

調べてみると、実が熟すと
種を飛ばすと書いてありました。

さて、どうなるか!?

また、追ってご報告します。


なお、きょうは
薄雲によって
日暈(ハロ)も出来ていましたが、
下り坂のサインではないでしょう。

天気が西から東に移ろうと気は
下り坂のサインに
なることが多いハロですが、
梅雨時のように
梅雨前線の南北動によって
天気が変わるときには
当てはまりにくくなります。

あすも、梅雨前線は離れて、
きょうよりも薄雲も少なく、
青空も多くなりそうです。

薄雲がかかることもありますが、
厚みを増しては来ないでしょう。

日差しもしっかり多く、
内陸を中心に気温が上がりそうです。

真夏に比べると
カラッとした暑さになると思いますが、
熱中症にはお気を付けください。

なお、この気温上昇で
大気の状態が不安定になって、
山沿いの一部では
夕立的ににわか雨の可能性もあります。
念のため、
午後の急な気温変化にお気を付けください。


あさっても、
まだ梅雨前線は近くには来ず、
晴れ間が残るでしょう。

あすよりは
また雲が増えてきそうですが、
雨雲の予想はありません。

日差しもある予想です。

木曜日あたりからは微妙ですが、
まだ木曜日も
大きな崩れがない予想が
優勢になっています。

金曜日になると、日本の資料と
海外の資料で見解が分かれて
東からの湿った空気の影響の
大小によって
雨の予想も出てくる状況です。

ただ、金曜日も日中までは
梅雨前線の接近は
まだ無い資料が優勢に見えます。

一方、東からの湿った空気の雨雲は
早ければ木曜にも
影響があるかもしれません。


土曜日は、
梅雨前線が伸びてきそうです。

ただ、この先の予想も、
昨日までの資料に比べると、
また表現が変わっていて
ハッキリはしません。

梅雨前線の状況によっては
また雨が強まる可能性もありますので、
今後お伝えする予想をご確認ください。

210607_1
宮崎八幡宮上空のハロ

午後3時半ごろ撮影
210607_2
けさのパキラの実

粘った台風3号が厄介

ノダっち

21年6月4日(金) 17:10

天気の話なノダ

やはり、前線の南側は

なかなか怖い雨雲が出来ます。
 
前線が北上した昨夜、
前線本体は離れたのですが、
県内には暖かく湿った
雨雲の素の空気が流れ込み、
九州南部に流れ込んだことで
地形性の上昇気流によって
雨雲が発達していました。
 
「きっかけ」があったのです。
 
とくに日付が変わってから
鹿児島県側から県南部にかけて
発達した雨雲が
かかりやすくなりました。
 
アメダス地点では、未明に
日南市深瀬で
1時間40ミリを超える
激しい雨を観測し、
県の雨量計では、都城市内で
時間50ミリを少し超える
非常に激しい雨も観測しています。

また、24時間雨量も、
日南市深瀬で250ミリを超えていて、
12時間で200ミリ近く降ったので、
なかなかの危険性のある大雨でした。
 
朝になって、
前線が南東に抜けると、
雨が弱まってきて、
昼間には少し晴れ間も見えたのですが、
その後、再び
雨雲がかかってきています。
 
前線がなかなか離れ切りません。
 
朝にかけては、雨雲も発達させた
暖かく湿った空気が流れ込んで、
ムシムシしましたが、
昼にかけての気温上昇は鈍くなりました。
 
 
あすは、前線が
九州の南、奄美付近に停滞しそうです。
 
一方で、台風3号が、
当初の予想より長く
台風のまま台湾の南を北上していて、
あす日中にかけても台風のまま
梅雨前線に近づく予想になりました。
(ただし、勢力としては強くありません)
 
たとえ、熱低になったとしても、
熱帯からの温かく湿った空気
=雨雲の素を大量に前線に連れてきます。
このため、前線が刺激されて
活動が活発になりそうです。
 
前線が南に離れ気味でも、
活動が強まることで前線の北側には雲が多く、
雨雲も広がる予想になってきました。
 
梅雨前線自体も
多少の南北動をする見込みで、
それに伴って、雨の範囲も変わります。
 
午後を中心に雨が降る可能性がある
と思って、雨具などをご準備の上、
お出かけください。
 
 
また、台風は、
あすの夜にも梅雨前線に取り込まれて、
温帯低気圧になる可能性もあります。
 
その後、前線上の低気圧として
日曜日の早いタイミングで
九州の南を通過しそうな資料です。
 
このタイミングが、
九州南部では活発な前線の影響を
もっとも強く受けやすいでしょう。
 
土日の予報が、
当初の晴れ側から、
雨側に変わってきたのは、
この影響もあると思います。
 
台風3号が前線を刺激する可能性がるため、
週末以降の予報にも
注目してほしいとお伝えした、
その可能性の方になってきたわけです。
 
前線が近かったら、
もっと厄介な事態になっていましたが、
それでも、この影響の程度は読みにくく
予報としては
なかなかに難しくなっています。
 
北寄りを通ってくると、
やや発達した雨雲が
県内にかかる可能性もありますので、
念のため、こちら
最新の注意報警報や
気象台からの情報をご確認ください。
 
 
日曜日の午後には、
この台風崩れの低気圧も離れ、
天気は回復する流れでしょう。
 
月曜日から火曜日にかけては
前線がやや離れ気味で晴れ間があり、
暑くなりそうです。
 
その後、来週後半になると、
再び前線が北上してきます。
 
先日も書きましたが、
このあたりは、また
月曜日に詳しく見ていきましょう。
 
なお、きょうの資料では、
来週後半の太平洋高気圧の強さは、
それほどでもない、感じです。
210604_1
昼頃の
橘通交差点での
水たまりと青空
210604_2
午後4時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台湾の南に
台風の雲の
小さい渦巻きがあります。

赤外画像では
判別が困難な状況で
台風中心には
発達した雲が無くなっています。

キキクルの活用を

ノダっち

21年6月3日(木) 17:08

天気の話なノダ

すっかり梅雨空に戻りましたね。

明け方から
やや活発な雨雲もかかって
やや強い雨を降らせています。

午前にかかった雨雲は、
低気圧の東側に延びる
温暖前線側の雨雲でした。

どちらかというと
温暖前線側の雨雲は、
急激な発達はしにくいのが
特徴的です。

が、そう思っていると、
時々発達したものがかかって
激しい雨を降らせたりもするので
油断できませんので、
コンピュータの資料で
発達したものがあるときには
やはり注意しておきたいものになります。

きょうの雨雲の様子や
風の状況を見ると、
温暖前線付近には
やや発達した雨雲の塊があり、
前線の北上に伴って
かかってきたように見えました。

一方、前線の南側に入ると
雨雲の素がたっぷりあるエリアで
きっかけがあると
どこでも発達した雨雲が出来
気が抜けません。

気が抜けない一方で、
このエリアでの雨雲の予想は
コンピュータが正確に
雨雲の発生を予想できないことも多く、
これまた難しいエリアです。

このため、
流れ込んでくる空気から
発達する可能性を考えて、
発表された情報とともに
お伝えしています。

今夜からあすの明け方にかけては
この前線南側の
どこでも発達した雨雲が出来る
可能性があるエリアになりますので、
急な雨雲の発達に要警戒です。

また、すでに先行して
雨が降っていますので、
発達した雨雲がかかってくると、
急激に危険度が上がることが心配されます。

また、とくに、前線があまり動かなくて
停滞した時が一層心配です。

キキクル(危険度分布)
最新の状況などもぜひご確認ください。

こちら
気象庁HPのキキクル、雨雲、
注意報警報、気象情報が
一覧で見られるように
まとめておきました。

また、
前が霞むように降ってきたときには
道路の冠水にもご注意ください。
あすも、通勤通学の時間に
雨が強まる恐れがありますので、
早めに出られる準備がおススメです。


あすの日中以降は、前線北側での
雨になりそうですので、
基本的には発達した雨雲が
かかりにくくなりますが、
離れ切らない影響で
総雨量は増えそうです。

日中も
危険度の高い状態が続くかどうかは、
今夜からあす朝にかけて降る
雨の量次第になります。
あす朝からお伝えする
新しい情報でもご確認ください。

南部は、土曜日も前線が離れ切らず、
午前を中心に
雨雲が残る可能性があります。

この予想は、
きのうから続いていて
あまり変わらなくなってきましたので、
確度が高くなってきました。

さらに日曜日に関しても、
まだ前線が南下しきらず、
午前中に南部に雨雲がかかりそうな
資料が出てきています。

明日まで様子を見ますが、
こういう時は、
あす晴れ側に予報が変わったとしても、
にわか雨の可能性を
考えておいた方が良いです。

火曜日以降は、
梅雨前線が北上傾向の予想ですが、
来週後半に関しては、
南の太平洋高気圧が強まって
前線を押し上げそうなものと、
高気圧の強まりが控えめなものと
分かれています。

信頼度の高い資料が
高気圧控えめなのですが、
このあたりは、あすでも
まだ固まりそうにありません。

月曜日に傾向について
お伝えすることになるでしょう。

今後も、
新しい予報の確認をお願いします。


なお、きょう発表された一カ月予報では、
少なくともこの一か月以内での
梅雨明けが見えません。

ただし、
気温、降水量、日照ともに
傾向は弱い予想です。

信頼度は低いと見ます。

210603
少し雨が強まった
宮崎市内

景色が霞むほどの
雨の強まりでは
ありませんでした

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