九州南部どころか・・・

ノダっち

20年7月13日(月) 17:49

土曜日にかけては、
九州北部でやや南下した前線により
北部山沿いを中心に
発達した雨雲が
かかりやすくなりました。

急激に危険度が上がるような
雨雲ではなかったのですが、
既にしみ込んでいる雨もあったため
警戒レベル4相当の
土砂災害警戒メッシュが出るくらいに
危険度が上がっています。

日中にいったん弱まったものの、
午後も北部山沿いには
所々に活発な雨雲がかかりました。

一方、前線から通り南部は
平野部を中心に晴れ間が出たり、
急にザッと降ったりと、
前線南側らしい不安定な天気で、
それでも、軒下に干した洗濯物は
しっかりと乾いてくれた我が家です。

きのうは、さらに前線が南下して
前線に近い所を中心に
時おり雨雲がかかったものの、
土曜日に比べると
弱めの雨雲になっていました。

前線の活動が
少し弱まっていたのでしょう。

とはいえ、山沿いの土壌雨量が多く、
崖の近くでは
なかなか気が抜けない状況が
続いています。


きょうは、再び
前線が活発になって
九州の北に伸びてきました。

県内は、前線から離れて、
所々で晴れ間が出ています。

が、北にある雲が
南までしつこく広がっていて、
いつもの北にある時ほど晴れていません。

前線の活発さを感じます。

一方、前線の南側ですので、
空気は蒸し蒸しです。
雲が多くても、雲の切れ間から
日が差したりしているため、
余計に蒸し蒸しが強まっています。


あすは、この前線が
次第に九州南部に南下してきそうです。

南下してくるときに
前線近くの南側にできる雨雲が
発達する可能性があって、
山沿いを中心に
雨脚が強まる可能性があります。

コンピューターの雨雲予想を見る限り、
県内では、
特に強い雨雲の予想になっていませんが、
予想より発達していたり、
予想ほど発達しなかったり、
このあたりはまだなかなかです。

とくに山沿いは、
今月に入ってからの雨で
地盤の緩みやすい状態が続いていて、
実際の雨雲の様子に
注意しておく必要があります。

すぐにレベル3のメッシュに
なりやすいですので、
少し雨が強まってきたら
最新の警報の発表状況や
危険度分布図も確認して
身の回りで異変があれば
早めの安全確保が必要です。


ただ、順調に予想通りに
前線が動いていけば、
あすは前線の停滞性が弱いため
雨雲もそれに伴って動くはずで、
長時間は続かないでしょう。

午後には、九州の南まで
次第に南下しそうな予想で、
一旦活動も弱まりそうです。

雨が止んだ後は
日が差す可能性もあります。

日が差すと
また暑さが強まるでしょう。
また、あすは、朝にかけても
気温が下がりにくくて、
所々で熱帯夜になりそうです。

熱中症にならないようにご注意ください。


あさっても、
九州の南に延びる前線により雲が多く、
午後を中心に雨の時間がありそうです。

午前中に雲が薄ければ、
早朝に楽しみがあります。

H2Aロケットの打ち上げ
種子島宇宙センターから
予定されているのです。

打ち上げ予定時刻は
午前5時51分27秒で、
今回は、アラブ首長国連邦の
火星探査機を
搭載する予定になっています。

H2Aロケットは、
H2Bよりは明るさが弱いのですが、
日の出30分後くらいですので、
まだ日差しが弱くて、
晴れていれば
ロケット雲は見やすいでしょう。
夜光雲が出ないかなぁ、
という期待も少しあります。

ただ、、、

上に書いたように、
梅雨前線が近くにあるため
かなり状況はよくありません。

そもそも打ち上げがあるのか?
についても、様子を見ます。

また、明日もお伝えしましょう。


梅雨前線は、
木曜日まで九州の南で、
金曜日から北上しそうな予想です。

北上していくときの
前線の近くでの雨の強まりと、
北上した後の、前線の南での
急な雨雲のまとまりに注意しましょう。

日曜日くらいには、
上空の太平洋高気圧が強まって
九州南部付近まで来そうです。

ということで、早ければ、
梅雨の出口の可能性もありますが、
日曜日はまだ高気圧のフチで、
湿った空気が流れ込みやすく、
しっかり晴れそうなのは、
月曜日からに見えます。

気象台の予報も、
月曜日に晴れマークがついてきたので、
梅雨明けの第一候補でしょう。

ようやく
(といっても、平年の梅雨明けは明日)
梅雨の出口が再度見えてきました。

一度見失ったので、
やたら長く感じますね・・・^o^;

一方、先週末にも
あけるかも?
と思っていた奄美地方も
まだ梅雨が明けていません。

週間予報や資料を見ていると
まだ週後半まで
奄美の梅雨明けも怪しいです。

奄美地方の今までで
最も遅い梅雨明けは、
7月15日でしたので、
最も遅い梅雨明けを
更新する可能性が
出てきました。

とりあえず奄美が梅雨明けしないと
九州南部は空けにくいです。

この遅れは、太平洋高気圧が
中々強まってこないことが
要因となっています。

200713_1
雷雨のあとで
青空が広がってきた
午前7時ごろの
宮崎市の空
200713_2
きょうの衛星画像

金曜日の
MRTニュースNextで
お伝えしましたように、
すぐそこまで
夏が来ています。

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