しっかり梅雨空の梅雨明け平年日

ノダっち

20年7月14日(火) 17:46

梅雨明けの平年日になりました。

2年連続で、平年より
遅くなっています。

ただ、去年よりは
早めに梅雨明けとなりそうです。


今年の梅雨明けが
遅れた直接の要因は、
昨日も最後に書いたように
予想よりも
太平洋高気圧の北への成長が
遅れていることにあります。

南の太平洋高気圧が強まらず、
梅雨前線を
北に押し上げていないのです。

太平洋高気圧が強まっていないのは、
フィリピンの東で
上昇気流が弱いことが考えられます。

台風もまだ2号で、
7月に入ってから2週間、
熱低が出来たものの、
台風にまとまるくらいに
発達した積乱雲が出来ていません。

フィリピン周辺で
台風が出来るくらいに
積乱雲がたくさん出来てくると、
ココで上昇気流が強まることになり、
上昇した空気が日本の南や
日本付近で下降する流れが出来て、
太平洋高気圧を強める効果があると
考えられています。

それは、単発の積乱雲よりも
規模の大きな積乱雲の塊である
台風の方が効果が大きいのです。

週末に、フィリピンの東で
熱低が出来ていたのですが、
陸地の影響もあって強まりきらず、
フィリピンの北に進んできていて、
今後は消散する予想となっています。

上昇気流を強めて
太平洋高気圧を強化するほどの
物にはなりませんでした。

一方、この熱低は、
消散しそうなのものの、
雲として存在するか
温かく湿った雨雲の素として
存在ししたまま
梅雨前線に取り込まれそうです。

これがまた厄介な存在になります。

前線の活動を強めて
発達した雨雲が
出来やすくなる恐れがあるためです。

このタイミングは、
どうやら木曜日頃となりそうな
資料になってきました。

木曜日は、まだ
梅雨前線が九州の南に予想されるため、
県内への直接的な影響が
小さくて済む可能性があるものの、
北に上がってきた場合には
強まる恐れが捨てきれません。

また、同様に
金曜日も活動が強そうな予想で、
次第に前線が北上する可能性があるため、
金曜日辺りは、
また雨の降り方に気を付けましょう。

最新の情報確認をお願いします。


そんな梅雨明け平年日の今日は、
梅雨明けはまだだよ、
とでも言ってるかのように、
梅雨前線が九州南部に
南下してきました。

ただ、活動が
次第に弱まってきたようです。

朝にかけては、北部山沿いに
強い雨雲がかかったものの、
日中は
次第に雨雲が弱まってきました。


あすは、
梅雨前線が九州の南に
停滞しそうです。

活動がしっかり弱まれば
晴れ間も出るパターンですが、
資料では、北側にも
雨雲が予想されてきています。

活動があまり弱くなさそうです。
(と回りくどい書き方ですが^o^;)

その中でも、午後ほど
強めになりそうな予想に見えます。

ということで、県内は
午後ほど雨雲がかかる可能性があって
念のための傘の準備や
洗濯の対応
心がけておくと良いでしょう。

一方、前線に近い種子島は
雲が多くなりそうですが、
きょう午後1時現在、
打ち上げに向けて
準備が進められているようです。

ただ、大気の状態が
不安定な場所になりますので、
周辺で雨雲が発達して
雷の可能性が高まったりしたら、
急に中止になる可能性もあります。

今回も、宮崎県内からは
打ち上げから少し遅れて
南の空に見えてくるでしょうが、
そもそも、県内上空や
南の空にも雲が多そうですので、
見えるタイミングは
さらに遅れるかもしれません。

というか、
見えればラッキーだなぁ
くらいの感じでいください^o^;

と、書いていたら、
打ち上げの延期
午後3時過ぎに発表されました。
新たな打ち上げ日は
未定となっていますので、
また発表があり次第お知らせします。


金曜日は、
上に書いたような状況です。

また、明日以降の資料で
しっかり見てみましょう。

土曜日には九州北部付近まで
梅雨前線が北上する流れです。

さらに、日曜日には
九州付近まで
太平洋高気圧が張り出す予想が
変わっていません。

湿った空気が残りそうなので、
まだ雨マークがついていますが、
この湿った空気の影響が小さければ
夏空が見えてくるでしょう。

今日の資料では、
月曜日には梅雨明けの可能性が
昨日より
だいぶしっかり見えてきました。

むしろ、
月曜日には空けている可能性も
チラッと見えています。

早ければ日曜日かもしれません。

その分、来週は
暑さが強まりそうです。

急激に強い暑さになると、
体に応える方が出る恐れもあります。
来週の暑さに備えて、
週末辺りからの蒸し暑さに
少しずつ体を慣らしてください。

200714_1
昼のMRTから西の空

しっかり梅雨空の
梅雨明け平年日でした

 

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