梅雨明けを願います・・・

ノダっち

20年7月7日(火) 17:30

七夕の夜空を眺める余裕も
ちょっと感じられない、
今年の梅雨末期の九州です。

毎年、梅雨時なので
雲が広がることも多いのですが、
今年は、またそれとは違う雰囲気の
七夕ではないでしょうか。

願いを叶えてもらえるなら、
もう、梅雨明けをお願いします、
と手を合わせたいものです。


昨日夕方からの線状降水帯は
夜になって一旦南下して、
消散傾向となったものの、
明け方から今朝にかけて
再び停滞する線状降水帯が
出来てしまいました。

大きな被害が出ています。

午後は、
やや雨域が南下しました。

県内は、日中にかけて
平野部を中心に
雨の止み間があったものの、
山沿いを中心に
細い降水帯によって
狭い範囲での激しい雨も降っています。

また、午後には
前線の活動が強まった可能性もあって
県内でも雨雲がやや増えました。

宮崎市でも雷雨となっています。

前線の南側で蒸し暑い空気があり、
雨の止み間が長かったところを中心に
不快な暑さを感じられたでしょう。


今夜にかけては、
再び九州北部を中心に
雨が強まる恐れがあり、
今夜遅くからあす明け方にかけては
梅雨前線が次第に南下してきて、
九州南部にも発達した雨雲が
かかる可能性があります。

発達した雨雲は
熊本県側を中心に
流れ込みやすくなって、
県内にも山沿いを中心に
発達した雨雲がかかりそうです。

繰り返しますが、
地面の中の雨はまだ抜けていません。
きょう午後3時現在でも、
まだ山沿いを中心に2か月分以上の雨が
地面にしみ込んでいると
推定される所もあります。

土砂災害には警戒が必要です。

また、雨量が急激に増えると
地面に沁み込みにくい雨水が
河川を急に増水させやすくなっています。

今夜遅くからあす明け方にかけては
とくに要警戒です。

激しい雨で目が覚めたりしたら、
最新の情報をご確認ください。

とくに、崖の近くにいらっしゃる方は、
いつもと違う様子が感じられたら
早めの避難を心がけるか、
念のため、崖から遠い所で
休んでおくなどするのも
おススメしたいです。

無駄足になっても、
あぁ、良かったね、
と思えるような避難環境が出来る社会が
命を守るためには必要になりますね。

あすの日中は、北部を中心に
雨が止みがちになりそうです。

ただ、南岸ほど
雨が残る可能性もありますし、
時おり北に盛り上がる
雨雲があるかもしれません。

前線がどこまで南下するか、
で変わってきます。

最近の傾向からすると、
しっかり南下して、
北部を中心に晴れ間も覗くのですが、
季節が進んで、
南の高気圧が強まっていれば、
この傾向が変わっているでしょう。

季節が進んでいるかどうか、
推し量ることになるかもしれません。

洗濯物が干せるかどうかなどは
また明日朝からお伝えする
予報で確認をお願いします。

また、明後日に関しても、
そのまま資料がバラバラです。
あすの午後以降の動きが
バラバラですので、
その先がバラバラになるのは、
まぁ当たり前なのですが・・・

すみません、これは
よくわかりません・・・・

いずれにしても、
明日午後以降も、
明後日から週末にかけても、
前線の動きに次第では、
雨が強まる恐れがあり、
その際には、すぐに危険度が
上がる可能性がある状況ととらえ、
最新の情報確認をお願いしますm( _ _ )m

なお、梅雨明けの気配は、
更に霞んでしまいました。

ん~~~~~。

この雨を心配する状況から
脱出するために、
頑張れ!太平洋高気圧!
と言いたい気分です。

200707
けさの宮崎市から西の空と
大淀川

河川敷は復活しましたが、
川の流れは
相変わらず速かったです。

 

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