東北南部まで梅雨入り

ノダっち

20年6月11日(木) 17:30

きのうの
中国地方から東海に続いて、
きょうは、
晴れて取り残された九州北部と
関東、北陸、東北南部まで
梅雨入りが発表されました。

梅雨入りが発表される地域で
残るのは東北部のみとなっています。

梅雨前線が
九州の北まで北上したためです。

県内は、予想通り、
前線の南側で
暖かく湿った空気の通り道になり、
朝からやや発達した雨雲が流れ込み、
雨脚が強まったところがあります。

えびの高原は24時間雨量が
午後5時現在で270ミリを超えていますが、
ココは、別格です。
全般に
恐れたほどの雨雲にはなっていません。

山沿いの土壌雨量指数的にも、
まだ余裕がありそうです。

ただ、今夜からあすにかけても
(とくにあす朝くらいまで)
山沿いを中心に雨雲がかかる予想で、
それによって、
土壌雨量指数の悪化があるかもしれません。
とくに、前線の南側では
急激な雨雲の組織化は心配ですので、
引き続き、最新の
危険度分布や雨雲などの情報を
ご確認ください。

あすの日中は、
梅雨前線が少し活動を弱めて
一旦雨雲が少なくなりそうです。

平野部を中心に
晴れ間が出る可能性もあります。
晴れ間が出ると
蒸し暑さが強まりますので、
熱中症にならないように
ご注意ください。

また、場合によっては、
宮崎市で熱帯夜になるかもしれません。
寝ている間の熱中症に気を付けましょう。

一方、あす夜以降には
また一旦雨雲がかかりそうです。

このタイミングでも、
雨の強まりに気を付けましょう。


土日は、引き続き、
九州南部付近まで
太平洋高気圧の縁がきそうです。

フチですので、
湿った空気の流れ込みもあって
しっかり夏の安定した空にはならず、
山沿いを中心に
にわか雨が起きやすいものの、
平野部を中心に晴れ間が出るでしょう。

きょうMRTで表示している
週間予報でも、平野部に
晴れマークがついてきています。

ココのノダの見解は
今のところ変わっていません。

晴れ間が出ると、一層、
蒸し暑さが強まるパターンです。
熱中症に要注意となります。


その後、
梅雨前線が南下するタイミングは、
雨が強まりやすいパターンにになり、
先行した雨も降っているため、
今後の雨による影響は
気にしておきましょう。

また、
きょう発表された一か月予報では
この先一ヶ月は、
まだどっぷり梅雨の予想です。

降水量が
平年並みか平年より多い予想ですので、
雨の降り方に気をもむ
一ヶ月になるでしょう。

これまでの
3ヶ月予報などの傾向からすると、
平年並み(7月14日)くらいの
梅雨明けになってくるのではないか、
と思っています。

200611
午後5時までの
24時間雨量

投稿月