「梅雨らしい梅雨のち暑すぎる夏」か!?

ノダっち

20年5月26日(火) 17:27

スッキリしにくい週末で、
日曜日は
内陸を中心に所々で雨が降ったり、
宮崎市内はにわか雨もありましたが、
晴れ間もしっかりあった印象です。

ノダは、土曜日に
全国の気象予報士キャスターの仲間と
オンラインでの研修会をしましたが、
なかなか刺激になりました。

うまく活かしたいと思います。

便利な時代になりました。


そして、
全国の緊急事態宣言が解除されて
新たな段階に入り、
プロ野球の開催も決まって、
前向きな気分も高まった
週明けだったでしょうか。

引き続き、感染予防には努めつつ、
初めての
難しい雨の多い時期も来ます。

何となく、週間予報に
その気配が見えてきたような
マークの並び方が
きのうは見えたかと思いますが、
資料やきょうの予報では
来週中ごろにまだ晴れ間もありそうで、
このまま入るのかどうかは
もう少し見極めたい状況です。

きのうは、3か月予報も発表され、
6月は、
平年より曇りや雨の日が多い
となっていて、
どっぷりと梅雨らしくなりそうな
予報に見えます
降水量が
平年並みか平年より多い予想となっていて、
気温も、
平年並みか平年より高い予想ですので、
発達した雨雲がかかりやすくならないか、
最新の気象情報に注目していきましょう。

(気温が高いということは
 雨雲の素になる暖かく湿った空気が
 流れ込みやすくなると、
 雨雲も発達しやすくなる可能性を
 危惧します)

7月は、平年並みの予想で、
前半は梅雨空で
後半には夏空が広がりやすい予想です。
7月前半は、例年、
梅雨末期の大雨の起きやすい
時期になりますので
このタイミングまで
引き続き雨の降り方に注意しましょう。

梅雨入りが遅れるか否かにしても、
入ってからは
雨が多くなることを
覚悟しておく必要もありそうです。
その季節はいずれやってきます。

なお、あすのMRTニュースNextでは
この初めての状況下での雨の季節の
難しい避難の問題を考えます。
ぜひご確認ください。

8月は、「平年より晴れる日が多い」
となっていて、
平均気温も平年より高い予想です。
暑すぎる夏になるかもしれません。

そうなると、ますます
様々なイベントが中心になっているのが
残念な思いも募ってきますが、
熱中症に警戒が必要になりますね。
密閉空間が嫌われ、
換気が奨励される状況だと、
エアコンを利かせっぱなしに
しにくいかもしれません。

徐々に暑さに体を慣らしつつ、
対策を考えていきましょう。


きょうは、
朝にかけて晴れ間があったものの、
気圧の谷(弱い前線)が近づき、
だんだん分厚い雲になりました。

昼前からは、山沿いを中心に
所々に弱い雨雲がかかっています。


あすは、午前にかけて
雲が残るものの、
次第に晴れてくるでしょう。

洗濯物は、しっかり乾きます。

高気圧に覆われてきて、
明後日から金曜日にかけても
晴れ間が広がりそうです。

その後は、
梅雨前線が北上してきます。

低気圧も、
土曜日は下り坂に向かって、
月曜日にかけて
降ったり止んだりの予想ですが、
前線上の低気圧のコースや
タイミングなどは
まだ資料が出るたびに変わっていて、
それによって
予報も変わりやすい状況です。

その後、前線が離れるのかどうか
そのタイミングはどうなるのか・・・

これらの先の予想がかわりやすい
季節です。

それは、つまり
梅雨が近いことも意味しています。

もう少し様子を見ましょう。

と、同時に
それぞれに雨の季節の入り口を
今年も感じてみてください。

200526_1
九州南部の3ヶ月予報
(気象庁HPより)
200526_2
3ヶ月予報の解説資料
(気象庁HPより)

フィリピン付近の
積乱雲発生が
後半に多いという予想は
夏の台風発生について
気になる表現ですが、
ココでの積乱雲発生が
太平洋高気圧を強めれば
台風は日本に
近づきにくくなります。

逆に、
積乱雲発生が少ない
前半(梅雨時期)に
別のエリアで出来たりして
少ないながらも
近づくものがないか、は
注目が必要です。

 

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