ノダっち

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ちょっとヒヤヒヤ

ノダっち

25年7月11日(金) 17:26

天気の話なノダ

縦に並んだ雨雲が
横に動いていた
一昨日からきのうの日中で
ひと雨の強まりの時間が
短かったのですが、
昨夕に少し懸念したように
横に並んだ雨雲が
次々と入る形が出来たため
昨夜からけさにかけて
同じようなところに
発達した雨雲がかかりやすい
パターンが出来ました。

流入してくる雲が
県内の山で上昇気流が強化されて
発達した雨雲になり
その山の風下側で
雨量が多くなっています。

昨夜から今朝にかけては、
昨夕の時点で200ミリくらいの
24時間解析雨量があった
鰐塚山の風下の
青井岳周辺で
300ミリを超えたほか、
尾鈴山山系の風下になった
美郷町周辺で200~250ミリの
24時間解析雨量が出ていました。

この流入する雲が
もっとそもそも組織化されていたり、
風が強かったりすると
いわゆる
線状降水帯が出来るパターンです。

流入する雲の組織が弱かったのが
幸いしました。


しばらく雨が無かったので
恵みの雨、
と言いたい気持ちにもなりますが、
この時期の雨は、こんな感じで
油断できない怖さがあるので、
安易に恵みの雨とは
言わないようにしています。

来週後半に
高気圧がしっかり覆ってくるまで
しばらく梅雨末期的でヒヤヒヤです。


きょう日中は、
雨雲が少なくなってきました。

ただ、東から近づく雨雲が
まだ見えています。

上空の気圧の谷の対応で
けさまでに比べると
雨雲が発達しにくい予想ですが、
今夜以降も、念のため
雨の降り方にご注意ください。


あすも湿った空気が入りやすくて
やはり時おりザ~っと
雨が降ると思われます。

ただ、きょうも
日中から雨雲の間隔が広がったように
あすもけさまでに比べると
雨雲と雨雲の間隔があって
晴れ間もまたしっかり出るでしょう。

ただ、やはり、
晴れても油断できません。

急にザ~っと降ってくる雨や
落雷、突風の発生にご注意ください。

激しい雨が連なってきて
連続的に降ってきたときは
キキクルをご確認ください。

今朝までの雨も抜けきらないため、
危険度は上がりやすい状態です。

なお、先日、
一旦熱低になる予想になって
結局ならなかった低圧部は
今夜にも熱低になる見込み、
と発表されました。

あさっては、
東シナ海を北上してくる熱低が
上空の偏西風に流されて
東に動きはじめますが、
そのコース次第で
雨の降り方が変わるでしょう。

どのタイミングで近づくか、
です。

早めに近づけば
日曜日の日中から
雨が強まる可能性がありますが、
遅ければ月曜日かもしれません。

また、そもそも南を離れて通れば
影響が小さい可能性もあります。

最新の予報をご確認ください。

土の中の水分量が多いため
雨の強まり次第では
危険度が上がりやすいことを念頭に
キキクルの確認をお願いします。


いずれにしても、
火曜日には低気圧が東に抜けて
晴れてくるでしょう。

水曜日にかけて
厳しい暑さが戻りそうです。

また急な暑さの強まりの所もあるので
十分な熱中症予防が必要になります。


木曜日以降は、
東から太平洋高気圧が強まってきそうです。

その時に、高気圧縁辺の空気が入って
また雨が降りやすくなるでしょう。

その後、高気圧が
北にから寄って張り出すのか、
九州上空にしっかり来るのかで
来週後半、3連休の天気も変ってきます。

南海上の雲が
まとまってくる資料もありますし、
それらも含めて、
今日時点では
まだ予想にかなり幅がありますので
月曜日にお伝えする予想を
またご確認ください。

250711
朝にかけての南部での
24時間解析雨量
(気象庁HPより)

降ったり止んだり

ノダっち

25年7月10日(木) 16:45

天気の話なノダ

少し晴れ間がありましたが、
きょうのよりも圧倒的に
雨雲が増えました。

昨夜から
断続的に発達した雨雲が通過しています。

まだ組織的にまとまった
雨雲になっていないのが救いです。

時間雨量は
アメダスの都農で30ミリを
観測しています。

県の雨量計などでは
もう少し上がった所が
あったかもしれません。

東海上から
雲が確かに来ていたので、
しっかり雨が降っている所が多いですが、
雨量としては
きのうのMSMの予想は
やはりやや過剰だったように見えます。

それでも、
沿岸から少し内陸に入った所を中心に
ジワジワ増えてきている所があります。

解析雨量では
鰐塚山周辺エリアで
24時間140ミリくらいの
数値が出てきました。

まだすぐに
危険度が上がる状況ではないですが、
東から入ってくる雲の状態次第で
急に雨の量が増える恐れもあります。

あすにかけても
基本的には
きょうと同じような雨の降り方で
局地的に
大粒の雨で景色が霞むような
降り方をすることもあるでしょう。

そんな降り方が
1時間以上つづくときは
急に危険度が上がってきますので
キキクルをご確認ください。

特に気象台の予想では
今夜遅くからあす明け方に
非常に激しい雨の予想も出ています。

お休みの間に
雨の音で目が覚めたり、
雷の音で目が覚めた時も
キキクルを確認しましょう。

と、
そんな降り方にはならずに
恵みの雨程度で
過ぎてくれることを祈りつつ・・・

念のため。


一方、雨の影響もあって
暑さは落ち着いています。

それでも、やはり日差しもあったので
予想よりはやや上がっていて、
真夏日の地点もありました。

真夏日まで行かなくても
湿度が高くて蒸し暑いです。

あすにかけても、
きょうと同じくらいの気温を予想しています。

引き続き、熱中症予防は
油断せずにしておきましょう。

とくに、雨が降って閉め切った室内でも
蒸し暑さを感じたら対策をして下さい。


あさってから日曜日は
あすにかけてよりは
雨雲が減ってきそうな予想です。

微妙ですが、
きょうの資料のままなら
高校野球は出来そうな気がします。

一方、東シナ海を北上する
熱低になりきらない予想の
低圧部の動きや
周辺の雲の動き次第で
雨の降り方が変わると思いますので
今後の新しい予報でもご確認ください。


この低圧部は
来週南下する上空の偏西風によって
東に運ばれていきそうです。

低気圧が東に離れると
来週中ごろは晴れて
暑さが強まる予想ですが、
その後は、東から
太平洋高気圧が強まってくる見込みで、
今度は高気圧の縁の空気が入ってきて
またきのうのような
雨の降り方をする可能性があります。

きょう発表された一カ月予報だと
19日以降の一週間は、
太平洋高気圧に覆われて
平年より晴れる日が多い、
という予想になりました。

その後も、
平年並みに晴れる日が多い予想です。

その分、
また厳しい暑さの日も多くなります。
また来週お伝えする予報にも
ご注目ください。

250710_1
青空も見えた朝の空
250710_2
ちなみに、我が家の
パキラくん、
花の後、
無事に実が付いた
というのは
書いたかもしれませんが、
いま、これくらいに
大きくなってきています。

過去の例だと
もう少し大きくなるはずです

亜熱帯側に入ったときの天気

ノダっち

25年7月9日(水) 17:53

天気の話なノダ

昨夜から、
時々雨雲が入ってきて
ザ~っと雨を降らせては晴れる、
という、本格的に
変わりやすい天気になってきました。
 
太平洋高気圧が
北に上がってしまったため
県内は、太平洋高気圧の南側、
亜熱帯側に入ってきたため、
こんな変わりやすい天気になっています。
 
近年、よくあるパターンで、
8月に入ってから
このパターンに入ることが
多い印象があるのですが、
今年は、梅雨明けが早かったように
太平洋高気圧が
真夏の状態になるのが早かったので
そのぶん、早めに
亜熱帯側になったかもしれません。
 
時々雨雲が入ってきていることで
暑さはきのうまでよりも
少し落ち着いて
今日は猛暑日も出ていませんが、
それでも、日差しもあって
湿度が高いため
熱中症の危険度は高いです。
 
引き続き油断せずに
熱中症予防をお願いします。
 
 
あすは、きょうよりさらに
湿った空気の流れ込みが強まりそうです。
 
きょうよりも雨雲が増える見込みで、
とくに夕方以降に
激しい雨のおそれもある予想が出ています。
 
同じところに
かかり続けるパターンで
大雨にならないか、
念のためご注意ください。
 
南東海上に
発達した雨雲も見えるため
雨の降り方には注意したいですが、
このタイプの予想の時、
雨の予想が過剰に出がちです。
 
マークには出てきませんが、
おそらく、あすも
沿岸部付近や熊本県に近い地域を中心に
晴れ間も出るでしょう。
 
きょうより雨雲が増える分、
予想最高気温的には
きょうよりさらに低くなる予想ですが、
日差しが出ると蒸し暑さが
強まる所もあると思いますので、
引き続き熱中症への油断禁物です。
 
朝にかけての熱帯夜感は
一層強まる所もあるでしょう。
 
寝ている間の熱中症にも
ご注意ください。
 
あさっても、同じように
雨雲がかかりやすい予想ですので
総雨量が増えてこないか、
あすお伝えする新しい予報も
ご確認ください。
 
 
週末以降の雨については、
南からの雲の北上具合と
高気圧の強さによって
変ってきそうです。
 
きのう、熱低が出来る予想と
お伝えしましたが、
きょうの予想では
まだ熱低にならない予想になりました。
 
渦がしっかり出来るかどうか
注目が必要です。
 
南海上は
雲がたくさん出来やすくなっていて、
大きな雲の渦が出来そうな、
去年も話題になった
モンスーンジャイアのような雰囲気も
少し見えています。
 
ココで出来た上昇気流が
下降気流となる所では
高気圧が強まることもありますので
それがどこになってくるか
来週にかけての天気を左右しそうです。
250709
少し晴れ間もあった
朝の宮崎市の空

早くも神門は10日目

ノダっち

25年7月8日(火) 17:36

天気の話なノダ

昨夜は、
七夕の主役たちを
宮崎市街地からも
やはりちゃんと見えていました。

「明るい姫」は
しっかり分かりましたか?

宮崎市内のような
空の暗い所だと
他の星が見えにくいので、
明るい夏の大三角が分かりやすくて
三角形の星の明るさの差も
分かりやすいですよね。

天の川は
空の暗い所に行かないと見えなくて
昨日のような明るい月夜だと
見えにくいですが、
おりひめ、ひこ星は
どこからでも見えます。

なお、今年の伝統的七夕の日
(旧暦での7月7日に当たる日)は
8月29日です。

また星空を楽しんでみてください。


きょうは、
もっと雲が多くなる予想でしたが、
しっかり晴れました。

そのぶん、
きのうの予想よりも気温が上がっていて、
美郷町神門は今年早くも10日目、
えびの市加久藤は
8日目の猛暑日になっています。

その他、日向と古江も
猛暑日になりました。

一方、午後は
だんだんと雲が増えてきていますが、
雨雲の発生はきのうの資料よりも
控えめです。


あすは
きょうよりさらに
高気圧が弱まります。

そのぶん、きょうよりも
雨雲が出来やすくなるでしょう。

やはり、沿岸部や
熊本県に近い地域を中心に
晴れ間が出る可能性があるものの、
所々に時おり雨雲がかかる可能性があって
雨具を持ち歩いておくのが安心です。

そのぶん、きょうよりも
さらに暑さが控えめになるでしょう。

ただ、雨雲がかかりにくいと、
予想よりも蒸し暑さが
一層強まるかもしれません。

また、きょうより最高気温が
低くなる所でも
蒸し暑さは続きますので
引き続き十分な熱中症予防を
心がけましょう。


あさってから土曜日ごろは
南西諸島付近にある雲の動き次第です。

日本の南の小笠原付近にある
低圧部は解消傾向の予想ですが、
台風4号に取り残された
南西諸島付近の雲が
低圧部になってくる予想で、
熱低になるのかどうか
そのまま動くのかどうか
注目しておきましょう。

と書いていたら
午後に出たあす朝の予想天気図上で
これが熱低予想になりました。

近づいてくれば
雨がまとまる可能性もありますが、
資料によって表現はバラバラです。


今週末にかけて
いったん弱まる太平洋高気圧は
来週の中ごろからは
次第に復活してくる予想が
続いています。

ただ、どの程度復活するかは
これまた資料によってマチマチです。

もう少し様子を見ましょう。

250708
朝の青空

薄雲は増えていましたが、
しっかり晴れていました

今年最高更新の小暑

ノダっち

25年7月7日(月) 17:25

天気の話なノダ

金曜日の夜から
宮崎市内でも
二酸化硫黄臭がありましたね。
 
夕方の噴火の時に
大量のガスが出て、
その時にあった積乱雲が
運んできたのではないか、
と考えています。
 
一方、
新燃岳の噴火自体は、
金曜日までに比べて
土日からきょうにかけて
少し落ち着いていました。
 
そのぶん、
土曜日、日曜日と
PM2.5の数値も
徐々に落ち着いてきています。
 
ただ、GPSの観測で
とくに顕著な山体の収縮が
まだ見られていません。
 
地下に入ったマグマが
まだどうにもなっていない状態
ということだと思われます。
 
きょうの午前10時時点では
相変わらず静かな噴気の状態なので、
これまでの噴火活動で
マグマの中のガスが
だいぶ抜けてくれていたら、
このまま終わってくれるのでは
(あるいは静かに溶岩だけが出て終わる)
という願い的なも持ちつつ、
引き続き
今後の活動も注意しておきましょう。
 
 
一方、天気的には
週末も、予想通りに
危険な暑さが続きました。
 
土曜日は、厳しい暑さの中、
Checkサマーカーニバルに
お越しいただいて、
声をかけて下さったみなさま、
ありがとうございます。
 
一方、きのうは
宮崎市内(気象台・空港)で
今年初の猛暑日になる中、
ノダは、消防操法大会の
応援に行っていました。
 
風があったのでマシでしたが、
西からの風の影響で
平野部で気温が上がった面もあります。
 
 
きょうも広く晴れて、
厳しい暑さになりました。
 
西米良で今年の県内最高の
38.4℃まで上がっています。
 
一時的に全国の今年最高でしたが、
あっさり岐阜県の多治見に抜かれました。
 
今日は二十四節気の小暑
暑さが本格的になるころ、
という暦で、
暑中見舞いを出す時期に入ります。
 
 
ただ、明日以降は
不安定な天気が続きやすく
今年は、明日以降、
きょうまでよりも
暑さが少し落ち着きそうです。
 
上空の太平洋高気圧が
北に偏っていき、
東の海からの湿った空気が
県内に入ってきやすくなる予想で、
にわか雨が起きやすくなるでしょう。
 
あすは、まだにわか雨は限定的で、
洗濯物を外に干せる時間も
しっかりあると予想していますが、
外を確認しながらの対応が必要です。
 
梅雨に戻ったような予報ですが、
梅雨前線が復活してくる
九州付近に
伸びてくる気配ではありません。
 
多くの日で
山沿いを中心に晴れ間があって、
平野部でも雨の合間に晴れ間があったりと
変りやすい天気の日が多い予想です。
 
高気圧の強さと、
南にある雲のかたまり
低圧部となっているものが
熱低になるのかどうか。
そのあたりが複雑に作用して
天気が変わってくるでしょう。
 
最新の予報をご確認下さい。
 
ここまでの猛烈な暑さは
いったん落ち着いてきますが、
蒸し暑さは続きますので
油断せずに熱中症予防を
心がけてください。
 
気象庁の一カ月予報は
なぜか強気の予想でしたが、
この期間に高気圧が弱まりそうな気配は、
お伝えしていた通り
予想されていたもので想定内です。
 
順調なら来週後半以降には
また高気圧が強まる段階に入るでしょうが、
資料によってバラついていますので
もう少し様子を見ましょう。
 
また高気圧が強まってくれば
厳しい暑さが続きやすくなりますので、
ご注意ください。
 
そういう意味では
大地がかなり熱せられすぎて
農作物の管理も大変だったともいますので
恵みの雨になる所もありそうです。
 
ただ、恵みの雨程度の降り方で
経過してほしいとも願います。
(台風などできたらそうならない
 ケースもあるので)
 
また、暑さは少し弱まりますが、
蒸し暑さは続きます。
 
油断せずに熱中症予防を
心がけましょう。
250707_1
暑かった
きのう朝の宮崎県消防学校
250707_2
弱めながらも
噴煙が出ていた
けさの新燃岳
(MRTのライブカメラより)

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