新燃岳の噴煙5500m

ノダっち

25年8月28日(木) 17:51

新燃岳が
再び火口から5500mまで
噴煙を上げる噴火
明け方にしました。
 
昨日の午後に、
傾斜計のデータに
小さな段差があったのですが、
誤差程度かな?と思ったものが
意味があったようで、
明け方からの噴火で
きのう午後に上がったのと
同程度の収縮の変化が見られています。
 
午前5時過ぎには
気象レーダーにも反応がありましたし、
ライブカメラの映像に
火山雷も写っていたので
それなりの量が密度をもって出たようです。
 
GPS等の大きなところでの
収縮の変化が見られるまでは
気が抜けない日が続きます。
 
引き続き、夕方のOAでは
新燃岳上空の風向きを
毎日お伝えしていますので
ご確認ください。
 
 
一方、きょうも朝から広く晴れて
強い日差しで気温が上がっています。
 
きょうは、えびの市加久藤が
35度を超えて猛暑日になりあました。
 
それとともに、
軽くなった空気が午後にかけて上昇して
各地で雨雲が発達しています。
 
 
明日も同じです。
 
午前を中心に晴れて、
午後は
山沿いを中心に雨雲が出来そうです。
 
上空の太平洋高気圧の
南側に県内がなってくるため、
高気圧の時計回りの風によって
あすは、山沿いで出来た雨雲が
西側に動きやすくなり、
平野部、特に沿岸に近い地域での
にわか雨の可能性は低くなってきます。
 
一方、あすも
朝からの強い日差しで気温が上がって
猛暑日になる所もありそうです。
 
引き続き、徹底した
熱中症予防が必要です。
 
 
週末は、
上空の高気圧がジワジワ弱まりそうで、
あすにかけてもよりも
にわか雨が降る可能性がります。
 
ただ、きょうの段階では
特にまとまった雨雲は無さそうです。
 
やはり、厳しい残暑になるでしょう。
 
来週はさらに高気圧が弱まる傾向です。
 
南の雲の動向次第で変わるでしょう。
 
まだハッキリしません。
様子を見ます。
 
 
なお、きょう発表された一カ月予報は
引き続き平均気温が
平年より高い予想です。
 
来月も真夏日が出る日も多くなるなど
厳しい残暑が続くでしょう。
250828_1
5時前に
高く噴煙が上がった後
5時過ぎの新燃岳の様子
(気象庁HPより)

火山灰を伴う
噴煙が太いです。

風が弱かった影響で
上に上がった火山灰が
すぐ下に落ちてきたの
ではないかと推測
250828_2
午前9時前は
一旦細く成った噴煙ですが、
このあと、9時過ぎに
再び噴煙が大きく上がりました
(気象庁HPより)
250828_3
きょうもモクモクだった
昼前のMRTから南西の空

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