スッキリ青空の下で考えておきたいこと

ノダっち

20年4月14日(火) 17:37

熊本地震から4年が経ちました。

新型のウィルスに世界中が
立ち向かう中でも、
もし、いま、
大きな地震が起きたら・・・
ということは、
やはり常々考えておきたいですね。

いや、こんな時だからこそ、
考えておいた方が良いでしょう。

きょうのMRTニュースNextでも、
関連して、
避難の問題についての項目がありました。

また、きのうは、
千葉で避難勧告も出されていて、
こんな時には、どのように
呼びかければよいものか、と
各地にいる
予報士キャスターの仲間とともに
改めて考えてみましたが、
難し問題を抱えていそうです。

地震については、突発出来で、
避難しなくてもよい準備・備えを
出来るだけしておきたいものですが、
風水害の起きやすい季節も
まもなくやってきます。

それまでに、このウイルスが
収まってくれればよいですが、
そうならないケースに備えて、
心構えはしておきましょう。

まずは、改めて、
そんな季節が来る前に、
「わがまちハザードマップ」の
サイトなどから
自分が住んでいる地域に
どんな危険があるのかは、
把握しておきましょう。

そのうえで、
避難が必要な地域であれば、
災害が迫ってきた場合、
危険な場所を離れる必要が出ます。

ただ、避難所に向かうだけが
避難ではありません。

近所で、より安全な場所の
知人や家族の家があれば、
そちらに身を寄せるのも
立派な避難です。

その方が、3つの密を避け、
感染のリスクを避けられるのなら
それを選ぶのも一つの手段でしょう。

また、危険な地域でも、
高層階などで動かなくても安全なら、
家で1週間くらい過ごせるくらいの
備蓄をしておけば
その場に避難することも可能です。

また、避難所においても、
2メートル以上の間隔をあけたり、
換気をするなどして、
感染リスクを下げて過ごすということも
必要になります。

このような状況下ですので、
感染が怖くて避難を逡巡したことで、
災害に巻き込まれて命を落とす事態は
なんとしても避けていただくために、
事前にしっかりと
いくつかのプランを
立てておくということも、
おススメしたいです。

きょうは
スッキリ晴れた気持ちよい空でしたので、
こんな心も晴れるような
余裕が持てそうな天気の時に、
考えてみるのも良いかと思います。


高気圧にしっかりと覆われて
朝から雲一つない青空になりました。

朝にかけては
放射り冷却もあって冷えて、
えびの高原でもうっすら雪が積もったり、
韓国岳に樹氷が付いたりしたようです。

一方、昼間は、過ごしやすい
この時期らしい陽気に戻りました。

まさに快晴の空です。

洗濯物も、気持ちよく乾いたでしょう。

朝まで、少し強めの風が
残ったところもありますが、
日中には各地とも
通常レベルの風の戻っています。


今夜からは次第に高気圧が弱まって
あすにかけて
ふたたび気圧の谷に入りそうです。

今夜から薄い雲が次第に増えて、
あすの午後には
上空の気圧の谷も近づくため
分厚い雲になってきます。

山沿いを中心に、
所々に雨雲がかかる可能性もあります。

午後、特に夕方以降を中心に
散歩などをする際に
念のため傘があると安心です。

洗濯物は、きょうほどは
乾きが良くないでしょう。
分厚いものが乾きにくい所もあって
念のため、
空模様を見ながら対応してください。


あさってには、再び
気圧の谷が抜けて晴れてきそうですが、
資料によっては、
朝くらいまで雨雲が
残りそうなものもありますので、
またあすお伝えする
新しい見解の確認をお願いします。

金曜日には、午後に
活発な前線が通りそうな予想です。

上空には、また
寒気を伴った低気圧(寒冷渦)が
進んできて、
下層には暖かく湿った空気が
流れ込む予想があるため、
発達した雨雲が出来る可能性があります。

今後の情報にご注意ください。

前線がさっさと抜ければ、
土曜日にいったん回復するものの、
日曜日はまた下り坂に向かいそうです。

この先の天気は、春らしく
小刻みに変わる予想になってきました。

200414_1
きょう昼前の
スッキリ青空の
MRT上空
200414_2
気象庁HPより

この冬の
記録的暖冬の要因についての
気象庁発表資料の解説図です。

詳しくは気象庁HPの
こちらからご確認ください。

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