まだまだ続きそうですが・・・

ノダっち

20年8月6日(木) 17:47

それにしても、
暑いですね。

梅雨が明けたら
暑い日が続くことは、
お伝えしていましたので
覚悟していただいていたと思いますが、
それでも、やはり
体にこたえる暑さが続いています。

十分にご注意ください。

しかも、きょうは
昨日までと違って
少し流れが変わりました。

沿岸部では、
海風が昼前から入ってくるため
昼前には気温上昇が止まって
内陸ほど
気温が高くなりやすかったのですが、
きょうは、日中も、宮崎市で
海風が続いていません。

このため、きょうは、
宮崎市内も約2週間ぶりに
体温並みまで上がりました。

一方、北部は、海風が吹いているため
内陸ほど気温が上がって
神門では36度7分まで上がって、
今年の県内最高を更新しています。

また、同じ宮崎市内でも
宮崎空港では南東からの海風が
続きましたので、
32度台で止まりました。

海風の偉大さが分かります。

南部で
海風が続かなかったところがあるのは、
高気圧の張り出し方が
変わってきたためでしょう。

宮崎空港の海風も、
きのうよりもやや南から吹いています。

きのうくらいから、
九州付近の高気圧が
徐々に東に離れているのを
OAでもご覧いただきましたが、
この影響で、
高気圧の周辺を吹く風の影響が
出やすくなったのでしょう。

また、高気圧が
九州の真上で強まっていたため
にわか雨も起きにくかったのですが、
湿った空気が流れ込んでくると
雨雲が出来やすい
状況になってきそうです。

きょうは、比較的、
湿った空気の流れ込みが少なくて
雨雲も発生していないのですが、
あすは、
やや高気圧の張り出しが弱まるため
九州北部を中心に高気圧の縁になって
湿った空気が
流れ込みやすくなってきそうです。

県内は、まだ高気圧に
しっかり覆われそうで、
湿った空気の流れ込みの中心から
少し外れますが、
山沿いを中心に、きょうよりは
にわか雨の可能性が高まります。
 
山沿いで発生したものは、
弱まりながら
平野部に流れかもしれません。

あすも、洗濯物はよく乾きますが、
山沿いは、念のため、
空模様の変化を確認しつつ
洗濯などの対応をしてください。

南西から
湿った空気が入りやすいということは、
西からの風が続きやすくなって
海風が入りやすくなりますので、
平野部ほど気温が上がるパターンです。

また、湿った空気の具合によっては
フェーンになる可能性もあります。

その場合は表示よりも気温が上がって
平野部でも、きょうの宮崎市のように
体温並みになる可能性もアリ、
引き続き、しっかりと
熱中症予防を心がけましょう。

喉の渇きを感じる前のこまめな水分補給、
そして、汗をかいたら
塩分の補給も必要です。

体温に近い気温になると、
室内など、特に風通しが悪い所も
日かげなどでも
熱中症のリスクが高くなります。

無理をせずに
エアコンを使用してください。

周囲の、体の弱い方などにも
気を配って差し上げてください。


あさって以降も、
同じような高気圧の張り出しが
続きそうです。

平野部でも、海風に変わりにくくて
気温が上がりやすいでしょう。

土曜日もやや不安定で
にわか雨の可能性もありますが、
明日ほどでは無さそうです。


日曜日から来週の火曜日あたりは、
南からの湿った空気の動き次第で
天気の不安定さが変わってくると
予想されます。

基本的には、太平洋高気圧が
張り出しそうですので、
広い範囲でまとまって雨が降る
という場面では無さそうですが、
南にある雲の動き次第や
高気圧の強さが予想ほどではないと、
状況が大きく変わる可能性も
十分にアリです。

日曜日から
火曜日(場合によって水曜日まで)は
晴れマークの後ろに
雨も隠れている可能性があると思って、
新しい予報もご確認ください。

ポイントは、いま
フィリピンの東に沸いている雲と、
太平洋高気圧の強さがどうなるか?
です。

状況的には、高気圧が強いので
九州に近づきにくいと思うものの、
予想しているコンピューターがあり、
気になっています。


なお、きょう発表された一か月予報は、
この先一ヶ月も暑い予想となっています。

15日からの1週間は、
平年よりも
晴れる日が多い予想にもなりました。

引き続き夏バテや
暑さ疲れをして
抵抗力を落とさないように
十分に気を付けて過ごしましょう。

200806_1
きょう昼前の
MRTからの西の空
200806_2
きょうの最高気温
200806_3
きょう午後3時の
衛星画像
(気象庁HPより)

気になるのは、
ピンクで囲った部分の
雲の動きです

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