本来の時期の菜種梅雨入り

ノダっち

20年3月26日(木) 18:00

前線が近づいてきました。

レーダーには
未明から反応が出ていて、
朝には、所々で
地面がぬれていたと思います。

朝にかけて気温が下がりにくく、
この時期にしては
暖かい朝に戻りましたが、
昼間の気温の上がり方は
ゆっくりです。

暖かい空気が流入中とはいえ、
早めに雨雲が増えましたので、
気温上昇は予想よりも鈍く
ややヒンヤリ感じますm( _ _ )m

夕方から夜にかけては
本格的な雨雲がかかりやすく、
やや発達したものがかかる所も
ありそうです。

今夜には、前線が九州の北伸びて
南から暖かく湿った空気が
流れ込む予想になっています。

この前線は停滞前線です。
この時期の停滞前線は、
菜種梅雨の前線でしょう。

今年に入って、
何度か菜種づゆっぽくなりましたが、
この時期が
本来の菜種梅雨の時期と
説明されることが多いです。

桜の花に降る、
桜雨にもなります。


あすは、前線が
次第に九州付近を南下しそうです。

朝にかけては
雨が止みがちの地域がありそうですが、
日中は南下する前線の南側で
雨雲が出来やすくなるでしょう。

南西から
暖かく湿った空気が流れ込むため
九州の西側を中心に
発達した雨雲のかかる所があり、
局地的に激しい雨の恐れがあります。

この時期、落ち葉が側溝にたまって
夏ほどの雨でなくても
冠水が起きやすくなっていることも
ときどきありますので、
車を運転される際など
ご注意ください。

また、激しく降ってきた時には
落雷や突風の発生にも注意しましょう。

あすにかけて
暖かい空気の流れ込みで
気温は高めで経過しそうです。


あさっても
前線が九州南部付近に延びて
午後を中心に雨の予想になっています。
タイミングは、またあす
詳しくお伝えします。

日曜日になると、
前線が離れていくため、
一旦天気が回復傾向です。

ただ、湿った空気が残って
南部ほどスッキリ回復しにくい予想が
強まってきました。

スッキリではないですが、
北部を中心に晴れ間もある見込みで、
有効にお使いください。

月曜日には、再び前線が近づいて
火曜日にかけて雨が降りやすく、
水曜日以降は
回復傾向の予想になってきています。

一旦前線が離れそうです。


きょう発表の一か月予報は、
引き続き、平均気温が
平年並みか平年より高い予想ですが、
2週目の確率は、
低:並:高=4:3:3と
やや低温寄りになっています。

きょうの週間~10日予報の資料も、
来週後半の気温は
やや低温寄りになっていて、
冬型になりそうな気配です。

来週前半も、
前線北側での雨で、
月曜日あたりは
やや花冷えとなるかもしれません。

今後の予想気温で確認して
体調管理など気を付けましょう。

200326
お昼ごろの
大淀川河畔から
南西の景色

湿度が高くて
少し霞んでいました。

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