ノダっち
連休明けに今度こそ・・
20年7月22日(水) 17:05
天気の話なノダ
昨夜も良く晴れていたので、
今度は、恒星の動きに合わせて
カメラが動く赤道儀という機材を使って
本格的に
ネオワイズ彗星を撮ってみました。
ただ、家を出られたのが
21時半ごろになったので、
市街地から車で15分チョイくらいの
郊外での撮影です。
撮影後の補整も頑張って、
まずまず彗星らしい姿の写真に
仕上げました。
せっかくの晴れ間で
月明かりもない夜だったので、
時間があれば、
もう少し空の暗い所に
出かけたかったですし、
時間が遅くて高度が下がったため
大気の影響を受けて
透明度が低い中の撮影でしたが、
まずまずの写真が取れたので
満足です。
画像欄に載せますが、
彗星の本体(一番明るい部分)から
伸びている尾のうち
やや淡くて直線的に左側にできているのは、
イオンテイルと呼ばれていて
ガスが蛍光灯のような仕組みで光っていて、
右側の太く明るい方は
ダストテイルという
彗星が噴出しているチリでできていて、
彗星の軌道が地球の軌道と交わる場合
このチリがもとで流星群が起きます。
尾がしっかり伸びた
彗星が撮影できたのは、
大学生時代に卒論のために
ヘールボップ彗星の撮影をして以来です。
あの頃は、フイルムカメラでしたし、
なかなか大変でした^o^;
最近のカメラはよくできています♪
なお、目で見て、
こんな感じでは見えません。
一方、その郊外に行く前に、
市街地でも撮影しました。
実際に目で見ると、
空が暗い所でも、
彗星の大きさや見え方は、
こんな感じと思ってもらったら
良いと思います。
こちらは、昨日の日記に書いたように
簡易的な撮影です。
宮崎市内の
明るい夜景とともに映るくらい、
ネオワイズ彗星が
明るさを持っていることが分かります。
今夜も県内はチャンスがあるでしょう。
まだ月も暗いのでおススメです。
なお、ネオワイズ彗星と地球の距離は
明日23日が最も近くなります。
太陽から離れつつあるため
暗くなってきているものの、
一番大きく見えやすい時期でもあり、
まだ見ごろの時期です。
あすの夜は雲が増えそうなので、
今夜に観ておくのをおススメします。
一方、きょうも
夏の高気圧にしっかりと覆われました。
梅雨前線の活動も弱いようです。
ますます、梅雨が
明けてるんじゃないかな、
って思ってしまいますね。
きょうも
強い日差しで気温が上がっていて、
西米良で、猛暑日一歩手前の
34.8度まで上がりました。
ただ、日中に海風になったため
沿岸部では、昼前で
気温の上昇が止まっています。
宮崎などは、きのうほどの
うだるような暑さには
ならずに済みました。
この海風になってくるあたりにも
梅雨明け感があるのです。
そして、いったん梅雨明けとして、
暑さに対して、
注意喚起をしたかった思いも
やはりあります。
一方で、梅雨前線の影響が
まだありそうなので
その点は悩ましいです。
しかも、太平洋高気圧自体は
これからそれほど弱まらないような
気配もあります。
一方で、寒冷渦が南下してきて、
その影響で前線が活発になり、
週末にかけて影響しそうです。
北からの寒冷渦と
南から張り出す太平洋高気圧で、
上空は、
南西からの空気の流れが
強まりやすくなるため、
雲の流れを作る
風の向きが揃うことと、
前線が動きにくい場が作られる点を
恐れています。
つまり、同じような所に
発達した積乱雲が
次々と流れ込む状況が出来ないか、
という心配です。
これは、これから週末にかけて
実際の動向を見てみないと、
まだハッキリとはわかりません。
ただ、その恐れがあって、
その場合には災害へのリスクが
高まる事態が懸念される、
そのリスクがある状況が
可能性の程度の差があれ、
考えられるということを
頭に入れておいてください。
とくに、このパターンは
九州では東シナ海側です。
県内では、
山沿い中心ということになります。
ただ、これは、
上空の寒冷渦の位置や
地上の低気圧の位置によって
雨の強まりやすいコースが変わるため、
このことも含めて、
明日以降にお伝えする情報で
ご確認いただきたいです。
あすから連休ですので、
この日記の更新がないのですが、
NextとGOGOワイドでは、
ノダが直接、明日と明後日も
最新見解をお伝えする予定です。
ぜひともご確認ください。
なお、あすは、
まだ太平洋高気圧の圏内で
午前を中心に晴れ間がありそうです。
一方で、午後以降は
寒冷渦の影響も出てきて、
きょうよりも、山沿いを中心に
雨雲が湧きやすくなると考えられます。
急な雷雨に要注意です。
とくに、屋外でのレジャーをされる方は、
雷の音が聞こえたら、
早めに身の安全を確保してください。
雷から身を守れる場所は
レジャーに入る前に、
あらかじめ確認しておきましょう。
また、川辺では
上流で降った雨での
急な増水にも注意が必要です。
一方で、午前を中心に晴れ間があるため
暑さも続きます。
熱中症対策も忘れてはいけません。
一方、連休明けには、
太平洋高気圧が強まってきそうです。
早くて月曜日、
遅くて火曜日あたりで、
本格的な梅雨明けとなるでしょう。
きょうは
3か月予報が発表されていて、
平年並みに晴れる日が多い予想です。
平均気温は、
8月と10月が平年並みか高く、
9月が平年より高い予想になっています。
7月のこの天候が影響しているのか
8月の暑くて晴れる予想は、
先月の予想よりもややトーンダウンです。
今月は出来ていない台風ですが、
フィリピン付近での対流が
活発になる可能性もあると
資料に書かれていますので、
ココまで少ないとはいえ、
今後、注目していきましょう。
ということで、
あすから4連休ですが・・・
しかし、ふと思い出すと、
この連休はオリンピックのために
作られたんですよね。
行われていたら、
不安定な天気の中でした・・・
そんなことも思いながら・・・
では、良い連休を~。。。
ネオワイズ彗星撮影成功
20年7月21日(火) 17:25
天気の話なノダ
昨夜、ついに
念願のネオワイズくんに会えました。
まだまだな写真ですが、
何とか撮影できたので
紹介させていただきます。
私以外にも、
チャレンジされた方が、
晴れていた昨夜は
たくさんいらっしゃったようですね。
ニュース投稿にも
送っていただきました。
ありがとうございます!
ネオワイズ彗星は、
今年の3月に発見された新彗星で、
明るさのピークは今月10日前後で、
もうだんだん暗くなってきていますが、
徐々に宵の空で高度が上がって
見える時間が伸びているので、
見やすくもなってきています。
今は、日没後の北西の空の
北斗七星の下の辺りにあって
目印もあるので見つけやすいです。
午後8時過ぎから
10時過ぎまで楽しめます。
ただ、残念ながら、
市街地では肉眼で
見つけられませんでした。
おそらく、もう厳しいと思います。
一方、双眼鏡を使うと
尾がハッキリと見ることが出来て、
感動できるでしょう。
ただ、やはり、
双眼鏡を使うにしても、
探すのはコツが必要になります。
おススメなのは、
写真を撮ってみて、
写った方角に双眼鏡を
向けるという方法です。
写真には、かなり簡単に
写ってくれます。
以下、簡易的な撮影方法を紹介します。
一眼レフカメラか、
露出をマニュアル設定できる
デジカメがあれば、
三脚に固定して、
北斗七星の下から地平線の間に向け、
露出をマニュアルモードにして、
絞り(F)は一番小さい数字に、
感度(ISO)は1600以上で
画面が荒くなりすぎない所にして、
シャッタースピードは
2~20秒の間で、
真っ白にならないくらいを
何枚か撮影して試してみましょう。
レンズの焦点距離は、
望遠になるほど、
シャッター速度が長くなると
星が流れやすくなって
長時間の露光が出来ないので、
30~50ミリくらいが良いです。
(レンズ交換式でない場合は、
2~3倍くらいから試してみて、
倍率を変えてみてください。)
(赤道儀や
星の追尾が出来るものがあれば
今夜も月明かりがない
暗い夜空なので、
もっと長い露光にして
望遠も使えますが、
この機材が使えるレベルの方には、
この説明は不要でしょうね。)
また、ファインダーで
直接ピント調節が出来ない場合は、
東の空に明るい木星があるので
この星を画面に映すなどして
ピントを調整して
ピントを固定すると良いでしょう。
(方法などはカメラの説明書を)
風景と一緒に移すなら
20ミリ前後でもよいですが、
彗星はかなり小さく映ります。
空の暗い所で、
広角(焦点距離が短い)レンズほど
シャッター速度を
長く稼ぐことが出来ます。
デジタルカメラの、
夜景モードでも映るかもしれません。
で、このようにして
上手く彗星が真ん中に来るように
写してみましょう。
そのレンズが向いている方向に、
双眼鏡を向けてみるのです。
一眼レフカメラなら、
カメラの上に双眼鏡を載せれば、
左右の向きは大体固定されるので
上下にゆっくり動かせば
視野の中に入ってくると思います。
また、双眼鏡のピントも、
予め、木星などの
明るい星で合わせておきましょう。
彗星は、他の星と違って
ややボンヤリとしていますので、
それで正解です。
なかなか、このレベルの
尾をすいた彗星は
簡単に現れませんので、
ぜひ、この機会に、
お子さんと一緒に
楽しんでみてください。
今夜も、宮崎県内は
チャンスがあるはずです。
あすになると、
雲が一層増える可能性があります。
きょうも、太平洋高気圧が
九州付近に張り出していて、
梅雨明けの雰囲気を感じる
空と暑さでしたね。
宮崎市は、昨日以上に上がって
今年県内初の体温並みの
危険な最高気温になっています。
しかも、36.6度と、
宮崎どころか、
今年の全国最高を更新です。
きのうよりも、
朝にかけての
最低気温が2.4度ほど高かったので、
気温が上昇するスタートの気温が高く、
その分、昼の気温も
きのうより高い気温で経過しました。
ちょうど土用の丑の日ですし、
ウのつく栄養があるものを食べて
体力もつけておきましょう。
あすの二十四節気の一つの大暑を前に、
暑さが強まりました。
午後のにわか雨は、
きょうも限られた範囲になっています。
雨雲がコンピュータの予想ほど
出来ていないあたりには、
きのうからきょうの、
太平洋高気圧の強さを
感じられる状況です。
この暑さへの注意を促すためには、
梅雨明け、としておいた方が
良かったかもしれない、
という感じも受けます。
あすも、県内は
太平洋高気圧の圏内になるものの、
きょうよりも梅雨前線が南下傾向で
北部を中心に
きょうよりも雲が増えそうです。
それでも、
南部を中心に日差しもあって、
今日ほどではないにしろ、
この時期らしい暑さが続くでしょう。
引き続き、
熱中症にならないように
ご注意ください。
あさって以降の、
前線の南下具合には、
まだバラツキが大きくなっています。
きのうまでの資料よりも
大きく南下させているものもあり、
そうなると、当然、
県内での影響も大きくなる恐れがあり、
引き続き要注目です。
連休中は、
後半ほど雨の可能性が高いと
思っておいてください。
あす以降にお伝えする
新しい見解の確認をお願いします。
今年の県内初猛暑日
20年7月20日(月) 17:46
天気の話なノダ
梅雨明けの雰囲気を
きょうの青空に
感じられたでしょうか?
ノダは、土曜日の青空と
午後にかけて避けていった雨雲にも、
もしかしたら、
前線の南下消滅のパターンで
梅雨明けしてもいいんじゃないか?
とすら感じました。
ただ、不安定は、
まだもりもり不安定です。
梅雨明けした直後の安定感も
梅雨明けの基準であるとして、
もう梅雨前線の影響もないのも
梅雨明けの条件であるとするなら、
まだ梅雨明けではない
ということになりますね。
防災の観点も含まれていることがある
気象台からの梅雨明けの発表も
きょうはされていません。
一方、きょうは、ようやく
奄美地方の梅雨明けが発表されました。
1951年以降の統計史上、
最も遅い梅雨明けです。
ようやく奄美が梅雨明けしましたので、
これでやっと次は九州南部、
ということになりますね。
これまでも何度も書いたように、
南の太平洋高気圧が
中々強まってこないことが
この遅い梅雨明けの主因です。
太平洋高気圧を強まらなかったのは、
南海上の対流雲が
まとまらなかったためと考えられます。
きょうの太平洋高気圧の強まりは、
まだ一時的なものになりそうです。
一方、金曜日の昼の青空で期待して
Nextでご紹介したネオワイズ彗星ですが、
あのあとで雲が増えて
残念ながらノダは
見つけられませんでした。
また、きのうの夕方も
少し晴れ間があったので、
北西の空を何度も観ましたが、
北斗七星も見えなかったので、
早々にあきらめたノダです。
ただ、どうやら市内からも、
見えた所もあったとのことで、
どうせ薄明の空だから、
と思っていましたが、
市街地、とくに、
北西側に町明かりがある所を避けて
なるべく空が暗い所の方が
雲があった場合の影響が
小さくなるように思います。
(雲に町明かりが反射して
より見えにくくなりそうなので)
きのうは、彗星の頭の部分は
肉眼で分かったとのことですが、
尾の部分まで見よう思うと
双眼鏡を準備した方が良さそうです。
今夜も、あすも、チャンスはあります。
徐々に暗くなってきているとはいえ、
まだ中々ないレベルの彗星で
写真にも簡単に写りますので、
チャレンジしてみはいかがでしょうか。
また、けさの
H2Aロケットの打ち上げによる
ロケット雲は、
金曜日にキレイに見えにくいかもと
書いた予想が当たって、
宮崎市内からだと
かなりうっすらでした。
ただ、県北部からは、
下の方でモクモクの雲が
しっかり見えたと、
ノダのSNSに情報が寄せられています。
宮崎市内からだと、
下の方は、日南海岸付近に出来た
低い雲に邪魔をされたのですが、
ココから北に離れた方が
低い雲の影響がなかったのでしょう。
いずれにせよ、連続打ち上げ成功は、
めでたいことです!
きょうは、
夏の太平洋高気圧が
一時的に強まって
九州付近を覆ってきました。
朝から、各地で
夏空が広がっています。
日差しが多かった所は、
気温が上がって、
宮崎(気象台)と宮崎空港で
35度2分まで上がって
今年県内初の猛暑日が出ています。
さすがの太平洋高気圧です。
西風が山越えで気温が上がる
フェーン現象も加わったと思われます。
ただ、まだ高気圧が本気ではなく、
湿った空気も流れ込んでいて、
所々に雲も出来ているものの、
雨は局地的で
小規模なものに留まりました。
あすも、引き続き、
上空に太平洋高気圧が張り出すため、
梅雨明け感じられる空になるでしょう。
ただ、やはり、午後は
急な雷雨に注意が必要です。
また、あすも、
平野部を中心に気温が上がりやすいため、
熱中症には要注意です。
先週の涼しさから
急激な暑さですので、
熱中症のリスクが高めになります。
とくに、体の弱い方が
身近にいらっしゃる方は、
声をかけてあげてください。
明後日になると、
徐々に高気圧が弱まってきて、
北に上がっている梅雨前線が
南下傾向になってきそうですが、
金曜日くらいまで
晴れ間もありそうな資料に見えます。
晴れ間が見えても、
不安定が続きますので、
連休でお出かけや
キャンプなどをされる際は
雨具の準備をしておきましょう。
土曜日になると、
寒冷渦が朝鮮半島付近に
進んできそうな予想です。
寒冷渦の南東側は
もともと大気が
不安定になりやすい場所で、
それに加えて、
南西からの湿った空気が
供給されやすい場所になるため
梅雨前線の活動も活発になり
前線の南側では、雨雲が
発達しやすくなる恐れがあります。
今月上旬の大雨の時も、
朝鮮半島付近に、
寒冷渦らしきものがあり、
南西からの湿った空気の流れが
強化されていましたし、
前線の動きも鈍くなりました。
同じようなことが起きる心配がないか、
今後の資料、
予想に注目していきましょう。
とくに、九州北部方面へ
お出かけ予定がある方などは、
お気を付けください。
その後、この寒冷渦が抜けたあと、
来週になると、太平洋高気圧が
本格的に強まってきそうです。
ただ、タイミングについては
まだ資料によって差があります。
もう少し様子を見ましょう。
「今度こそ」がまた幻となるのか!?
20年7月17日(金) 17:11
天気の話なノダ
先週木曜日に、
「今度こそ・・・」
なんて書いていましたが、
今度も、なんだか怪しさが
増してきています。
ただ、これまでも書いていますように
月曜日から火曜日辺りを中心に
梅雨明けの雰囲気も
感じられるだろうという見解は
変わっていません。
それが、長続きしそうにないのです。
一方で、きのうよりも
後半の前線の影響について
弱めの予想も出てきました。
このあたりを、気象台が
どう判断するかになってきそうです。
少なくとも、
気象台による週間予報には
梅雨明けの雰囲気も感じられます。
ただし、やりすぎな雰囲気も、
同時に感じているノダです。
梅雨明けとなったとしても、
来週後半に、また
不安定な天気になる可能性は、
きょうの段階では考慮しておきます。
きょうも、涼しいですね。
日中に雨雲がかかっていなくて、
雲も薄くなっていることもあり、
昨日よりは気温が上がっていますが、
この時期本来の暑さには
程遠い体感になっています。
このくらいの暑さだったら、
梅雨が明けなくてもいい
という意見もありそうですが・・・
前線がいったん、
日中にかけて南に下がって
雲も薄くなりました。
きのう書いたネオワイズ彗星を
所々で
今夜見えるチャンスがありそうです。
昼間の雲が少なかった所を中心に
日没後の北西の空に
ちょっと注目してみてください。
(22時ごろまで)
(詳しくは昨日の日記のご参照を)
あすから、太平洋高気圧が
次第に強まってきて、
南の前線を押し上げてきそうです。
このため、あすは、再び
日中を中心に各地で雨が降るでしょう。
夜になると、また
雨の所が少なくなる予想です。
前線の南側になってくると
ムシムシと感じたり、
朝の日差しに暑さがあるものの、
朝から雲が多い所で
前線の北側の時間帯に雨が降り出すと
また半そでだとヒンヤリ感じるでしょう。
日曜日になると、
さらに太平洋高気圧が強まって
梅雨前線を北に押し上げそうです。
前線が北上するタイミングで
雨雲が所々にかかるでしょう。
念のため、雨の降り方に関して
最新の情報にもご注目ください。
雨雲の通り道以外では
夏を感じる青空が
見えてくる可能性もあります。
いずれにしても、この週末、
洗濯は安心して干せません。
出かけるときは、濡れない所に
入れておく必要があります。
月曜日から火曜日辺りも、
九州南部上空は
太平洋高気圧に覆われて
夏空が見えそうです。
ただ、湿った空気も多くて
安定はしないでしょう。
山沿いを中心ににわか雨の可能性もあり、
風で
平野部に流れてくる可能性もあります。
その後、来週後半は
また高気圧がしぼむ予想です。
ただ、梅雨前線が
九州南部まで
しっかり南下しない資料もあります。
南下しなければ週明けの
梅雨明けしそうな雰囲気が
そのまま続くのでしょうが、
しっかり南下してくると
戻り梅雨となりえて、
戻り梅雨は雨が強まることもあるので
注意が必要になる可能性も
含むでしょう。
このあたりは、週明けの様子で
また判断してみたいと思います。
なお、先日延期となった
H2Aロケットの打ち上げですが、
20日(月)の午前6時58分14秒に
再設定されました。
しっかり高気圧に覆われてきますので、
見える可能性があるものの、
だいぶ太陽が高くなった後の
打ち上げですので、
ロケット雲が伸びるのが見える程度で
キレイには見えにくいでしょう。
晴れていたら、
南から東にかけて伸びる雲と、
その後に独特に変わるか雲の形に
注目してみてください。
17年ぶりの涼しい宮崎県の昼
20年7月16日(木) 17:55
天気の話なノダ
涼しいですね。
昨日に続いて、
7月中旬とは思えません。
特に雨雲がしっかりかかった
昼頃にかけては
気温がほとんど上がりませんでした。
午後1時現在の気温も
20度を少し超えたくらいの所が
多くなっています。
午後になって
北部から雨が止んできていて
北部では、
徐々に気温が上がってきましたが、
それでも、夏日は出ませんでした。
さすがにこれは、
この時期にしては珍しいです。
調べてみると、
7月中旬から下旬で、
県内の全地点で夏日が出なかったのは、
2003年の7月15日以来、17年ぶりでした。
また、所々できのうから2日連続の
25度未満になっているのですが、
このうち延岡や小林、
それにえびの市加久藤では
どうやら観測史上初となっています。
梅雨前線はきょうも九州の南なのです。
雲の形などを見ても、
まだ、すぐに
一気に北上する気配はありません。
すくなくとも、明日朝にかけても
梅雨前線に近い南部を中心に
断続的に雨雲がかかりそうです。
ただ、朝以降、
梅雨前線がやや南にいったん離れ、
雲が薄めになる
予想になってきました。
少し日が差す可能性もあります。
ただ、安定は仕切らないでしょう。
午後は山沿いを中心に
また雨雲が出来てくる可能性があり
洗濯物は、空模様を見ながらの
対応がおススメです。
日中に雨が止んで
雲が薄くなりそうですので、
梅雨前線の北側でも、
今日よりは気温が上がります。
一方、朝にかけては
今朝と同じくらいの
ヒンヤリ感になりそうです。
引き続き、寝冷えをしないように
お気を付けください。
なお、あすの夕方に
もし北西の空の晴れ間があったら、
日没後の
だんだん暗くなる北西の低い空を
注目してみるのをお勧めします。
いま、ネオワイズ彗星が
見ごろとなっているのです。
彗星は尾を引いた
いわゆるほうき星です。
ネオワイズ彗星についての
詳しい情報は
国立天文台のこちらなどに
詳しく書かれています。
また、
どのあたりに見えるかについても
国立天文台のココで
調べることが出来るでしょう。
現在、1等星くらいの明るさで、
尾についても、肉眼で
確認できるという情報もあります。
ただ、市街地などでは
小型でも良いので
双眼鏡があると良さそうです。
また、写真にも
比較的簡単に映るようですので、
試してみる価値があります。
今回は、
予想以上に明るくなっていていて、
日本では久しぶりに
肉眼で彗星らしい姿が楽しめる
彗星です。
彗星は、すでに
太陽との距離が一番近い点を
通り過ぎていて、
この先は、徐々に暗くなりますので、
なるべく晴れた夜があったら
早めに見てみましょう。
探すときには、
日没直後でも、
それほど北西の高い空ではなく、
そこから暗くなるに従って
どんどん低くなっていきます。
明日の午後8時の宮崎市で
15度くらいの高さです。
15度は、腕を伸ばした時に
手を広げたときの
親指と人差し指の幅が
およそ15度になります。
彗星の尾は
太陽の反対側にたなびきますので、
頭が下で、尾は上を向いた小さい姿を
探してみましょう。
また、ノダが確認できた場合にも
お知らせします。
あさっては、梅雨前線が
徐々に北上しそうですが、
九州付近での前線が
イマイチハッキリしません。
南部を中心に雨雲がかかりそうですが、
今日の資料だと
それほどキケンな降り方には
ならないように見えます。
日曜日は、さらに
九州付近の前線が
不明瞭になってきそうです。
上空では、
太平洋高気圧が強まるため、
雨雲と雨雲の間で
夏らしい青空も見えてくるでしょう。
月曜日から火曜日にかけては
さらに高気圧が強まりそうですので、
青空のタイミングが増えそうです。
ココで梅雨明けとなるかどうか、
感じ方が
人によって違うかもしれません。
ぜひ、感じてみてくださいね。
気象台からの梅雨明けの発表は、
防災的な意味もあると思いますが、
季節の変わり目は、
人それぞれが感じたほうが良いです。
そういう感性が防災にもつながります。
ただ、きのうもお知らせしたように、
来週後半に、また
梅雨前線が南下する気配があって、
気象台としては、そのあたりを
どう判断するかでしょう。
日曜日から月曜日に
梅雨明けが感じられる空になったのに、
気象台からの発表がなければ
来週後半での
防災上の可能性も考えてみてください。
きょう発表された一か月予報も
これまでの傾向から変わりました。
一ヶ月の天候は
平年より晴れる日が少ない、
という表記になっています。
ただし、細かく見ると、
25日以降は
平年並みに晴れる日が多い予想です。
一か月予報の資料では、
太平洋高気圧もこれ以降、
順調に育つ予想になっています。
それでも、実際にそうなるのか・・・
不安な資料もあって、
2週間先までの海外の資料を見ると、
太平洋高気圧が弱めです。
ココまで
この太平洋高気圧が育つ
コンピュータの予想に
裏切られてきましたので、
フィリピン付近での
積乱雲の出来具合なども観つつ、
もう少し
様子を見ていく必要もあります。
なお、来週初めに梅雨明けしても、
来週後半の連休では
雨が降る可能性を
考慮しておいてください。
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