災いの中で改めて意識する防災

ノダっち

20年3月11日(水) 17:37

あれから9年ですね。

いまだにあの日から
しばらくの間に
目にした光景、映像は
忘れられませんよね。

宮崎は、前年の口蹄疫に続き、
冬からの新燃岳の本格噴火もあり、
そもそも不安定な気持ちで迎えた
春のはじめでしたね。

いや、むしろ
春の桜が咲くころには、
噴火も穏やかになって
花見が楽しめればよいなぁ、
という気持ちの矢先だったでしょうか。

あれからしばらく、
様々にイベントも自粛となりました。

いま、世界が、
今回は世界のあちこちで
再びの災いの真っただ中となり、
様々な活動が
自粛されている中にあります。

プロ野球の開幕も
あれ以来の延期となりました。

ただ、あの時は
災害のない地域では
経済を回すことで
支えていこう、ということも
呼びかけが出来ましたし、
宮崎では、子供たちの通学風景が
日常通りだったという
大きな違いもありますね。

この見えない敵との戦いは
なかなかに難しいものです。

一方で、震災も
原発という難し問題も抱えています。

こちらの復興も、
まだまだ道半ばですね。

一人一人があの日を忘れずに、
まだまだ考えて
行動しないといけないと思います。

そして、ともあれ、
せめてきょうは、
ユックリと家にいる子供たちと
いざという時のことを話し合ったり、
あの時の記憶がない子供や
定かでない子供に
語りついたりという日にすることも
大切な防災でしょう。

また、
普段からの備蓄の見直しや
備蓄品を使いながら回していく
いわゆるローリングストックなどは
この事態においても見直してくと、
いざ、先日のデマ騒動のように
不測のパニックが起きたときにも
役に立ちます。

来年は、10年ですね。

先日、土曜日のTBS報道特集で
「来年は10年で、節目、という言葉が
 多く用いられるかもしれないけど、
 区切りを付けてはいけないと感じる」
という趣旨のコメントをされていて、
あぁ、そうだな、
と私自身も心に刻みました。


きょうの県内は、朝から
スッキリと晴れています。

少し早起きをして
明け方の東の空を楽しんだノダです。

今、明け方の東の空には
火星、木星、土星が
斜めに並んでいて、
楽しむことが出来ます。

前にモーニングてらす!で少しお話した
望遠鏡で少し覗いて、
久しぶりの
木星のガリレオ衛星と
生土星リングを
楽しみました♪

きのうよりは空気が冷たくなっていて、
朝もきのうより寒さを感じられ、
昼間も風が冷たいのですが、
日なたにいると暖かさも感じられます。

朝はまだ平年よりは高めの気温で、
日中も平年並みでした。

きょうの風は、木枯らし側です。

最小湿度も
30%前後まで下がっていて、
冬の空気を感じます。


今夜からあす朝にあけても
空気が乾燥して
良く晴れる見込みですので、
放射冷却がしっかりと効きそうです。

風も夜遅くからは収まりそうですので、
内陸を中心に冷えやすいでしょう。

また冬の寒さになる所もあります。

体調管理に気を付けましょう。

また、平野部も含めて
霜が降りるくらいの最低気温
広く予想されています。
農作物の管理にもご注意ください。

あす日中は、
今日より薄雲が目立ってきますが、
日差しはしっかりありそうです。

雲が厚みを増してくるのは
夜からになるでしょう。


あさっては、早ければ
朝までに雨が降り出すところがあり、
日中は南部や平野部を中心に
雨が降りやすい予想です。

南岸低気圧型ですので、
朝の寒さが弱まっても
昼の気温が上がりにくいでしょう。

ただ、土曜日には天気が回復して、
この週末は晴れそうです。

晴れてくれますが、
春らしい暖かさは弱めになります。

むしろ、
土曜日の夜から日曜日の朝は
また冬の寒さでしょう。

昼間は
日差しの暖かさが感じられそうですが、
寒気が強まりますので、
山沿いは寒気の影響で雲が多く、
昼間も寒さをしっかり感じそうです。

土曜日から日曜日にかけてと、
月曜日から火曜日にかけて、
2段階での真冬並みの寒気
予想されています。

今後の予想にご注目ください。

ここにきて
4日程度の寒の戻りは、
桜の開花へのブレーキには
十分でしょう。

来週になったら、
標本木のつぼみを
また見に行ってみます。

200311
きょう昼ごろの
宮崎市の青空

きのうよりも雲も少なくなり、
スッキリ青空でした。

風はまだ強めでしたが、
きのうよりは波が収まった
大淀川でした。

9年前には、
この川も弱い津波が遡上し、
係留されていた小舟が
転覆するなども影響も
出ていたのを思い出します。

宮崎県内で観測された津波は、
日向市細島で88cm、
日南市油津で123cm、
宮崎港で164cmでした。
(宮崎地台HPによる)

南海トラフ地震による
津波のハザードマップなども
各市町村のHPなどで
確認しておきましょう。
または、
「わがまちハザードマップ」
で検索して、
国交省が運営するサイトから
調べられます。

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