少なくとも週末まで警戒

ノダっち

20年7月8日(水) 17:25

昨日の夕方以降、
再び強まってきた雨雲が
夜遅くにかけて九州北部に集中し、
また、大きな被害が出ています。

 

もちろん、雨も強かったですし、
キケンな降り方でしたが、
やはり、もう
災害が起きやすい下地に
なってしまっていることも、
被害を大きくしている要因でしょう。

 

一方、県内で
昨日の夕方の時点で
きょう未明あたりから予想されていた
発達した雨雲は、
夜になって変化が見えて、
深夜になって
ややトーンダウンした
予想に変わりました。

 

それでも、
南下していく雨雲が
最終盤で動きが遅くなったため、
日南や串間付近で
また一気に雨が増えて、
急に危険度が上がっています。

 

幸いにも、
今回は停滞傾向が弱くて、
次第に南下していったため、
先日ほどの影響にはなっていません。

 

それでも、やはり
急な河川の増水もありましたし、
土砂崩れも起きていますし、
道路の冠水などもあったようです。

 

今後のまだ予想される雨に備えて
水はけを再度良くするように、
ココの所の大雨の影響で、
身の回りの溝に
ゴミがたまっていないか、
雨が弱い時に、
もし可能であれば
点検しておくのも良いかもしれません。


日中は、一旦雨雲が南下して
北部を中心に
各地で晴れ間も広がりました。

 

日差しが多くなった所ほど
蒸し暑さも強く感じられたでしょう。

 

宮崎より南の地域は
日差しは弱めでしたし、
一旦止んだ後で
弱い雨雲がかかった所もあります。

 

前線が九州南部付近に南下していて
活動をやや弱めました。

 

夕方にかけては、
予想よりも北上が遅れたものの、
今夜以降は
再び北上傾向になる予想です。

 

前線の北上に伴って
やや活発な案雲が再び南部を中心に
かかってくる可能性があります。

 

すでに、くどいくらいに
お伝えしていて、
ココの読者の方には
もうこれ以上
言う必要もないと思いますが、
普段お読みならない方も
いらっしゃるかと思って
また書いてしまいます・・・

 

とにかく、いまは
これまでの雨が地面の中に
たっぷりと入っている影響で
災害が発生する可能性が
高い状況になっていて、
そこに再び雨が強まる恐れで、
危険度が上がりやすいということを
頭に入れておいてください。

 

土砂災害とともに
河川増水、それに伴う浸水などです。

 

また、当然ですが、
発達した雨雲の下では
雷も発生しやすいため
落雷にも注意が必要で
突風の発生にも注意しましょう。

 

あすの雨の強まるタイミングについては、
前線が北上して
県内が前線の南側になる
時間帯以降となりそうです。

 

午後の資料では、とくに
朝から昼過ぎくらいに
非常に激しい雨の予想になっていますが、
前線の動き次第になりますので、
あす朝からお伝えする新しい情報も
ぜひご確認ください。

 

あす夜の雨にも
気になる雨の形の予想もあり、
これがどこにかかるかで、
影響が大きく変わりそうです。

 

今夜以降、変化があれば
なるべくSNSも発信します。

 


明日の午後に九州北部付近まで
前線が北上した後は、
土曜日の午前くらいまで
停滞しそうです。

 

その後、11日の午後に
やや南下傾向になるように見え、
12日にかけていったん
活動が弱まりそうな資料もあります。

 

ただし、強いままですと
危険な局面です。

 

このあたりはもう少し様子を見ます。

 

週が明けると、
再び北上する見込みで、
九州よりやや北に伸びそうです。

 

さらに、来週中ごろにも
また南下傾向があったあと、
次の週末あたりには、
こんどこそ・・・ 

 

というのが、 きょう見えている
来週にかけての大まかな流れです。

 

が、なるべく早く、
太平洋高気圧がしっかり強まって
梅雨明けに向かう流れを
期待したいという思いは変わりません。

 

梅雨が明けると暑くなるのですが、
この災害の危険度が高い状況からは
一刻も早く脱したいものです。

200708_1
きょうお昼の
宮崎市の
明るい曇り空と
やたら鮮やかに見えた
公園の緑。

写真にすると、
そうでもなかったですが^o^;

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