前線南に入ると・・・

ノダっち

20年6月25日(木) 17:41

雲の多い、
梅雨っぽい空には戻りましたが、
平野部は雲が薄くなりがちの
梅雨空になっています。

梅雨前線が、さっさと
北に上がったためです。

前線の南側らしい空模様でしょう。

前線に近いエリアになった九州北部は
明け方から大雨になった所もあります。

さらに南に離れた九州南部は、
南西から流れ込む暖かく湿った空気が
東シナ海側の斜面で雨雲になって
県内の山沿いを中心に
流れ込んでいるものの、
県内に入ると雨雲が弱まって
平野部では晴れ間も覗くパターンです。

この南側の雨雲は、
先の予報になるほど
コンピュータが 多めに予想する傾向があり、
それに基づく予報では
しっかり雨の予報にもなりがちですが、
空振りをする傾向もあります。

ただ、時おり、この中で
急な雨雲の発達が起きたりするので、
油断も出来ないのです。

お伝えする際のバランスが
難しいパターンでもあります^o^;

それでも、当日には、
良い傾向で把握できてくるので、
なるべく、朝からお伝えする情報も
ご確認ください。

前線南側の夏の空気に加えて、
きのう、
「雲が薄くなった場合には 」
と書いたパターンで、
薄日が差して
蒸し暑さが強まっています。

宮崎空港では、
今年の県内最高の
34.6度まで上がりました。

この蒸し暑さのレベルも、
当日の状況で変わってしまいますので、
朝のつぶやき、OAなどで
補正いただけると幸いです。


あすは、九州北部から
弱まりながら前線が南下してきて、
夜には九州南部付近に伸びる
予想になっています。

主に、午前中に雨雲が予想され、
朝にかけては
東シナ海側を中心に
発達した雨雲が流れ込みそうです。

これが
県内の山沿いにもかかる所があって、
雨脚が強まる恐れがあります。

朝にかけての雨の降り方には
ご注意ください。

最新の
注意報などの確認をお願いします。

一方で、蒸し暑い空気の残る夜で
寝苦しい所ありそうです。
寝ている間の熱中症にも
お気を付けください。

その後、昼頃にかけて
前線の南下とともに雨雲が南下しますが、
だんだんと活動が弱まる予想です。

あすの午後は、山沿いも含めて
雨の止む所が多くなってくるでしょう。
北部を中心に雲の切れ間も出てきて、
だんだんと晴れてきそうです。


あさっては、
再び徐々に前線が北上して、
日曜日には、九州の北に
前線が伸びるでしょう。

所々で
雨が降ったり止んだりの
不安定な天気が続きそうです。

前線の南側になる日曜日以降、
また雨の強まりに
気を付けていきましょう。

資料によっては
月曜日の午前あたりに
また九州の北まで
前線が上がりそうなものもあり、
そうなると、
きょうのようなパターンがありえます。

いずれにしても、
来週の雨の降り方も
前線の位置によって変わるでしょう。
今の段階では、
どの程度の雨になるかは
ハッキリ予想できませんので、
最新の予報をご確認ください。


なお、きょう発表された一か月予報では
きのうの3か月予報の
7月の傾向と同じで、
この先一ヶ月の前半は
平年同様に曇りや雨の日が多く、
後半は、晴れる日が多い予想です。

資料を見ても、後半には
しっかりと太平洋高気圧が
張り出してくるように見えます。

この傾向だと、梅雨明け後は、
とくに暑さが強まりやすいでしょう。

無理のない範囲で
暑さに対しても、徐々に
体を慣らしていっておく必要も
ありそうです。

200625_1
午後3時ごろの
宮崎市上空
200625_2
きょう午後4時までの
最高気温

※午後4時以降に
さらに更新している所も
あります。

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