ノダっち

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一時的にちょっとだけ緩んだ寒気

ノダっち

25年1月8日(水) 17:22

天気の話なノダ

きょう日中は少し寒気が弱まりましたが、
あすから再び強まってきます。

体調管理やスリップ事故にご注意ください。


少しですが寒気が弱まって、
東シナ海の筋状の雲も減ったのですが、
気圧の谷が出来ていて、
その雲がかかっています。

寒気が弱まったとはいえ、
平年よりはやや強めの寒気が
入った状態が続いていて、
放射冷却もあって
朝はきのうよりやや冷えた所が
多くなりました。

日中も、この時期らしい寒さが
続いています。


あすは、次第に寒気が強まってきて、
山沿いは県境付近を中心に
雪雲が流れ込みそうです。

標高が高い所を中心に
積雪となる可能性もありますので、
スリップ事故や
農業施設の管理などご注意ください。


なお、スリップ対策については
きょうのCheckのニュースの中で
お伝えしたものが
配信されると思いますので、
そちらもチェックをお願いします。

上空1500m付近の寒気は
明日の夜くらいが底になりますが、
上空5500m付近の寒気は
金曜午前に底がありそりそうなので
10日の早いタイミングくらいまで
山沿いには
時おり雪雲がかかりそうです。

明日朝にかけては
雲が出ることもあり、
冷え込みはそれほど強くありませんが、
明日日中の気温は
きのうよりも低めの所が多く
なる見込みで、
冷たい風も強まって
余計に寒く感じられるでしょう・

夜には朝よりも冷えてきます。

朝の冷え込みが強く感じなくても
十分に暖かい服装を準備して
お出かけください。


そのまま
金曜日にかけて冷えてきて、
金曜日の朝には
広い範囲で氷点下に下がりそう
です。

五ヶ瀬町鞍岡は、
明日の午後に氷点下に下がった後、
金曜日は氷点下が続きそうな予想で、
今季初の真冬日の可能性が出ています。

一冬に1回は
鞍岡で真冬日が出るのは普通ですので
毎年ある強めの寒気、
という感じでしょうか。


土曜日以降は
だんだんと下層の寒気が弱まりますが、
放射冷却が効く土曜日の朝は
冷え込みが強い
でしょう。

また、上空5500m付近の
気圧の谷が日曜日に通過しそうで、
その影響で
日曜日はやはり不安定になりそうです。

日曜日の降水が
宮崎での初雪の可能性も含めて
注目しています。

この気圧の谷が抜けた後
再び下層の寒気が強まって
日曜日の夜から月曜日の朝も
冷え込む可能性もありです。

成人式、出初式関係の皆様
お気を付けください。

また、成人の日は
この気圧の谷が本州の南に低気圧を作ると
関東での雪の可能性も出てきますので
その可能性も含めて
連休に移動予定のある方は
最新の情報の確認をおすすめします。

来週前半に
一旦寒気が緩んだ後、
まだ程度に幅があるものの、
来週後半に
再び寒気が強まりそうな気配の
今日の資料です。

今後も注目していきましょう。

250108
キレイに冠雪した韓国岳
(環境省HPより)

へび雲の正体を考察

ノダっち

25年1月7日(火) 17:44

天気の話なノダ

年始に、県内では
各地でヘビ年にちなんだかのように
へびのように長く伸びたり
ウネウネした雲
見られたようですね。
 
MRTにも
たくさん写真や動画を
送ってくださっていましたので、
きのうの18時台の
お天気チェックの中で
紹介と招待について
考察させてもらいました。
 
1月2日については
間違いないと思いますが、
1月1日については
別の説があるかもしれません。
 
いずれにしても、
上空の風の流れが
作り出した雲で、
1月2日のものは、
明らかに5500m付近上空の
強風が作り出したものでした。
 
きのうのOAの様子を
書き起こしして下さり
一部補足も加えて
ので、
あの雲を見て、
何だろう?と思われた方、
ご参考にご覧ください。
 
今後とも、面白い雲を見つけたり、
自然現象がありましたら、
またMRTアプリからの投稿を
お待ちしています。
 
なお、その際は、
撮影された日時と場所、
方角などを記載いただけますと、
幸いですm( _ _ )m
 
 
さて、きょうは
予想通りに冬らしい空気が
戻ってきました。
 
1週間過ごした山口県から
日曜日に宮崎に戻ってきて、
さすがの宮崎の暖かさに
ホッとしていたのも束の間です(笑)
 
でも、それでもやはり、
山口の寒さの後では
まだマシに感じます。
 
一方で、やはり
昨日からの落差が大きいので、
余計に寒さも感じられるでしょう。
 
山沿いで
寒気による雲がかかりやすかった所は
さらに寒さを強く
感じられていると思います。
 
平野部は風が強めに吹いた所もあって
その影響で、寒さを
強く感じやすかった方も
いらっしゃったでしょうか。
 
きょうの最高気温は、きのうに比べると
5度前後低い所が多くなりました。
 
 
あすにかけては、
ほんの少し寒気が後退しそうです。
 
気圧の谷が通過する見込みで、
きょうよりも平野部も午後を中心に
雲が増えるでしょう。
 
山沿いを中心に
所々でにわか雨や
標高が高い所は
にわか雪の可能性もあります。
 
洗濯物は厚手のものが
乾きにくい所が多いでしょう。
 
朝にかけては、
けさよりも放射冷却が効いて、
やや冷える予想ですが、
日中は、寒気の弱まりで
最高気温がきょう並みか
きょうより少し高いくらいの予想です。
 
ただ、日差しが弱くて
暖かさを感じるほどには
なりにくいのではないかと思います。
 
あすの気圧の谷が通過した後、
あさってには、きょうよりも
もう一段階寒気が強まりそうです。
 
一方、乾燥注意報は続く見込みで、
気象台から発表されています。
 
引き続き、火の取り扱いには
ご注意ください。
 
 
あさってから金曜日にかけては
今季一番の寒気が流れ込んできそうです。
 
一冬一回レベルの強さになります。
 
寒気が強まる過程の
木曜日の後半を中心に
雪雲が山沿いにかかりそうです。
 
峠道の積雪などに注意しておきましょう。
 
土日は、少しずつ
寒気が抜けて行きそうな予想に
なってきました。
 
その影響で
日曜日は気圧の谷が通過して
雨雲がかかりそうな予想に
変ってきています。
 
ただ、まだこの辺りは
変る可能性もありますので、
今後の新しい予報もご確認ください。
 
連休明けにかけて
上空の気温の予想も
バラつきが大きくなってきましたが、
来週も、もう一度
寒気南下の気配も出ています。
 
もう少し様子見です。
 
 
なお、
去年の日本の年平均気温について、
きのう、気象庁のHP上で
確定が出ていました。
 
画像欄に載せておきますが、
日本全体では、
一昨年も1898年以降の
過去最高を大幅に更新していて、
去年は、さらに
それを上回る結果となっています。
 
この日本の平均気温は
長期の観測記録があって、
都市化の影響が小さい中で、
地域の偏りがないように
北海道の網走,根室,寿都(すっつ),
山形,石巻(宮城),
伏木(富山県高岡市),
飯田(長野),銚子(千葉),
境(鳥取),浜田(島根),
彦根(滋賀),宮崎
多度津(香川),名瀬(鹿児島・奄美),
石垣島(沖縄)
の15地点のデータが使われていて、
宮崎の気象台の数値も
日本の気候変動を探るうえで
重要な位置づけなのです。
 
※本日の17時台のお天気チェックで
 石巻(岩手)と表示していましたが、
 宮城県の誤りです。
 お詫びして訂正いたします。

いずれにしても、
今後の気候変動の行方にも
注目しましょう。
250107_1
元日夕方に見えたヘビ雲
(視聴者提供:
宮崎市から南の空)

遠くの空の高い所の巻雲を
横から見ているのではないか、
というのがノダの説です。

クロスしているようにも見えるので
何本も薄い雲が並ぶ
巻雲の特徴に合います。

地球は丸いので
空も丸くなっているので
空の高い所の雲は
遠くに行くと横から見るように
なるのです。

単純に三角関数的に計算すると、
10kmくらい上空の雲は
200~300kmくらい先のものが
地平線の少し上あたりに見えます。
(地球が丸いことを考慮すると
もう少し近くなると思いますが、
私には
その計算の技術は無いですm(_ _)m
250107_2
1月2日の白ヘビ雲
(視聴者提供:撮影場所は野尻)

こちらは、次に載せる
衛星画像で見える
九州の南の
雲の境目で間違いないでしょう。

上空5500m付近の
強い風の流れに対応している
雲です。

こちらの解説は
ニュース記事をご覧ください。

雲に近い串間付近では
もっと影の部分が大きく見えて
白い部分が小さくなっていました。
250107_3
1月2日午前10時半の衛星可視画像

年始は去年の宿題の答え合わせから

ノダっち

25年1月6日(月) 17:30

天気の話なノダ

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

昨年も最後に書いたのと同じですが、
ひたすら、穏やかな天気の一年を
願いたい年明けです。


が、
まずは、昨年の宿題から確認しましょう。

結局、去年、2024年の
宮崎(気象台)の年間の平均気温は、
19.3℃で、
1886年の観測開始からの
観測史上最高
になりました。

1998年の壁を
ついに突破しています。

というか、、、

年末25日に気象庁が発表した
見込みをもとにした速報では、
日本全体での平均気温も、
平均海面水温も、
世界の平均気温も、
観測史上最高になる見込み

と発表されていました。

確定の発表に注目しましょう。

ただ、12月は、しっかり冬らしくなって
その影響もあって、県内は
まとまった雨雲が入ってこず、
宮崎の12月の降水量は
結局0ミリ
でした。

1988年以来、139年の観測の歴史上、
2回目の0ミリです。

そのまま年を超えして、
きのう(5日)まで41日連続で
0ミリになりました。

大みそかは
風がやや強まったようですが、
元日からのデータを見ると
4日にかけては
比較的穏やかに晴れた
年明けだったように見えます。

元旦も、
SNSの投稿など見ていると、
予想していたほどの寒気の雲が出ずに
キレイに海からの
初日の出が拝めたようですね。

3日に寒気が強めに入って、
4日の朝は、放射冷却も効いて
神門でー6.6度
まで下がって、
今季県内一番の冷え込みを
更新しています。

きのうは、
やや雲が多くなってきて、
そして、ついに年明けの今日、
41日ぶり、約6週間ぶりに、
1ミリ以上の雨を観測しました。
 
早い所は、
日付が変わるのを待たずに
昨夜から降り出しています。
 
雨がなかなかちゃんと降らずに
空気もカラカラに乾いていましたし、
そういう面でも、植物にとっても、
恵みの雨となったでしょう。


ただ、きょうは、
もう朝には止んできたところが多く、
日中にかけて
各地で晴れ間も戻りました。
 
前線を伴った低気圧が
九州南部付近を通過して
暖かい空気も流れ込んだため、
けさの冷え込みは弱まっていて、
日中も、日差しが戻って
平野部の各地で
16度前後まで上がっています。
3月中旬並みの所もありました。
 
ただ、今夜からは、
低気圧が東に抜けて
再び冬型の気圧配置になり、
寒さが強まってきそうです。
 
あすは、しっかり
冬らしい空気の冷たさに戻ります。
 
体調を崩さないように
お気を付けください。
 
県内は広く晴れて
空気が乾燥してくるでしょう。
 
火の取り扱いに注意が必要です。
 
一方、水曜日から金曜日ごろには
下層の寒気がさらに強まって、
山沿いで雲が多い所があったり、
雪が降る可能性があります。
 
さらに、特に金曜日ごろは
上空5500m付近の寒気も強まる予想で、
そのタイミングは
平野部も含めて雲が増えそうです。
 
宮崎市内にまで
雪雲が届くかどうかに注目しています。
 
3連休は
広く晴れますが、
晴れれば晴れるだけ
朝の寒さが強まるでしょう。
 
日曜日は出初式なので
個人的に冷え込みは
戦々恐々です^o^;
250106_1
3日の深夜~翌明け方は
毎年恒例の
しぶんぎ座流星群でした

毎年、正月は
酔っぱらっているし
寒いし、
実家のあたりは雲が多いし、
ふたご座流星群に比べると
出会える流星も少ないので
注目しないのですが、 今年は、この夜、
アルコールを控えたのと、
良く晴れていたので、
出かけようと思い
実家の庭で試し撮りをしました

工業地帯で明るいので
こういう撮影をしようと
思ったことがなかったのですが
意外と
星がしっかり映ってくれました。
(工場地帯からの明りで
 木の頭が光ってますが^o^;)

で、このあと
もっと暗い夜空の所に
出かけたのですが、
強まってきた寒気の影響で
雲が増えて見えませんでした。

ココで撮っていた方が
流星に会えた気がします^o^;

てことで、今年も
しぶんぎ座流星群は
見えませんでした(笑)
250106_2
そんな小さな庭に植えてある
モミジです。

上が30日、
下が5日です。

年末に帰省した時に
このモミジの葉が
残っているのが
かなり珍しかったので
撮っておいたのですが、
そもそも、
色も赤ではなくて
オレンジでした。

やはり、山口も
秋の高温の影響が
こんなところにありました。

昨日は、
しっかりといつもの
冬らしい姿になっていましたが。
250106_3
29日は
2シーズンぶりの
スキーに出かけました

初心者の子供たちも
連れて行ったことと、
自分の膝のこともあり
緩斜面のみでしたが、
前日に強まった寒気で
広島・島根・山口の県境付近でも
たっぷりの新雪もあり
やはり楽しかったです
250106_4
きのう夕方の
川南PAからの南西の空

飛行機雲と
おぼろになった月と
その間に金星も
うっすらありました

下り坂感満載の空でした

来年は穏やかな一年になりますように

ノダっち

24年12月25日(水) 16:45

天気の話なノダ

けさもスッキリ晴れて、
放射冷却で内陸を中心に晴れました。
 
今季の県内最低を
更新するほどにはなっていませんが、
北部山沿いはー5℃前後まで下がっています。
 
一方、日中の最高気温は
15度前後まで上がった所が多く、
朝との気温差は
山沿いで
15度以上になった所もありました。
 
内陸を中心に
朝と昼の寒暖差が大きくなっています。
 
 
日中も広く晴れていますが、
きのうよりは
雲が目立つ空になってきています。
 
今夜以降は
雲が広がりやすくなりそうです。
 
日付が変わるころからは
一部で弱い雨がパラつく可能性があって、
あすの午前も、山沿いを中心に
所々で一時的に雨が降るでしょう。
 
五ヶ瀬ハイランドスキー場やえびの高原も
雪ではなくて、雨の可能性が高いくらいの
上空の気温の状況が予想されています。
 
今夜からあす朝にかけては
寒気が弱まって
しかも放射冷却も弱まるため
冷え込みも緩みそうです。
 
あす日中の気温は
きょうと同じくらいの予想ですが、
日差しが弱くて
風も強まる所があり、
体感的にはきょうよりも
寒さを感じやすいかもしれません。
 
 
あすの午後以降は、
ジワッと寒気が南下を始めて
晴れてくる見込みですが、
本格的な寒気の強まりは
金曜日の夜以降になりそうです。
 
あす午後以降は
再び乾燥しやすくなるでしょう。
 
土曜日は、気圧の谷の通過もあって
山沿いには雪雲や雨雲がかかるでしょう。
 
平野部にも流れてきて、
初雪があるかどうかも、
ちょっと注目しています。
 
下層の寒気だけではなくて、
5500m付近の寒気も強まるので、
九州山地で
弱まりきらない雲が出来る可能性も
十分にあるのではないかという予想です。
 
峠道を通行予定の方は
気象台から積雪に関する
府県情報などが出ていないか、
ご確認ください。
念のためのチェーンなどの準備は
おススメします。
 
週末は冬本番の寒さになるでしょう。
 
特に土曜日は、
午前を中心に風が強めに吹きやすくて
一層寒さを感じそうです。
 
朝の冷え込みとしては、
風が落ち着いてくる
日曜日や月曜日の朝の方が強まるでしょう。
 
 
その後、年末にいったん寒気が弱まって
30日から31日頃に雲が増えて
山沿いを中心に
にわか雨の可能性がありますが、
元日には寒気が南下して
晴れてきそうなきょうの資料です。
 
この流れの傾向は
きのうまでよりも揃ってきています。
 
ただ、年明けの寒気の底や
その程度については
まだ差があるので、
今後の新しい予報もご確認ください。
 
きょうの予想だと
初日の出が拝める可能性が高い一方、
朝はちゃんと冷えそうです。
 
ということで、
毎年恒例の
県内初日の出スポットの
初日の出時刻を
今年も国立天文台のHPで
緯度経度と標高から計算しましたので、
載せておきます。

国見ヶ丘(高千穂町)7:13頃

愛宕山(延岡市)7:12頃

ETOランド速日の峰
(延岡市北方町)7:10頃

お倉ケ浜(日向市)7:15頃

馬ヶ背(日向市)7:13頃
<標高40mで計算>

都農ワイナリー(都農)7:12頃
<標高160mで計算>

高鍋海水浴場(高鍋町)7:15頃

青島(宮崎市)7:14頃

鰐塚山山頂(宮崎市)7:09頃

サンメッセ日南(日南)7:12頃
<標高120mで計算>

都井岬(串間市)7:11頃
<標高255mで計算>

金御岳(都城市)7:11頃

矢岳高原展望台(えびの市)7:13頃

韓国岳山頂 7:09頃

高千穂峰山頂 7:09頃

以上は、計算上の
地平線、または水平線から
太陽が頭を出す時刻です。

「頃」と書きましたように、
実際に見る場所の標高によって
多少変わりますし、
太陽が昇る方角にある
山や建物によっては
上記時刻よりも
遅れて上がって来ます。

また、海上にある雲によって
数分~数10分ほど
遅れることもあり、
今回も、寒気の影響で
海上に雲がある可能性があるため、
見通しの良い沿岸でも
遅れると思っておいた方が
良いでしょう。

また、寒くなりますので
十分な防寒が必要です。
 
寒気の強まる状況やタイミング次第では
ご来光登山は、 雪が降る可能性もあるため
厳重な装備と
慎重な判断・検討をお願いします。
 
 
その後、少なくとも
3が日は晴れやすくて、
冬らしい寒さが続くでしょう。
 
また空気も乾燥しやすいため、
火災予防は十分に気を付けてください。
 
きょうの予報だと
4日まで晴れて、
5日が雲が増えそうです。
 
仕事はじめの方が多いであろう
6日(月)も晴れそうですが、
冬型で始まる気配になっています。
 
 
ということで、
先日もお知らせしましたが、
ノダは、年内のお仕事は本日までです。
 
今年は、とにかく
気候変動という面において、
非常に気になる一年でした。
 
来年は、年明けは
ちゃんと冬らしい予想ですが、
春以降、どうなっていくのか、
そういう面でも
また注目していきましょう。
 
いずれにしても、
穏やかな2025年になると良いですね。
 
来年もよろしくお願いします。
 
良いお年をお迎えください。
241225_1
冷えそうだった
きのうの午後5時半過ぎの空

この写真では分かりにくいですが、
金星がとてもきれいでした
241225_2
昨日より少し雲が増えた
きょう昼過ぎの空

引き続き記録更新ペース

ノダっち

24年12月24日(火) 17:30

天気の話なノダ

スッキリ穏やかに晴れた
クリスマスイブになっています。

やや寒気が残っているので
空気の冷たさもありますが、
日差しの暖かさも感じられる
昼の宮崎市内です。

朝の冷え込みも
きのうに比べると
少し弱まっていました。

一方、空気は
引き続き乾燥しています。

きょうも、最小湿度は
30%台まで下がった所が多くなりました。

高気圧がしっかりと
覆ってきているので、
トナカイさんも、
九州上空は
安定飛行ができる夜になるでしょう。

その分、今夜から明日朝は、
放射冷却で冷える空気が
たまりやすくなる所がありそうで、
山沿いは
冷え込みが強まる所もありそうです。

今季の県内最低気温を
更新する可能性も
あります。

明日の日中は、
冬型がゆるんでしっかり高気圧に覆われ
寒気も弱まるため、
今日よりも温かさがある予想です。

内陸部は、きょうよりも
暖かくなる所があって、
一層、朝と昼の寒暖差が
大きくなるでしょう。

日中にかけては
薄雲が出るくらいで良く晴れて
空気も乾燥しそうです。

火災予防をお願いします!


ただ、寒気が弱まると
雲が増えるのがこの時期の県内で、
明日の夕方以降は
次第に雲が厚みを増してきそうです。

明日の夜から明後日の午前は
所によって弱い雨が
パラツク可能性もあります。

明後日の午後以降は、
晴れてくるとともに
再び寒気が南下してくるでしょう。

明後日の朝は
鍋蓋の役割の雲も広がるため
地上の熱が逃げが弱くて
冷え込みが弱まって、
その分、明後日の昼間も
寒さは弱めになりそうです。

寒気が強まるのは
金曜日からになりそうですが、
明後日の午後は
冷たさを含んだ風が
やや強まる可能性もあります。


金曜日には
再び本格的な寒気が南下してきそうです。

土曜日にかけて
一気に寒くなってきますので
体調管理にご注意ください。


その後、年末30日ごろにかけて
寒気が弱まって
雲が増えそうな流れですが、
雲の暑さに関して、
資料によってばらつきがあります。

そのまま、
元日にかけても
寒気の入り方の予想が
まだかなり幅がある状況です。

また明日の
最新の予想でもお伝えします。


さて、今月の降水量は
ここまで引き続き0ミリの宮崎市
です。
(無降水ではなくて、
 パラツク程度の雨はありましたが、
 0.5ミリ以上の雨は降っていません)

139年間の観測史上、
1998年以来2度目の
0ミリの12月になるかどうか、
その点でも、この先の予報にも
ご注目ください。

なお、26日まで0ミリだと
12月に26日連続0ミリになるのが
19年ぶりになります。
 
それを超えると、
25年ぶりの28日連続が
次の壁です。

また、今年の平均気温は、
きのうまでで、年平均気温が
先週想定した
これまでの最高を下回る
下限の平均気温よりも
高めで経過しています。

先週からきのうまででは
冬日になった昨日が最低の6.3℃で、
仮に、あと1週間が
昨日並みだったとしても、
もう過去最高になる試算です。
 
この先の予想気温を見ると、
もう、かなりの確率で
年平均気温が観測史上最高になると思われます。
 
気候変動という面で
ひとつ大きな曲がり角の今年です。
 
 
きょう発表された3か月予報では
1月も、降水量は
平年並みか平年より少ない予想です。
 
平均気温も、平年並みか平年より低い
可能性が高くなっています。
 
まだラニーニャ的な影響もあり、
暖冬傾向は出なさそうです。
 
2月は、平均気温の予想が
低:並:高=3:4:3になり、
傾向が弱まっています。
また、降水量の予想は
少:並:多=4:3:3で、
傾向が弱いながらも
やや少雨よりです。
 
プロ野球のキャンプシーズンなので
少雨よりは、関係者には助かるでしょう。
ただ、最近は、
早めの菜種梅雨の傾向も出たりする2月。
来春がどうなるか、
そのあたりも注目してみましょう。
 
なお、3月の平均気温は
低:並:高=2:3:5で
高温寄りになってきています。
 
冬が寒くて
3月の気温が高めになると、
サクラは早めに咲くかもしれません。
241224_1
今日の昼すぎの
スッキリ青空
241224_2
3か月予報資料
(気象庁HPより)

このまま読み取ると
2月前半くらいまで
冬型の気圧配置が出やすく、
冬らしい寒さの日が
多くなりそうな予想です。

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