気象台のアジサイ真花開花は遅れ気味

ノダっち

20年6月3日(水) 17:52

梅雨空が戻ってきています。

金曜日のあさトク
久しぶりの
お天気クイズをする予定になっていて、
その取材で気象台に行ってみました。

クイズの中で、
きょうの取材をどう使うのか
OAをお楽しみにされてください^o^

久しぶりに気象台に行ったので
ついでに標本木をチラッとみてみると、
アジサイの標本木は
ガクが開き始めている所でした。
平年が5月30日の
真花の開花には
まだ時間がかかりそうです。

一方、乱れた咲き方になった
ソメイヨシノの標本木は、
しっかりと葉が茂っていました。

ちょっとホッとしたノダです。


きょうは、梅雨前線が
再び北上して来て
九州南岸に伸びています。

東シナ海では、
前線が折れ曲がって
活動が活発になっていて、
ココに低気圧が発生しつつ、
今夜にかけて
九州南部付近を通過しそうです。

この影響で、今夜、
南部を中心に発達した雨雲が
かかる恐れがあります。

激しい雨音や
連続した雷の音などが聞こえたら、
レーダーを確認したり、
外の様子や危険度分布などを
ご確認ください。

・危険度分布(気象庁HP)


あすも、
梅雨前線は九州南岸に予想され
前線に近い所、
とくに南側には
発達した雨雲がかかる恐れがあります。

この前線の位置の予想が
なかなかに不安定なのですが、
前線が波打っていて、
この波の大きさやタイミングが
資料によって違っていたり、
新しくなるたびに変わっていました。

ただ、きょうの日中以降の資料は
ブレが
小さくなってきたように見えます。

あすの雨雲は、基本的には、
県南にかかりやすくなりそうです。

特に前線に近い串間付近では
雨の量が多くなる可能性もありますので、
最新の土砂災害警戒メッシュの情報にも
ご注意下さい。

一方、日南より北のエリアは
午後にかけて
次第に止んできそうです。

とはいえ日南や都城付近は
少しでも北にブレると
雨量が増えたり長引く可能性もある
エリアになります。

宮崎より北は、
昼前から止んできそうな予想もあり、
北に行くほど、
あすの雨の時間が短いでしょう。


あさっても
前線は九州の南で、
あすよりも
さらに南下傾向の予想です。

前線に近い南部を中心に雲が多いのの、
北部を中心に晴れ間もあるでしょう。

梅雨前線は、
土曜日に、やや北上傾向で
また九州南岸に近づきそうですが、
日曜日から月曜日は
南に離れそうな資料が続いています。

その後、来週後半になると、
九州北部~九州の北に
伸びるように予想されてきました。

九州北部での梅雨入りのタイミングは
来週後半になりそうです。

このタイミングになると、
蒸し暑さが強まってきますし、
梅雨のステージが進み、
県内で雨が強まりやすくなります。

注目していきましょう。

200603_1
気象台のアジサイの標本木
200603_2
気象台の
ソメイヨシノの標本木

投稿月