かなり早い菜種梅雨の入り

ノダっち

20年1月22日(水) 17:47

かなり早い菜種梅雨に入ったようです。

朝は、東の空を中心に
少し晴れ間が見えましたが、
昼間の日差しは、
各地ともほとんど出ていません。

午後になると、
北部山沿いに一時的に
弱い雨雲もかかりました。

昨日の予想よりも、
やや早めに雲がしっかりと
広がってきた印象ですが、
雨雲としては、
予想ほどかかってきていません。
雨雲は九州北部に偏ったようです。
前線の南側になると、
こういうパターンもありますね・・・

朝は、この時期らしいくらいの
寒さになったところが多く、
日中は、日差しの温もりがなく、
最高気温が10度前後に留まった
山沿いや北部を中心に
寒さを強く
感じられている所もあるでしょう。

ただ、宮崎市内では
日差しが少ないわりに
空気の冷たさをあまり感じませんでした。


きょう、雲の広がりが早まった分、
あす前線が南下するタイミングも
早めに予想されてきました。

しかも、前線はやや活発な状態で
南下してきそうです。

午前中、特に朝にかけては
雨脚が強まる所もあるでしょう。

雨雲の発達具合によっては
雷を伴う恐れもあり、
その場合は、落雷の他、
突風の発生にももご注意ください。

午前の資料だと
あす午後も雲が多くて
雨が残る所もありそうでしたが、
きょう午後の資料だと
あす午後には前線がやや南下し、
西風が吹いてくる影響で
平野部を中心に晴れ間が出そう
気配も見えています。

しっかり南下するパターンになれば、
早めに止んでくる
北部平野部から、
洗濯物を外の風や
日差しに当てるチャンスも
少しありそうです。
(晴れ間が出なければ、
 あぁ、午前の資料のように
 南下しなかったのね、と
 思ってください^o^;)

朝にかけては、
雨雲を強まらせる可能性もあるような
温かい春の空気が流れ込むため
気温があまり下がりません。

朝の最低気温は、
4月並みの気温になる予想です。
布団の調節をしておいても
良いかもしれません。

日中には、
少し冷たい風が吹く所もありますが、
雨が上がってくる午後には
気温が上がるでしょう。
日が差すと、
上着がいらないくらいの
所もありそうです。


あさって以降の雨のタイミングは
これまた前線の
南北への微妙な動き次第だったり、
前線の強まるタイミング次第だったりで
変わってきます。

きょうの資料だと、
あさっての雨は午前が中心で
午後を中心にしっかりと
止むタイミングがありそうです。

土曜日から月曜日頃は、
前線が九州南部付近で
活動が強そうな資料になっています。

その後、来週中ごろには
次第に東に抜けるものの、
その後、上空の寒気を伴った低気圧、
いわゆる寒冷渦が南下する見込みで、
この寒冷渦が抜けるまで、
不安定な天気が続きそうです。

また、寒冷渦の動きの予想が
資料によってマチマチですので、
地上の前線や低気圧の予想も
バラバラになっています。
来週後半の予想は、
もう少し様子見です。

ただ、寒冷渦が寒気を南下させて、
月末頃に冬型になって
寒くなるとともに
平野部を中心に
天気が回復しそうな気配は
引き続きあります。

それにしても、
何度も書いていますが、
この時期の梅雨っぽい天気は異例です。

寒気が南下しにくくしている
上空の偏西風の流れが
このかなり早い菜種梅雨も
もたらしているのでしょう。

今後、ちゃんとした
菜種梅雨も来るのか?
2月になっての、
早めの菜種梅雨もあるのか、
どうなのでしょうね。

このパターンは
経験がないので、
そのあたりにも興味があります。

春にかけても、
季節が早めに進むのか、
それとも、どこかで
季節の進みが足踏みするのか、で
菜種梅雨が出るかどうかでしょう。

なお、この暖冬傾向の影響で
花粉の飛散が早まりそうだ、
とWNI社が発表しています。

宮崎など九州南部は、
2月6日~10日の間に
本格的な飛散開始となる
予想になっています。

このかなり早い菜種梅雨の間に
準備を整えておいて、
明けて晴れたタイミング辺りから、
気を付けていきましょう。

なお、MRTでは、
今年もWNIの
花粉プロジェクトに参加して
屋上にて自動花粉観測機
ポールンロボみよって
花粉数を計測しています。

MRT屋上での観測数は、
こちらから1時間おきの最新データを
見ることが出来ますので、
花粉症の方は、ぜひご活用ください。

200122
異例な週間予報を
記念に載せておきます
(22日11時WNI発表)

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