再び南岸低気圧

ノダっち

20年1月16日(木) 17:55

また南岸低気圧が
進んできています。

暖冬の時は、
南岸低気圧の影響を受けることが
多くなりがちです。

そして、県内で雪が降るのも、
冬型で降るよりも
この南岸低気圧で降ることが
多くなるのも暖冬の特徴でしょう。


朝は、
レーダーに反応があったものの、
地面付近の湿りが弱く、
おそらく地面には
雨粒が届かなかったでしょう。

昼前に不意に青空が覗きましたが、
昼過ぎには、南部から
弱い雨雲がかかってきました。

雲が増えたことで朝の冷え込みは
平年より弱めになったものの、
日差しが無くて
ヒンヤリと感じられたでしょう。

昼間も、特に午後に
雨が降り出してから、
少し寒さが強まって感じます。

雨の降り出しで
気温も少し降下したようです。


低気圧は、今夜からあす明け方に
九州の南を少し離れて
通過するため見込みで、
低気圧本体による雲というよりは
低気圧の北にできる気圧の谷と
湿った空気の流れ込みで
雨が降ると予想しています。

上空の寒気は、1500m付近で
0度の線が県北部を
スッポリ覆うくらいの予想です。

高い山の上、スキー場などは
雨ではなく雪の可能性が十分に高く、
ふもとでは
雪になる所、ミゾレの所、
雨になっている所と
気温によって分かれるでしょう。

きょうの午後に
雪が降ったえびの高原は、
低気圧が南を通るときに
少し気温が上がる見込みで、
雪のまま経過するか、
雨に変わるか微妙なところです。

低気圧から遠い北部は
雨雲・雪雲の量が
少なくなる可能性もあります。

このため、そもそも
量も多くない可能性がありますが、
峠道を通行予定の方は、
念のため、
雪の備えをしておいてください。

あすの日中には
低気圧や前線が東へ抜けて、
天気は回復に向かいそうです。

気圧の谷が残って、
スッキリ晴れてきにくいかもですが、
昼前からは、所々で
時おり晴れ間が出てくるでしょう。

風はあすも冷たい見込みです。


あさって土曜日は、
スッキリと晴れやすいでしょう。

日曜日には、
上空の気圧の谷が
通る予想になってきていて、
山沿いを中心に雲が増えそうです。
場合によっては、
にわか雨(高い所は雪)の
可能性もありますが、
今のところ、広い範囲での
しっかりとした崩れはないと
見ています。


来週の前半にかけては、
この時期らしい
寒さになりやすい見込みですが、
来週の後半は
気温が上がってくるでしょう。

きょう発表された一ヶ月予報は、
引き続き高温傾向の予想です。

資料を見ると、
とくに25日頃に気温が上がりそうな
予想になっています。

その後は、いったん
寒気が入る可能性があるものの、
全体としては平年より高い予想です。

さて、今年も
プロ野球キャンプの開始のころには、
弱い寒気があるかもしれない
資料もあります。

注目しましょう。

200116_1
午後4時ごろの
えびの高原
(MRTの情報カメラより)
200116_2
昼前の
MRTから西の空

少しうっすら
青空が広がりました

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