日本の年平均気温が統計史上最高に

ノダっち

19年12月24日(火) 17:42

きのう、気象庁から
今年の日本の年平均気温が
1898年の統計開始以降で
最も高くなる見込み
と発表がありました。

確定値は年明けに発表されます。

宮崎市でも、
「今年」は、1月以降、まだ一度も
冬日=氷点下が出ていません。
前シーズンの冬も暖かく、
今シーズンの冬も
暖冬傾向ですし、
夏は夏らしく温かく、
春に異常に暑くなった時も
あったりしましたので、
疑問はないでしょう。

以前に、温暖化について書いた通り、
この100年のスケールでは
温暖化が進んでいるのは、
データ的な事実です。

そこから目を背けることは、
正常性バイアスでしょう。

季節ごと、月ごと、
世界的な傾向などのデータは、
気象庁HPのこちら
まとめられています。

ぜひ一度、見てみてください。

なお、この地球温暖化を測るための
統計データには、
100年スケールでの長期のデータがあり、
その中でも、比較的
都市化の影響が小さい
全国15地点のデータが使われていて、
宮崎の気象台の数値も
その一つとなっています。

世界の気候変動も測っている
一つの指標が宮崎にあるのです。

宮崎の自然が
これからも豊かに守られたいとも
願います。


さて、空は
薄雲が多めになりました。

朝はスッキリと晴れたものの、
昼前後はやや厚みを増していて、
日差しも弱まりがちです。

日差しが弱まると
やはり寒さを感じます。

予想よりも
分厚い雲になった印象です。

ということは、あすは
しっかりと崩れてくるでしょう。


あすは、はじめ雲が薄く
北部を中心に所々で
晴れ間が残りそうですが、
次第に前線が近づいて
南部の早い所で
昼前からは、ぱらつく程度の
弱い雨雲がかかってきそうです。
午後にかけては、
北部にも雨の範囲が広がるでしょう。

夕方から夜には
やや雨脚が強まる所もあるでしょう。

出かけるときに晴れ間が見えていても、
忘れずに傘を持ってお出かけください。

洗濯物を干したままのお出かけも
出来ません。

きょうの資料だと、
あさってに日付が変わると、
一旦止み間がありそうです。

もう一本、別の前線が
あすの午後に通過して、
山沿いを中心に降る予想に
なってきています。

平野部では雨雲が少なそうです。

ただ、このあたり
実際の雨雲にならないと
よくわからないので、
様子を見ましょう。
また、あすお伝えします。

日食は厳しいながらも、
望みはまだあるでしょう。

低気圧のコース的にも、
この前の日曜日ほど
寒くは無さそうです。

五ヶ瀬ハイランドスキー場でも
雪ではなくて雨でしょう。
県内でのホワイトクリスマスは、
無いですね。
ゲレンデへの影響を心配しています。


あさっての夜以降、
前線がのけていくと、
次第に冬型になります。

金曜日は、一時的に
本格的に冬の寒気が入りそうな
予想でそろってきました。

土曜日にかけて、
冬らしい寒さになるでしょう。
冷たい木枯らしも吹きそうです。

ただ、早ければ
もう日曜日から下り坂に向かい、
月曜日には再び雨の予想ですが、
その後、再び寒気が南下しそうな
資料が優勢となってきました。

年末年始らしく寒くなりそうです。

寒くなれば、
初日の出が見える可能性が高まります。

ただ、寒気のレベルは、
今週金曜日のほうが強そうです。
ココも変化がないか、
もう少し様子を見ましょう。

191224_1
日本の年平均気温の推移
(気象庁HPより)

黒丸が
各年の数値で、
青い線は5年移動平均
(前後5年間の平均)で
赤い線の傾きが
左上に載っている
100年で1.24度上昇を
示している
長期的な変化傾向
(回帰直線)です。
191224_2
きょう昼前の
MRTから北西の空

青空が少し見えて、
雲底は
ナミナミしていました。
下り坂のサインでしょう。

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